活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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「読む・書く・話す」を一瞬でモノにする技術

「読む・書く・話す」を一瞬でモノにする技術
「読む・書く・話す」を一瞬でモノにする技術
(2009/08/21)
齋藤 孝 商品詳細を見る

満足度★★★

齋藤孝さんは、原則としてパソコンやケータイで
情報の「検索」をしないそうです。

それは、検索すればするほど、知的生産力が反比例して
衰えてしまうと感じるから。

それでは、齋藤さんは情報が必要な時にどうしているのか?

自己検索。

  「頭の中を検索して、考えようとしているテーマに関わる記憶、
  つまり情報をひきだし、それを手がかりに考えを進めていくと、
  速く、的を射た考えをまとめることができる。

  頭がいいとは、こうした作業を速く、
  的確にできることをいうのではないか。」

では、齋藤さんとは違い自己検索できない人、
つまり頭の良くない人はどうしたらよいのか?

普段から「読む・書く・話す」を大量にこなし、
自分のデータベースを積み上げる。

そのために本書の方法を学んで、自分自身を情報化する
手法を身につけなければならないということなのでしょう。

これは、齋藤さんからすると正論かもしれませんが、
そう言われても見も蓋もないことです。

実際のところ私たちは、ネット検索も利用しつつ、
「ネット検索=頭を使わない」といった状況に陥らないよう
工夫をすることが現実的な選択でしょう。

そもそも、ネット情報は玉石混交なので、その中から必要な情報を
活用するためには、クリティカルな視点を持たなければなりません。

クリティカルな視点を持たない人が、情報ソースをネットから、
文献、あるいは人からの情報に切り替えたとしても、
そこから自分の考えを引き出せようになるとは考え難いでしょう。

それはさておき、本書では、齋藤さん流の読書術・メモ術・
アウトプット術などの「読む・書く・話す」ための25の技法が
説明されています。

一つずつ実践していけば、知的生産のための
「足腰」が鍛えられることは間違いありません。
いわば、「知的筋トレ」をするための本です。

テクニックとしては、お馴染みの「三色ボールペン」を使ったものが
中心なので、過去に齋藤さんの本を何冊か読んでいる方には、
少し新鮮味がないかもしれません。

この本から何を活かすか?

以前、「本がどんどん読める本」の記事で取りあげた
ワイヤレスの電子書籍端末「Amazon・Kindle(キンドル)」が、
いよいよ日本でも入手可能になりました。(2009.10.07)



今のところ、ダウンロード可能な本は洋書のみです。

本を置く場所が必要ありませんし、自動バックアプされ、
いざという時に再ダウンロードも可能。

更に、付箋・注釈機能や音声読み上げ機能もあり、
audibleにも対応していますから、私には十分魅力的に映ります。

しかし、ネット検索が嫌いな齋藤さんは、
やはりKindleを受け入れないのでしょうか?

三色ボールペンで書き込んだり、ページの角を折るなど、
リアルな感覚を大切にする齋藤さんですから、
簡単には受け入れそうにありませんね。

また、Kindleの購入を考えている人は、発売間もないので
日本での「マスター」の座を狙うことが可能です。

早く入手して、徹底的に使い倒すことで、
「使い方ガイド」や「Hack本」を出版するという道も
開けてくるかもしれません。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.


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