活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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ぼくらの頭脳の鍛え方

ぼくらの頭脳の鍛え方 (文春新書)
ぼくらの頭脳の鍛え方 (文春新書)
(2009/10/17)
立花 隆・佐藤 優 商品詳細を見る

満足度★★★

ぼくはこんな本を読んできた」の対談版といった感じです。

対談するのは、知の巨人・立花隆さんと、かつて外務省のラスプーチンと
呼ばれたベストセラー作家・佐藤優さん。

挨拶代わりに、お互いの蔵書数と毎月の書籍購入代を
確認するところから、本書は始まります。

立花さん:蔵書数8万冊、毎月の書籍購入代十数万~50万円
佐藤さん:蔵書数1万5千冊、毎月の書籍購入代20万円

本書には、教養と読書についての対談と、お2人がそれぞれ選んだ
「書斎の本棚から百冊」と「文庫&新書百冊」の必読書、
合計400冊の究極のブックリストが掲載されています。

必読書の選出は、かなり広範囲の様々なジャンルから。

対談の様子から、この2人に知らないことはあるのか? 
と思ってしまうほど、知識量には圧倒されてしまいます。

正直に言って、前半の哲学や思想を中心とした話題には、
私は少々ついていけない部分もありました。

それもそのはず。

400冊のリストの中で、私が読んでいるのは僅か20冊程度。
しかもその多くは科学分野の本で、他の分野は掠ってもいない。

自分が、いかに手軽な本ばかり読んでいるを反省させられました。

後半は、細木数子さん、雨宮処凛さん、勝間和代さん
などについても語られるなど、俗っぽい話題も多く、
前半に比べると親しみやすいものでした。

ちなみに、勝間さんの主義について、
佐藤さんは次のように評しています。

  「彼女の発想とは、基本的にはマルクスの『資本論』でいうところの
  熟練労働者になれというものだと思うんですね。(中略)
  彼女は猫を飼っているんですが、捨て猫を拾ったそうです。
  新自由主義者は捨て猫は拾いません(笑)。」

それでは、お2人のブックリストから、王道である哲学・思想・歴史などの
テーマから外れた、ちょっと変り種を紹介します。

<立花さんのリストより>
風の谷のナウシカ
奇想の図譜
ヴァギナ

立花さんが、宮崎駿さんのコミックス「風の谷のナウシカ」を
挙げているのは意外なところ。
また、「ヴァギナ」は400冊のブックリストとは別枠で、
「セックスの神秘を探る十冊」として選んだ中の1冊です。

<佐藤さんのリストより>
スパイのためのハンドブック
CIA 失敗の研究
だめだこりゃ

スパイ関係の本は、いかにも佐藤さんらしいところですが、
いかりや長介さん著書をあげているいるのが面白い。

この本から何を活かすか?

私がビジネス書以外で、最近、読みたいと思っていたのは、
立花さんのリストに掲載されていた「アーサー王物語」。

  「ヨーロッパ文化を貫くカルチャー源として
  読んでおく必要があると思います」

NHK-BS2で放送中(2009年12月現在)の「魔術師マーリン」を
子どもと一緒に見て、アーサー王伝説についての本を
読んでおいたほうがいいかなと、思っていたところでした。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.  

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| 読書法・速読術 | 06:37 | comments:2 | trackbacks:2 | TOP↑

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