活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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図で考えるとすべてまとまる

図で考えるとすべてまとまる
図で考えるとすべてまとまる
(2009/09/14)
村井 瑞枝 商品詳細を見る

満足度★★★

  「図は余計なものを削ぎ落として、モノゴトの本質をとらえます。」

本書は、図を使って思考を整理し、
アウトプットするための方法が書かれた本。

前半では、図で考えることの重要性が語られ、
後半では、図を使う実践例が示されています。

まず、本書で目を引くのが、著者・村井瑞枝さんの経歴。

  専門学校で調理師免許、米国とイタリアでアートを学ぶ。
  その後、JPモルガン、ボスコンでのコンサルタントを経て、
  現在はレストラングループの戦略プロデューサー。

バラバラに学んだように見えることを、うまく統合して活かしている
非常に面白いキャリアを積んだ方ですね。

さて、本書では図で考えることや表すことが苦手な人を
意識して書かれているので、〇・△・□・→・-などの
簡単なパーツで図解する方法が説明されています。

基本となる図の7パターンは、「因数分解」、「マトリックス」、
「表」、「比較」、「線表」、「コンセプト」、「プロセス」。

例題として、クッキングスクールで働く一人の
ビジネスパーソンのストーリーが盛り込まれています。

これは物語の流れの中で、主人公が実際にどのように図を使って
考えを発散・収束し、問題解決していくかが描かれているので、
非常にイメージしやすくなっていますね。

また、図そのものが書ける人でも、伝えたい「メッセージ」が
意外と「つまらないタイトル」になっている事があると
村井さんは指摘しています。

図で表す前に、先にメッセージを考える。ポイントは3つ。

  1. 相手が知らないことを述べる
  2. 意思決定するための結論を述べる
  3. 相手に行動してほしいこと・承認してほしいことを述べる

資料の一番上に挿入されるメッセージが、
何も主張がないタイトルにならないよう気をつけたいものです。

本書では、基本的な図の描き方・使い方が中心でしたが、
個人的には、もう少し基本以外の図のテンプレートも
付録として掲載して欲しかったところです。

過去記事ですが、「描いて売り込め! 超ビジュアルシンキング」を
併せて読むと、図で考える方法がより分かると思います。

この本から何を活かすか?

  「図を書くのを難しくしている原因の多くが、
  “配列”の機能を知らないからです。」

これは、ソフトを使って図を描く時の話しです。

あまりにレベルが低くて申し訳ないのですが、
私は今まで、マウスを使って図をそろえていました。

パワーポイントにもエクセルにもワードにも、
「配列」の機能があるのですね。今後は使うようにします。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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