活かす読書

ikadoku

ビジネス書・ベストセラー本・科学本を中心に13年以上、ひたすら本を紹介し続けるブログ。既に紹介した本は3700冊以上。

生命保険のカラクリ (文春新書)(2009/10/17)岩瀬 大輔 商品詳細を見る 満足度★★★★確実にお金を儲ける方法があります。それは、ギャンブルの胴元になること。胴元がどれだけ儲けるかは、控除率で決まります。はじめから決まっている、賭ける人に分配しない割合。いわゆる「テラ銭」です。要するに、テラ銭の割合が高いほど、胴元は儲かります。一般的にテラ銭は、パチンコで1割強、競輪・競馬は2割5分、宝くじは5割というのが、よ...

藤巻健史の「金融情報」はこう読め!(2009/10/17)藤巻 健史 商品詳細を見る 満足度★★★  「上質な情報を使って、自分なりの経済予測力を養うこと」これが本書の目標です。そのためには、2つのことが必要です。1つ目は、経済やマーケットの基本的なメカニズムを学ぶこと。残念ながら、本書ではこの点について、それほど詳しく解説されていません。「藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義」が素晴らしいのでそちらを参照した方が...

空気を読むな、本を読め。 小飼弾の頭が強くなる読書法 (East Press Business)(2009/10/22)小飼 弾 商品詳細を見る 満足度★★★読書の達人として知られる小飼弾さん。なぜ、そんなに速く本を読めるのか?なぜ、独自の切り口で書評できるのか?小飼さんの秘密を知りたくて、本書を手に取った方も多いはずです。本書で公開されるのは、小飼弾流の読書術。何か特別な方法があるのではないか?しかし、その期待は見事に裏切られます。結...

希望を捨てる勇気―停滞と成長の経済学(2009/10/09)池田 信夫 商品詳細を見る 満足度★★★  「1990年代から続いている経済の停滞は、  まもなく“失われた20年”になろうとしているが、  その終わりは見えない」本書は、アルファ・ブロガーでもある池田信夫さんが、ブログや雑誌に書いてきた内容を統合して、「日本経済論」として全面的に書き直したもの。マスコミで喧伝される、もっともらしい常識のウソを見破り、...

世界の凄腕ビジネスマンと渡り合う日本人弁護士の 負けない議論術(2009/11/13)大橋 弘昌 商品詳細を見る満足度★★★★アップルシード・エージェンシーさんより、献本いただきました。ありがとうございます。大橋弘昌さんの、3年ぶりとなる「負けない」シリーズ第2弾!「議論」というと、私たち日本人が苦手とする喧々諤々と主張をぶつけ合うイメージでがありますが、本書では、意見や主張の応酬などを幅広く扱います。例えば、会議で...

  話は5行でまとめなさい―書く・話す・要約する すべてに使える必勝のストラクチャー (2009/09/17) 横江 公美 商品詳細を見る 満足度★★★★ ビックリするほど簡単で、効果的な文章術の本です。 著者の横江公美さんは、もともと文章を書くことが苦手。 文章で苦労したからこそに、一度コツをつかんでしまうと   「なんだ、こんな簡単なことだったんだ」 と思えたそうです。 そのコツとは、基本の「サンドイッチ構造」に...

社会主義化するアメリカ―米中「G2」時代の幕開け (宝島社新書 300) (2009/10/10) 春山 昇華 商品詳細を見る 満足度★★★★ 本書のプロローグから問題です。 次の中から、日本・アメリカ・中国の貯蓄率を、それぞれ選んでください?    A) 28.4%    B) 6.2%    C) 2.2% ちなみに貯蓄率とは、貯蓄額を可処分所得で割った比率。 「日本人は貯蓄好き」と言われてきましたが、 最近はどうやら、事情が違うようです。 引用元の...

出社が楽しい経済学 2(2009/10/10)吉本佳生&NHK「出社が楽しい経済学」制作班 編 商品詳細を見る満足度★★★  「この番組は貴重です。きっともう二度とないでしょうから」経済学者・吉本佳生さんにして、こう言わしめた「出社が楽しい経済学」。2009年1月から、NHK教育テレビで全12回で放送された経済ドラマです。同番組が反響を呼び、急遽、第2シーズンの制作が決定し、2009年10月から全8回の予定で放送中です。(2009年11月現...

職場スイッチ―ひとりでもできる会社の空気の入れ換え方(2009/09/18)鈴木 義幸 商品詳細を見る 満足度★★★ビジネスパーソンが最も多くの時間を過ごす場所が「職場」。その職場がよどんだ空気だったら最悪です。よどんだ空気を作る原因は、上司であることが多いのですが、そういう上司に限って、自分が空気を作っていることに気づかず部下のせいにしていることさえあります。空気を入れ替えるために、換気扇のスイッチを押しましょう...

行動力・力(2009/07/24)大橋禅太郎 商品詳細を見る 満足度★★★★★「やりたい方」を選ぶか、「平凡で無難な方」を選ぶか?誰だって「やりたい方」を選びたいと思いますが、この選択は「やりたい=面倒なこと」と「平凡で無難=楽ちんなこと」の選択でもあるので、常に「やりたい方」を選び続けるのはかなり難しいことです。自分が「やりたい方」を選び続けるために、大橋禅太郎さんが考えた仕組みは「マイ・クレド」を作ること。これ...

アニマルスピリット(2009/05/29)ジョージ・A・アカロフ & ロバート・シラー 商品詳細を見る 満足度★★★自己の利益のみに従って完全に合理的に行動するホモ・エコノミクスなんて市場にはいないし、経済は人の感情によって大きく動かされる。行動経済学においては、ごく当たり前の考えですが、同じ意見でも、誰が語っているで影響力は違います。本書は、そう思わせる経済界の大御所二名の共著です。一人は、ピーター・バーンスタイ...

デリバティブ汚染――金融詐術の暴走 (講談社BIZ)(2009/07/30)吉本 佳生 商品詳細を見る 満足度★★★★NHK「出社が楽しい経済学」で監修を務める吉本佳生さんが「どんなに忙しくても、この本だけは書きたい」と言った一冊。メガバンクなどの金融機関を敵に回し、日本のデリバティブ汚染の現状を過激に告発しています。本書によると、現在は多くの大学や地方公共団体がデリバティブ商品で基金などを運用しているようです。2008年末で、...

脳の中にいる天才(2009/09/03)所眞理雄×茂木健一郎[編]、竹内薫[訳] 商品詳細を見る満足度★★★私は、てっきり茂木健一郎さんと所眞理雄さんの対談をサイエンスライターの竹内薫さんがまとめた本かと思っていましたがまったく違っていました。確かに、そう考えると竹内さんが「翻訳」とクレジットされているのが解せません。実は、本書は次のような経緯で出版されています。2004年4月にイタリアのボローニャに近いベルチノロ...

恐慌は日本の大チャンス 官僚が隠す75兆円を国民の手に(2009/09/30)高橋 洋一 商品詳細を見る 満足度★★★竹内薫さんとの共著、「バカヤロー経済学」が出版された時は、2009年3月に発生した「事件」直後で、名前が伏せられていた高橋洋一さんですが、やっと表舞台に戻ってきたようです。ちなみに、高橋さんは政府の埋蔵金を暴き、竹中平蔵さんのブレーンを務めた元内閣参事官。本書の冒頭では、事件についての弁明が書かれています...

ジグ・ジグラーのポジティブ思考―可能性を開く6つのステップ (2009/08/28) ジグ・ジグラー 商品詳細を見る 満足度★★★ 2000年に刊行された、ジグ・ジグラーさんの 「See You at the Top」の25周年記念版の邦訳本。 日本語版が出るまで、10年近くも経ってしまうと、25周年版のハズが、もうちょっとで35周年になってしまうのが少し悲しいところでしょうか。監訳は金森重樹さんです。 ジグラーさんは、アメリカで最も成功したセールス...

アルファを求める男たち――金融理論を投資戦略に進化させた17人の物語(2009/09/25)ピーター・バーンスタイン 商品詳細を見る満足度★★★★「リスク―神々への反逆」の著者として知られる、ピーター・L・バーンスタインさんの遺作。1993年に出版された「証券投資の思想革命」の続編です。ちなみに、私が以前に読んだのは初版ではなく、2006年に東洋経済新報社から刊行された同書の普及版です。「思想革命」では、1950年代~1980年代まで...

村上式シンプル仕事術―厳しい時代を生き抜く14の原理原則(2009/10/02)村上 憲郎 商品詳細を見る 満足度★★★★正直に言って、あまり仕事術の本ではありません。書かれているのは原理原則。「村上式シンプル英語勉強法」がベストセラーになり、その中での「今の時代、英語ができなきゃ話しにならない!」という発言が誤解を招き、村上憲郎さんが伝えたことがあまり伝わらなかったようです。村上さんが、誤解を解くために改めて本書で...

生命の謎は「タンパク質」で読み解ける!(ナレッジエンタ読本25) (ナレッジエンタ読本 25)(2009/10/03)白木賢太郎(タンパク質学者) 商品詳細を見る 満足度★★★ゆで卵は、決して元の生卵に戻ることはないのか?そもそも、なぜ、生卵をゆでると、まったく性質の異なるゆで卵になるかというと、主な要素であるタンパク質の構造が変わってしまうから。加熱すると、もともとタンパク質が持っていたそれぞれの働きを担うことができる折り...

モヤモヤ頭をスッキリ頭に変える 3秒間! 脳内整理術 「にこまる」で超図解すればらくちん問題解決(2009/10/31)茂野太陽 商品詳細を見る満足度★★以前、紹介した松宮義仁さんの「A6ノートで仕事を超仕組み化しなさい」の記事では、献本いただいたにも関わらず、私は満足度★★として記事を書きました。その時は、Amazon出版キャンペーンのリンクすら貼らなかった。本音の感想を書いて、あまり賞賛するような記事ではありませんでした...

勝間・藤巻に聞け!「仕事学のすすめ」~自分ブランドで課題克服(2009/10/10)勝間和代&藤巻幸夫 商品詳細を見る満足度★★★NHK教育テレビ「知る楽」シリーズで木曜日に放送中(2009年11月現在)のインタビュー番組「仕事学のすすめ」から書籍化された本です。この番組では、ゲストにインタビューし、番組をナビゲートする役をトランスレーター(翻訳家)と呼んでいます。偶数月のトランスレーターが、主に勝間和代さん。奇数月のトラ...

ゲーム理論の思考法(2009/09/01)川西 諭 商品詳細を見る 満足度★★★★さて、本書から1問出題です。  ある砂浜にA店、B店という2つのアイスクリーム屋が  出店しようとしています。砂浜の幅は100メートルあり、  海水浴客はほぼ均等に散らばっています。  さて、それぞれの店主はどこに出店するでしょうか?     a)2店とも中央に出店する        〈----------------AB----------------〉     b)砂浜の両端...

分類思考の世界 (講談社現代新書)(2009/09/17)三中 信宏 商品詳細を見る 満足度★★★  「分類するのは人の常(To classify is human)」私たちは、日常の中でいろいろなものを分類します。私が少し前に悩んだのは、このブログのサイドバーにある記事の「カテゴリー」をどう設定するか? について。グルーピングの大きさをどうするか。階層をつくるか。考えるほどに細分化され、やっと落着いたと思っても、必ずどのカテゴリーにも...

目立つ力 (小学館101新書 49)(2009/10/01)勝間 和代 商品詳細を見る 満足度★★★「人気ブログの作り方」を解説した本です。ただし、それは手段であって目的ではありません。目的は、ブログを中心としたインターネット・メディアで目立ち、メジャー化することで発言力を身につけ、自分の夢を実現しやすい環境を作ること。ちなみに、勝間和代さんは自分の目的を次のように語っています。  ひとりでも多くの日本人に自立に必要なスキ...

コンサルタントの「解答力」 (PHPビジネス新書)(2009/09/19)野口 吉昭 商品詳細を見る 満足度★★★大好評だった『コンサルタントの「質問力」』を受け、今度は、「質問」に対し「解答」をテーマにしたのかと思いましたが、そんな単純な私の考えは完全に見透かされていました。野口吉昭さんは、「まえがき」で次のように書いています。  本書は一見、それと(質問力)と対になる「解答力」というテーマだが、  決して「質問力」...

ザグを探せ! 最強のブランドをつくるために(2009/09/17)マーティ・ニューマイヤー 商品詳細を見る 満足度★★★タイトルにある「ザグ」とは何か?これは、「ジグザグ」のザグ。著者のマーティ・ニューマイヤーさんは言います。  みんなが「ジグ」なら、あなたは「ザグ」。  つまり競合相手とはまったく違う方向へ進み、  まったく違うものを見つけ、形にすればいい。ちなみに、英和辞典で確認してみると、  zig : ジグザ...