活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


2009年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2010年01月

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リフレクティブ・マネジャー

リフレクティブ・マネジャー 一流はつねに内省する (光文社新書)
リフレクティブ・マネジャー 一流はつねに内省する (光文社新書)
(2009/10/16)
中原 淳 & 金井 壽宏 商品詳細を見る

満足度★★★

  あなた自身は、学んでいるのか?
  あなた自身は、成長しようとしているのか?
  あなた自身は、変わろうとしているのか?

本書のキーワードは、タイトルにもなっている
「リフレクション(内省)」。

内省には、必ずそれに先立つアクションが必要です。

あくまでもアクションを起こした後の、
節目節目でタイミングよく内省し、
次の行動につなげていくことが重要。

私たちは、子どもの頃から学校や家庭において、
ことあるごとに反省を強いられてきましたので、
行動→リフレクションという流れには、違和感はありません。

しかし、一度社会に出て組織に入ってしまうと、
日々の業務に忙殺され、意外と内省する機会が持てないものです。

著者によると、今の若い世代は上司を見て、
「上司になるって悲惨」と思ったり、「ああはなりたくない」と
考えるようなメンタリティが蔓延しているそうです。

  「上司拒否。」

この問題を解決する一助として、本書で取り上げられたのが、
リフレクションであり、学びの場です。

個人的には、サーバント・リーダーシップが、
より強く求められる時代になったように感じます。

本書では、「大人の学び」をメインテーマに、
前半では「上司の役割と内省」について、
後半では「大人が学ぶ場」について語られています。

本書の面白い点は、「教育学」を専門とする中原淳さんと、
「経営学」を研究する金井壽宏さんの共著であること。

お2人は、専門が違うだけでなく世代も離れているので、
異なる視点から問題を捉えているので、
立体的な考察がなされています。

本書は、全体を通じて理論で裏付けされた学術的な内容。

「このように行動しなさい!」といった具体的行動を
促すことに主眼を置いていませんから、
今後の学びについての考えをまとめ、
ビジョンを持つために読む本といった感じです。

また、中原さんは大人の社外での学びの場として
「ラーニングバー」という公開研究会を開催しているようです。

興味がある方は中原さんのブログ、
NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する
をご覧ください。

この本から何を活かすか?

  「learning is teaching(教えることを通じて学ぶ)」

幸いなことに、私は自分の子どもに
勉強を含めいろいろなことを教える機会を通じて、
いろいろと学んでいます。

その中の一つで、以前の記事に書きましたが、
ブレイン・ティーザー ビジネス頭を創る100の難問」から、
週に1問ずつ子どもに出題しています。

全く歯が立たず解けない問題もありますが、
意外と簡単に解いてしまったり、大人では思いつかない発想で
問題にアプローチすることもあり非常に新鮮です。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 

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| 組織・社内教育・コーチング | 06:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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