活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


2009年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2010年01月

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クラッシュ・マーケティング

クラッシュ・マーケティング
クラッシュ・マーケティング
(2009/11/06)
ジェイ・エイブラハム

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満足度★★★★

1. 強力なライバルの存在
2. 絶対的な売上不足
3. 業績の不安定
4. 戦略ゼロ
5. 経費が利益を食い尽くす
6. 新しいことにトライできない
7. 差別化・独自化できていない
8. マーケティング力不足
9. 周囲の力を活用できない

ここに挙げた9つは、いずれもビジネスを停滞させる要因。

著者のジェイ・エイブラハムさんは、
これらを「スティッキング・ポイント」と呼びます。

本書の目的は、行き詰まりとなっている
スティッキング・ポイントを粉砕し、現状を変えること。

実践的マーケティングの傑作本と評される
前著「ハイパワー・マーケティング」より、
一見地味に見える本書のテーマですが、
読めば読むほど、マーケティングの奥深さが伝わります。

「ハイパワー・マーケティング」を基本編とすると、
本書はその応用編。

具体的かつ実践に結び付けられる300ページ超の
濃い内容で、マーケティングの底力を感じさせます。

エイブラハムさんが数多く挙げる実例で、
マーケティングがどんな業種でも活用できることが分かり、
それに加えて、監訳者・金森重樹さんが行なった
歯科医院立ち上げの例では、改めてマーケティングが
活用できない分野はないと実感できます。

「不況は、受ける痛手も大きいが、
景気のいいときよりも悪いときのほうが、
成長分野が豊富にあることを気づかせてくれる。」

原書には“9 Ways to Move Your Business from Stagnation
to Stunning Growth InTough Economic Times ”
というサブタイトルがついています。

要するに、今が大きなチャンス。

好景気の時は、誰でも簡単に儲けることができますが、
不況になった時に、はじめて実力差が如実に現れます。

スキーでも、フラットな斜面では実力がなくても
それなりに滑れているように見えますが、
コブ斜面を滑ると、本当の実力が現れるのと同じですね。

本書は、困難な状況をチャンスに変える
起死回生のマーケティング本。

このコンセプト、金森さんのメルマガ「回天の力学」に
共通したところがあるようです。

この本から何を活かすか?

「あなた自身を市場で卓越した存在にする十五の作戦」

エイブラハムさんは、15個のポイントを挙げ、
その中から「複数の変化」を起こすように勧めます。

私自身が、変化を起こそうと思う項目を2つほど。

5. 市場で築く関係はすべて長期投資と見なす習慣を養う。
これで人のと接し方がガラリと変わる。

6. 自分の強みと弱みを知り、強みを発揮する。
単純なことだが、やっている人は少ない。
たいてい弱みを改善することに夢中になるが、
そこにレバレッジはない。

「弱みにレバレッジはない」、まさにその通りですね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 

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| マーケティング・営業 | 06:31 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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