活かす読書

ikadoku

ビジネス書・ベストセラー本・科学本を中心に13年以上、ひたすら本を紹介し続けるブログ。既に紹介した本は3700冊以上。

ザ・クリスタルボール(2009/11/13)エリヤフ・ゴールドラット 商品詳細を見る 満足度★★★TOC理論(Theory of Constraints:制約の理論)でお馴染みのエリヤフ・ゴールドラットさんの1年ぶりの新作。今回は、小売業を舞台にしたビジネス小説です。タイトルの「クリスタルボール」とは、未来がわかる水晶玉。  「客が何を買うのか、どんな商品を用意しておいたらいいのか  -それを教えてくれる魔法のクリスタルボールがあったら、...

大事なことはすべて記録しなさい(2009/11/13)鹿田 尚樹 商品詳細を見る 満足度★★★有名な書評ブログ「読むが価値」を運営する鹿田尚樹さんのデビュー作。同じ頃にブログを始めた私にとっても、本書が売れているのは、非常に嬉しく思いますね。小泉内閣時に最年少参議院議員公設秘書を務め、ブログデビューしてからは、短期間で有名ブロガーとして名を馳せ、現在では多方面で活躍する鹿田さん。その成功の秘密は「記録」することに...

パーソナル・マーケティング(2009/11/19)本田 直之 商品詳細を見る 満足度★★★★なぜ、本田直之さんは「レバレッジ」シリーズを終わらせたのか?私は、「面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則」の記事で、「 “レバレッジブランド”から“本田直之ブランド”への本格的な移項を 試みているようにも窺えます。 」と指摘しました。これは、本田さんが最初から考えていた戦略。レバレッジも使い続けると飽...

アイデアは考えるな。(2009/11/19)柳澤 大輔 商品詳細を見る満足度★★★★「明日までにアイディアを1つ考えて」と言われると、なかなかアイディアが浮かばない。でも、「今から30分間でアイディアを最低10個出して」と言われた方が、実はハードルは上がっているのに、アイディアは出しやすい。これは、本書でも紹介されているジャック・フォスターさんの「アイデアのヒント」の中に書かれている有名なエピソード。アイディアが浮かば...

アリ地獄先生の「売らないのに売れる」秘密の授業 (2009/10/09) 佐藤 昌弘 商品詳細を見る 満足度★★★ 「お客さまを集める方法」を、子どもにも大人にも分かるように、 “たとえ話”にしたマーケティング本。 アニマル学校の特別授業で、4匹の個性的な生き物が、 エサの捕り方について教鞭をとります。   虫や動物は、生き残るために、エサを探し、捕まえ、食べる。   ビジネスは、生き残るために、顧客を探し、セー...

100年予測―世界最強のインテリジェンス企業が示す未来覇権地図(2009/10/09)ジョージ フリードマンGeorge Friedman 商品詳細を見る満足度★★★21世紀は中国の時代ではない。大前研一さんは「衝撃! EUパワー」の中で「21世紀は超国家EUの時代になる」と予言していましたが、本書の予想は、それとも異なります。21世紀の覇権国はアメリカ。しかも、アメリカの支配は始まったばかりで、今後は凋落するどころか、上げ潮に乗る。そして、...

売上と集客が確実にアップする 儲かるキーワード広告の使い方(2009/11/12)竹内 謙礼 商品詳細を見る 満足度★★★★「会計天国」や「販促鉄板ワザ40」など質の高い本を刊行している経営コンサルタントの竹内謙礼さん。本書は、キーワード広告の第一人者である滝井秀典さんの会社ワードシーカーの協力を得て完成させた、キーワード広告攻略本。竹内さんのサイトを拝見すると、その色使いからか、かなりベタな印象を受けますが、本書は...

数学 0

完全なる証明

完全なる証明(2009/11/12)マーシャ・ガッセン 商品詳細を見る 満足度★★★★  送信日時 2002年11月12日火曜日午前9時9分2秒-0500  差出人:グレゴリー・ペレルマン  宛先:[複数の受信者]  件名:新しいプレプリント    親愛なる〇〇、  arXiv math.DG/0211159に掲載されている私の論文についてお知らせします。10名あまりのアメリカの数学者に送信されたメール。これが百年近くもの間、数多くの数学者を悩ませた世紀...

「買いたい!」のスイッチを押す方法 消費者の心と行動を読み解く (角川oneテーマ21)(2009/11/10)小阪 裕司 商品詳細を見る満足度★★★  人の「買いたい」は、不況には関係ないのである。本書の著者・小坂裕司さんは、こう断言し、その理由を次のように解き明かします。人の購買行動には2つのハードルがある。一つ目は、「買いたい」か「買いたくないか」というハードル。二つ目は、「買えるか」か「買えないか」のハードル。不況...

サラリーマンのためのお金サバイバル術 家・車・保険、「人並み」な買い物が破滅を招く (朝日新書)(2009/11/13)岡本 吏郎 商品詳細を見る 満足度★★★  現在、自己啓発系のセミナーがサラリーマンの間で大流行だそうです。  (中略)参加しても何の能力もつかない。むしろ、病的な躁状態に  なる人もいるセミナーに、高いお金を払う行為というのは、  この本を書いてきた私のような立場の者には、  「能力をつけて、お金...

衝撃! EUパワー 世界最大「超国家」の誕生(2009/11/06)大前 研一 商品詳細を見る 満足度★★★  「世界はやがてアメリカでも中国でもインドでもなく、  EUを中心に回り始めることになるだろう。(中略)  私は、“21世紀は超国家EUの時代になる”とここに予言する」本書は、大前研一さんの著作の中でも私の好きな「国家レポート」シリーズ。今回はEU(欧州連合)です。そもそも、EUは国ではありませんが、単に、単一...

フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略(2009/11/21)クリス・アンダーソン 商品詳細を見る満足度★★★★私たちの生活は、google、mixi、twitterといった無料のサービスとは、既に気っても切れない関係になっています。  There's no such things as a free lunch.  (この世にタダのランチはない)この英語の慣用句は、既に過去のものとなったようです。本書で解説される「無料」は、商品のお試し無料サンプルや市場の歪みから...

リフレクティブ・マネジャー 一流はつねに内省する (光文社新書)(2009/10/16)中原 淳 & 金井 壽宏 商品詳細を見る 満足度★★★  あなた自身は、学んでいるのか?  あなた自身は、成長しようとしているのか?  あなた自身は、変わろうとしているのか?本書のキーワードは、タイトルにもなっている「リフレクション(内省)」。内省には、必ずそれに先立つアクションが必要です。あくまでもアクションを起こした後の、節目節...

走る男になりなさい(2009/10/21)本田 直之 商品詳細を見る 満足度★★★レバレッジシリーズ本田直之さん、初のビジネス小説。マラソン&ハワイと、本田さんの趣味が全開で、これらの要素が物語の重要な役目を果たしています。主人公の岸田海は27歳。出版会社に務める平凡なサラリーマン。彼の勤める猫じるし出版は、猫関連の雑誌や書籍を刊行するニッチな市場に特化した、社員70名の小さな会社。この会社に訪れた危機。看板雑誌「Nya...

クラッシュ・マーケティング (2009/11/06) ジェイ・エイブラハム 商品詳細を見る 満足度★★★★ 1. 強力なライバルの存在 2. 絶対的な売上不足 3. 業績の不安定 4. 戦略ゼロ 5. 経費が利益を食い尽くす 6. 新しいことにトライできない 7. 差別化・独自化できていない 8. マーケティング力不足 9. 周囲の力を活用できない ここに挙げた9つは、いずれも...

投資 0

ダンドー

ダンドー (ウィザードブックシリーズ)(2009/07/10)モニッシュ・パブライ 商品詳細を見る満足度★★★バフェトロジストによるバリュー投資の本。著者のモニッシュ・パブライさんはウォーレン・バフェットさんの熱烈な信者。2007年には、バフェットさんと会食する権利を5度目の挑戦で約65万ドルにて落札し、話題になったそうです。パブライさん自身の運営するヘッジファンドでは、7年半で年率28.6%という好成績を収めています。本書に...

毎日、社員が感動して涙を流す 理想の会社(2009/10/31)福島正伸 商品詳細を見る満足度★★★本当に、社員が毎日、感動して泣いている会社があったら、ちょっと怖い・・・それは、さて置き、  「会社における問題のほとんどは、  “理想の会社”を描くことで解決できる」これが、福島正伸さんが今まで500社以上もの会社のコンサルティングを行なって辿り着いた結論。しかし、言葉だけでは「理想」の共有は難しいもの。...

邱永漢の「予見力」 (集英社新書 514A)(2009/10/16)玉村 豊男 商品詳細を見る 満足度★★★今、「農業」が話題になっていますが、注目されているのは、日本の食糧自給や、農業法人、有名人の農業参加などです。あくまでも、「農業=自国のもの」というドメスティック志向で、ビッグビジネスとして考えられている訳ではありません。この農業を、最大のビジネスチャンスと捉え、国内という呪縛に縛られず、実際に行動を起こしているの...

恐慌で儲ける! 相似形チャートで見る未来予想図(2009/10/20)松藤 民輔 & ボブ・ホウイ 商品詳細を見る 満足度★★★チャート分析の解説本です。と言っても、分析「方法」を学ぶという種類のものではありません。対象は株、為替、金、原油・・・など。当ブログで過去に何冊も紹介している、Mr.ゴールドこと松藤民輔さんの元ネタです。ネタの主は、カナダ在住の投資コンサルタント、ボブ・ホウイさん。本書では、ホウイさんが発行...

営業の見える化(2009/10/09)長尾 一洋 商品詳細を見る 満足度★★★生産管理の現場などでは比較的導入しやすい「見える化」。しかし、途中で昼寝しようが、パチンコをしようが、結果を出してさえいれば、文句を言われることの少ない「営業」ではなかなか「見える化」が進みません。また、結果だけを問うと、そこに至るまでのプロセスが軽視されるので、再現性がないのも問題です。その問題を解決するのが本書。結果である営業成績を...

成功は一日で捨て去れ(2009/10/15)柳井 正 商品詳細を見る 満足度★★★★「2020年、経常利益1兆円、売上高5兆円」最近、このような壮大な夢を語る日本の経営者は、少なくなっています。そんな中、一人気を吐くのがファーストリテイリング(以下FR)会長兼社長の柳井正さん。2009年2月で60歳になったそうですが、柳井さんの中には、安定成長志向は微塵もありません。いまだに、貪欲にFRを成長させようとするギラギラとしたベンチャー...

頂きはどこにある?(2009/09/08)スペンサー・ジョンソン 商品詳細を見る満足度★★★迷路に住むスニフとスカーリの2匹のネズミと、ヘムとホーの2人の小人が登場する物語、世界中でベストセラーになった「チーズはどこへ消えた?」が出版されてから、すでに10年が経ったようです。長く売れていたので、あまり昔のことのように感じませんね。あの本をきっかけに、寓話形式のビジネス書が数多く出版されるようになりました。さて、本書は...

戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書) (2009/10/16) 菊澤研宗 商品詳細を見る 満足度★★★ 昨今の市場環境においては、従来の経済学に則った 合理的な経営戦略をとっても、生き残るのは難しくなっています。 これを、著者の菊澤研宗さんは、「戦略の不条理」と呼んでいます。 なぜ、戦略の不条理に陥るのか? それは採用されている戦略が、 一面的なアプローチにしかなっていないから。 世界は3つから構成され...

夢をかなえる「打ち出の小槌」(2009/10)堀江 貴文 商品詳細を見る満足度★★★  「失敗するリスクというのは、ゼロになることだから  ゼロになることを単純に恐れなければいいだけ。  そう考えると、なぜゼロになることが怖いの?  だって、みんなゼロみたいものじゃない。  失うほどの社会的信用もお金も持ってないでしょ。」本書は、堀江貴文さんから、閉塞感のある若者へのメッセージ。ホリエモン流の生き方の指南書で...

ぼくらの頭脳の鍛え方 (文春新書)(2009/10/17)立花 隆・佐藤 優 商品詳細を見る 満足度★★★「ぼくはこんな本を読んできた」の対談版といった感じです。対談するのは、知の巨人・立花隆さんと、かつて外務省のラスプーチンと呼ばれたベストセラー作家・佐藤優さん。挨拶代わりに、お互いの蔵書数と毎月の書籍購入代を確認するところから、本書は始まります。立花さん:蔵書数8万冊、毎月の書籍購入代十数万~50万円佐藤さん:蔵書数...

意思決定力 (2009/10/17) 本田 直之 商品詳細を見る 満足度★★★ 意思決定力とは、自分で決める力。 社会のシステムが効率化したことで、意思決定する機会そのものが減り、 私たちの日本人の意思決定力は衰えていると、本田直之さんは指摘します。   「アメリカは意思表明しないと察知してもらえない文化がベース」 日本とハワイを行き来する本田さんだからこそ、 意思決定力の日米間格差を痛切に感じるのかもしれません。 アメリ...

STATIONERY HACKS!(2009/10/01)土橋 正&小山 龍介 商品詳細を見る 満足度★★★  「文具が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。  習慣が変われば人格が変わる。習慣が変われば運命が変わる」これは、本書の冒頭で紹介されていた、メジャーリーガーの松井秀喜さんの恩師の言葉の最初を「文具」に置き換えたものです。著者はハックシリーズでおなじみの小山龍介さんと、文具コンサルタントの土橋正さん。本書では...