活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


2009年08月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年10月

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才能を引き出すエレメントの法則

才能を引き出すエレメントの法則
才能を引き出すエレメントの法則
(2009/07/28)
ケン・ロビンソン&ルー・アロニカ 商品詳細を見る

満足度★★★

「エレメント」とは、好きなことと、得意なことが出会う場所。

これは誰が考えても、理想的な状態。

しかし、そんなにウマイ具合に、自分が好きなことに
才能があるとは限らないと、私たちは考えがちです。

本書の著者ケン・ロビンソンさんは、2つの要素と2つの条件さえ揃えば、
今の状況や年齢に関係なく、エレメントは訪れると説きます。

必要な2つの要素とは、才能と情熱。
2つの条件とは、態度と機会。

「自分には特別な才能などない」
こう思ってしまうのが、エレメントが起こらない最大の原因。

人は誰でも生まれ持った才能があり、それは様々な形で現れます。

また、才能と情熱が合致するための、もう一つの大きな障害が
本書で説明される「制約の輪」です。

これには、個人的サークル・社会的サークル・文化的サークルの
3種類があって、この「制約の輪」を乗り越えなければ、
エレメントとの出会いはありません。

そして、「制約の輪」を断ち切るためには、
“どれだけ犠牲を払えるか”が問われることになります。

エレメントに出会うと、自己啓示を受け、本当の自分とは何か、
人生の真の目的とは何かが見えてくる。

本書は、このエレメントのコンセプトを説明し、
成功した人々が、どうやってエレメントに出会ったかのか、
出合った瞬間はどうだったのかを描写することで、
読者が自分のエレメントを発見することをサポートします。

エレメントを発見した成功者として紹介されるのは、
ポール・サミュエルソン、ミック・フリートウッド、ジョージ・ハリスン、
リチャード・ファインマン、メグ・ライアン、ボブ・ディラン、
ヴィダル・サスーン、リチャード・ブランソン(以上、敬称略)などなど。

各分野の天才達が天啓を受けた瞬間は、興味深いものがあります。

本書の監修者は、金森重樹さん。

「まえがき」と「あとがき」の両方を金森さんが担当し、
お金の味」の内容と重ね合わせて解説していますから、
良くも悪くも金森さんのカラーが色濃く反映されています。

個人的には、金森さんは好きなのですが、
金森さんのフィルターが本書を読む際の、
一種の「制約の輪」になってしまう可能性があるので、
本編をすべて読了してから、「監修者まえがき」を読んだ方が
いいかもしれませんね。

この本から何を活かすか?

テレンス・タオ博士の問題解決法。

タオ博士は、2歳の時にセサミストリートを見て自力で読み書きを覚え、
12歳で数学オリンピックにて史上最年少で金メダルを獲得、
その後、30歳で数学のノーベル賞ともいわれるフィールズ賞を受賞した
“数学のモーツアルト”と呼ばれる天才です。

  「私には、魔法の能力などありません。ただ問題を見ると、
  前にやったことがあるようにみえるのです。(中略)何も考えつかないときは、
  解きやすくするために簡単な方法を考えてみますが、それでもだめなら、
  次は問題と遊んでみるのです。そうすると、少しずつ内容が見えてきます。」

これは、タオ博士が数学の問題を解く方法ですが、
私たちが遭遇するビジネスや日常の問題を解決する際の
ヒントにもなるような気がします。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.


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| 成功哲学 | 08:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「仕組み」節約術

「仕組み」節約術
「仕組み」節約術
(2009/08/20)
泉 正人 商品詳細を見る

満足度★★

泉正人さんの「仕組み」シリーズ。
投資でお金を増やす前に、節約で種銭を作るための本です。

コツコツと節約に労力を割くのではなく、
家賃や車、保険などの効果の大きいところから
見直しをしましょうというお話し。

続けるという意識を持たずに、続けられる「仕組み」を作って、
次の4段階で、お金を貯めていきます。

  ステージ1. 固定費の節約
  ステージ2. ムダ使いをなくす
  ステージ3. 変動費の節約
  ステージ4. 時間の節約

私は、泉さんが書いていることに異論はありません。

ただ、正直に言って節約系のファイナンシャルプランナーの方が
よく提案している話しと大差がないという印象です。

本書のP23に「お金のタイプ診断」が掲載されていますから、
そこだけでも、実際の書店で立読みして、
本書を買う必要があるかどうか、判断した方が良いと思います。

ちなみに、私の診断は、

  「おめでとうございます!この形になった人は仕組み節約術の
  センスがすでに身についているといえるでしょう」

となっていました。

また、第4ステージで説明されている
「時間を金銭感覚で考える」という内容に興味がある方は
長野慶太さんの「TIME×YEN 時間術」を読むことをオススメします。

さて、泉さんの仕組み節約術をマスターした後の、
ここからが私のプラスアルファの提案。

これは、意識せずに節約するのではなく、
おもいっきり意識して節約する方法です。

1. お金を貯める目的と目標金額、期限を決める
2. 3年間は「雪だるまの芯」を作ると決心する
3. 周囲に宣言する
4. 支出を一度“断食”し、無駄使いを洗い出す
5. 家計簿をつけるなど、お金の流れを見える化する
6. 貯金あるいは投資へ回すお金を毎月天引きする
7. お金を使う基準を(家族全員で)明確にする
8. 予算制にして、項目別の支出枠を固定する
9. 投資の研究や投資先の選定をはじめから継続する

この本から何を活かすか?

上記について簡単に解説します。

1. まずは、何のために、いくら、いつまでに貯めるかを
 決めないと始まりません。家族がいる方は必ず共有すること。

2. 「雪だるまの芯」を作るとは、本多静六さんのお言葉。
 私にとって本多さんの「私の財産告白」はバイブルです。

3. ダイエットや禁煙、資格試験の勉強などと同様、
 周囲を巻き込むことは重要。見栄やつき合いの出費が抑えられます。

4. これはかなりの荒行。しかし、一度支出をリセットしないことには、
 本当は必要ないのに、習慣で支出しているものを削ることはできません。

5. レコーディングダイエットではありませんが、記録は必須。
 できれは、バランスシートも作りたい。グラフ化するのもいいですね。

6. 前出の本多静六さんは「4分の1天引き貯金」を推奨しています。
 毎月の給料からは4分の1の金額を強制的に天引きしますが、
 それ以外の臨時収入は100%貯金です。
 我が家では期間を決めて「3分の1天引き貯金」を実施していました。

7.8. これを明確にして5.と共にコントロールすことが重要です。

9. お金ができてから、投資の研究を始めるのではなく、
 「雪だるまの芯」を作りながら、投資の勉強をします。

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| マネー一般 | 06:43 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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こころを動かすマーケティング

こころを動かすマーケティング―コカ・コーラのブランド価値はこうしてつくられる
こころを動かすマーケティング―コカ・コーラのブランド価値はこうしてつくられる
(2009/08/07)
魚谷 雅彦 商品詳細を見る

満足度★★★

  「マーケティングは人生そのものだ」

この言葉通り、本書は「Mr.コカ・コーラ」魚谷雅彦さんの
人生を追体験できる本です。

1991年に日本コカ・コーラに取締役上級副社長として迎えられ、
2001年に日本人としては26年ぶりの代表取締役社長に就任。

その間、魚谷さんは、ジョージア男のやすらぎキャンペーン、
爽健美茶、紅茶花伝、ジョージア明日があるさキャンペーン、
コカ・コーラNo Reasonキャンペーン、Qooなど、
誰もが知ってる輝かしい実績を残しました。

コカ・コーラ社というと、圧倒的に高いブランド価値と、
ボトラー社という強力な販売網を持つことで知られています。

日本でも人口12000万人に対し、1日に約5000万人が
日本コカ・コーラ社の製品を買っているそうですから、
これが延べ人数であっても、驚愕するシェアを誇りますね。

本書は、魚谷さんが日本コカ・コーラに初出社した1時間半後、
急遽、ジョージアの建て直しをまかさるところから始まります。

その後、魚谷さんは歴史ある企業のしがらみに苦しみながらも、
次々と仕掛けるマーケティングを成功させていきます。

まさに成功の裏舞台を覗きながら、その時の感動と興奮を
一緒に味わうことができます。

ところで、ブランド力やインフラを持たない中小企業が、
本書を読んで、そのマーケティングを参考にできるのか?

こんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

ここで語られる内容が、ノウハウ中心であれば、
持っているリソースが極端に違う場合は、
ほとんど参考にできないかも知れません。

しかし、魚谷さんが語るのは「魂のマーケティング」。
方法論ではなく、心意気です。

ですから、マーケティングは「人の心を揺さぶる」ものという
本質的な部分においては、企業の規模に関係なく
たとえ個人レベルであっても、十分に参考にできる内容だと思います。

唯一、本書の欠点を挙げるとするならば、
あまり失敗が語られていないところですが、
類を見ない成功体験を共有できることを考えると、
その欠点も全く気にならないでしょう。

この本から何を活かすか?

仮に、本書を読んで日本コカ・コーラ社に興味を持ち、
同社の株式を購入しようと思っても、それは不可能です。

なぜなら、日本コカ・コーラ社は、
ザ・コカ・コーラ カンパニーの完全子会社だからです。

日本で購入できるコカ・コーラ株は、
各地区のボトラー社の株のみです。

でも、もしコカ・コーラ株に興味をもったなら、
NYSEに上場のザ・コカ・コーラ カンパニーの株式(KO)
そのものを買うことを考えてはいかがでしょうか?

なんと言っても、The Coca-Cola Companyは、
あのウォーレン・バフェットさん(バークシャー・ハザウェー社)の
ポートフォリオの中でもトップ(2割近く)を占め、
200万株(8.64%)を所有する株ですから。

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| マーケティング・営業 | 06:41 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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キラークエスチョン

キラークエスチョン (光文社新書)
キラークエスチョン (光文社新書)
(2009/08/18)
山田玲司 商品詳細を見る

満足度★★★★

  「人とのコミュニケーションを深めるために大切なこと、
  それは、―“何を話すか”ではなく“何を聞くか”」

著者の山田玲司さんは、対談マンガ「絶望に効くクスリ」を
5年間にわたり連載し、初対面の約200人にインタビューしました。

そのインタビューを続ける中で、会話には、
サッカーのキラーパスのように、たった一言で、
場面を大きく転換する力を持つ「キラークエスチョン」が
あることを発見します。

本書には、26個のキラークエスチョンと共に、
山田さんがインタビューで得たノウハウが凝縮されています。

  ・その服、どこで買ったんですか?
  ・これは読んでおけ、と言える本を教えてください
  ・自分がいちばんつらい時期に学んだことは何ですか?
  ・9/11の日に何をしていましたか?
  ・牛を殺して犬を殺さないのはなぜですか?

何ということはない質問から、想像力を掻き立てる質問、
または、ちょっと意外な質問までありますが、
山田さんは実際に、これらをインタビューで使っていますから、
その効果の程は実証済み。

問題は、質問した後、相手が「ちょっと思い浮かばないな~」などと
あまり乗ってこなかった時の対応の仕方です。

これはよくある事ですから、質問を水平展開したり垂直展開する
ことなども、あらかじめ想定しておきたいものですね。

但し、山田さんが本書で説く「質問の3つのポイント」を
押さえておくだけで、質問に相手が乗らず空振りする確率は
かなり減るように思えます。

  1. 愛(関心)をもって質問する
  2. 「僕はバカです」という謙虚な姿勢で質問する
  3. インタビュアーという役に徹する

ちなみに、これは山田さんが3つのポイントとして掲げたものではなく、
私が勝手にまとめたポイントですので悪しからず。

本書は、150ページに満たない薄い新書ですが、
一つひとつの山田さんの言葉に切れがあります。

「質問本」というカテゴリーの中でも異彩を放つ一冊でした。

この本から何を活かすか?

私は「非属の才能」を読んだ後、週刊ヤングサンデーに
連載中だった「絶望に効くクスリ」は何度か読みました。

また読みたいと思いましたが、連載は終わっているんですね。

というより、週刊ヤングサンデーが休刊していたこと自体、
知りませんでした。残念です。

そこで、私が考えたキラークエスチョン。

「あなたの人生に影響を与えたマンガは何ですか?」

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| 交渉術・伝える力・論理・人脈 | 12:19 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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なまけもののあなたがうまくいく57の法則

なまけもののあなたがうまくいく57の法則
なまけもののあなたがうまくいく57の法則
(2009/07/16)
本田 直之 商品詳細を見る

満足度★★★

面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則」に続く
本田直之さんの新シリーズ第2弾。

今回は、イラストが目を引く「なまけもの」の法則です。

前作で「面倒くさがりや」は、“堕落型”、“先行型・変革型”の
大きく2つのタイプに分類されていましたが、
今回「なまけもの」は、“堕落型”、“幸福型”、“前進型”の
3タイプに分類されています。

目指すべきは、なるべく怠けたいという思いを出発点に、
いつも工夫しながら前に進んでいく“前進型”のなまけもの。

そもそも、少しでもラクをするために工夫を積み重ねたことが、
今までの人類の進歩の原動力とも考えられますから、
人間の怠けたいという欲求は侮れません。

最も重要なことは、本書の“法則01”に示される
「なまけものである自分を認める」こと。

すべては、ここが出発点。

なまけものとしてのしっかりとした自覚があるからこそ、
それを補う工夫が生まれます。

本田直之さん自身も、自分の“なまけもの度”に対する査定が
非常に厳しく、常にそれを上まわる工夫をしてきたからこそ、
いろいろな事が成し遂げられたのでしょう。

本書では、腰の重いなまけものを動かすための、
内部からの動機付けと、続けるための外部からの強制力を
うまく組み合わせて、「やれたらいいな」を実現する
仕組みの作り方を、57個の法則として紹介しています。

私が、本書を読んでいて思い出すのが、
松下幸乃助さんと、土光敏夫さんの言葉。

お二人とも似たようなことを言っていますが、
ちょっとニュアンスが違います。

まずは、松下幸乃助さん。

  「先ず汗を出せ。汗の中から知恵を出せ。それが出来ない者は去れ。
  生きた知恵は、汗の中から出るもんや。」

体を動かすことが先ですから、松下さんの教えは、
なまけものにはあまり馴染みません。

次に土光敏夫さん。

  「会社で働くなら知恵を出せ。知恵のないものは汗を出せ。
  汗も出ないものは静かに去って行け。 」

知恵さえ出せば、汗は出さなくてもいいようにも受け取れますから
こちらの考えのほうが、なまけものにはマッチしますね。

この本から何を活かすか?

  法則22 「雨が降ったら休む」

“雨が降ったら”というのは、本田さんが最近力を入れている
ランニングが例になっているからです。

要するに、継続していることでも、
ルールを決めて戦略的に休む「息抜き」が必要ということ。

私の中では、「旅に出たらブログを休む」というのが
このルールに該当します。

今後とも、このルールを適用させていただきますので、
よろしくお願い致します。

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| ノウハウ本 | 06:33 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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先生、子リスたちがイタチを攻撃しています!

先生、子リスたちがイタチを攻撃しています!
先生、子リスたちがイタチを攻撃しています!
(2009/07/09)
小林朋道 商品詳細を見る

満足度★★★

全国初“ヤギ”のことを考えた部活。その名も「ヤギ部」。

「ゆきこ、こはる、やぎこ」の3匹のヤギと同じページに
川で網を振っている一人の男性の写真が掲載されています。

  名前 : 小林朋道(顧問)
  特徴 : 動物を見せたら喜ぶ

このように鳥取環境大学のクラブ紹介冊子に
本書の著者、小林朋道さんは紹介されています。

本書は、小林さんの研究室周辺で起こる野生動物をめぐる事件を
ユーモラスに描くエッセー、「先生!シリーズ」第3弾。

前作の「先生、シマリスがヘビの頭をかじっています!」を読んで、
私もすっかり、このシリーズが気に入ってしまいました。

今回もいろいろな動物と出会い、
「すばらしい!面白い!あー調べてみたい!」という
小林さんの狩猟採集人の心、少年の心、研究者の心が渾然一体となって
面白エピソードが語られています。

読み出したら止まらないといった感じではなく、
定期的に末永く読みたいと思わせる癒し系の本。

ちなみに、タイトルの「子リスたちが、イタチを攻撃しています」は、
生後10日ほどの、目も開いていないシマリスの子どもが、
猛烈な勢いで体を動かして「カタカタカタ!」と集団で発声して、
イタチに対してとる防衛行動のこと。

目も開かない幼獣が、捕食者を攻撃するような防衛行動を
行なう例は、あまり知られていないようです。

お笑い芸人さんの周辺では、面白い出来事がよく起こるように、
小林さんのところには、かわった動物や生き物にまつわる珍事件が
吸い寄せられるかのように集まってくるようです。

まさに、「情報は発信している人のところに集まってくる」
ことが証明されています。

今のところ、小林さんの噂を聞きつけた大学周辺の人たちから、
動物情報や、保護して欲しい動物そのものが寄せられているようですが、
「先生!シリーズ」が好評で、小林さんの知名度も
徐々に上がりつつありますから、今後ますます、
全国からいろいろな情報が寄せられる可能性もありますね。

動物たちと触れ合いを、ほのぼのとした語り口で伝える
小林さんの文章は、先日記事にした「ハチはなぜ大量死したのか」とは、
また違った角度から環境問題を考えさせられる一冊でもあります。

この本から何を活かすか?

先日、キャンプで子どもと一緒に野遊びをしていると、
全長10㎝ぐらいのトカゲのような生き物を発見。

すぐに捕獲して、子どもたちに披露しました。
すると、当然のように子供たちは聞いてきます。

「これ、なーに~?」

本書で、小林さんは「学生たちは、しばしばイモリとヤモリを混同する」と
指摘していますが、私もご他聞に漏れず見分けがつきません。

私は、トカゲのような生き物を手につかみながら、
「何だと思う?当ててごらん」
と大人のズルさを発揮して、子供たちに振ってしまいました。

野外で遊んでいると、見知らぬ生物に遭遇することはよくあるので、
今後はきちんと写真を撮って、帰ってきてから子どもと一緒に
同定作業をしようと思います。

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| 科学・生活 | 10:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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シルバーウィークの記事更新について

9/22・23の2日間、記事の更新を休ませて頂きます。

北海道もかなり冷え込む季節になりましたので、
今シーズン最後の2泊3日のキャンプに行ってきます。

それでは皆さんも、よいシルバーウィークをお過ごしください。


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| お知らせ | 07:52 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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日経新聞の数字がわかる本

日経新聞の数字がわかる本 「景気指標」から経済が見える
日経新聞の数字がわかる本 「景気指標」から経済が見える
(2009/08/06)
小宮 一慶 商品詳細を見る

満足度★★★

日本経済新聞の「景気指標」面からマクロ経済を
読み解くためのハンドブック。

「景気指標」面とは、日経新聞・月曜朝刊の16面から20面あたりに
国内外の各種経済統計が掲載されるコーナーです。

細かな数字が羅列されているので、
読み飛ばしている方も少なくないようですね。

本書の著者は、養成講座シリーズでお馴染みの小宮一慶さん。

本書では、「景気指標」面の国内の指標を7つのテーマに分類し、
これに海外指標の欄を加え、小宮さん流の見方を解説しています。

例えば、ネット検索で各景気指標について調べようとすると
その意味と基準値はすぐにヒットするでしょう。

しかし、個別の指標については分かっても、
「横のつながり」は、なかなか見えてきません。

小宮さんが本書で力を入れて説明しているのは、指標の関連性。

体内の血管がくまなくつながっているように、景気指標どうしもつながり、
血液が流れるように、景気指標の変化も連動して起こります。

「景気指標」面は経済のカルテですから、本書の読み解く技術を
習得すると、経済の状態が自分で診断できるようになるでしょう。

ただし、大切なのは継続して見ていくこと。

そもそも、数字は比較することで、はじめて意味を持ちます。

景気指標に限らず、企業の財務諸表でも何でも、
過去からの推移、あるいは他との比較をすることで、
現在の状態が客観的に判断できるようになります。

小宮さんも、長年、数字どうしや記事を関連づけて読む習慣を
続けてきたおかげで、経済や会計を読み解く力が磨かれ、
本業の経営コンサルタントにも活かされていると話しています。

本書は、かなり細かく「景気指標」面の見方を説明していながらも、
辞書のようなつまらない本になっていないのは、さすがです。

この本を読んだ方は、毎週月曜日の朝刊が届くのが
楽しみになるかも知れませんね。

また、本書の実践編のベースになっている
nikkei BPnetでの小宮さんの連載記事はこちら

この本から何を活かすか?

私は、新聞を購読していません。

別に、大前研一さんが新聞を読まないと公言しているのを聞いて
感化されたわけではありません。

購読しない理由は、私の性格にあります。

新聞は、とっているだけで安心(油断)してしまうから。

本書は、必ずしも日経新聞紙上でしか、使えないわけではないので、
私は、ネット上で経済指標を読み解く際の参考にしたいと思います。

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| 経済・行動経済学 | 07:39 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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ハチはなぜ大量死したのか

ハチはなぜ大量死したのか
ハチはなぜ大量死したのか
(2009/01/27)
ローワン・ジェイコブセン 商品詳細を見る

満足度★★★★

養蜂業者の主な収入源は何か?

最初に私の無知を告白しておくと、私は疑いもなく
蜂蜜の生産による収入だと思っていました。

日本では、これは必ずしも間違いではないかもしれませんが、
アメリカでは事情が違うようです。

アメリカの養蜂業者の主な収入源は巣箱のレンタル料。

これは、広大な農地で農作物の受粉を請け負う重要な仕事です。

つまり、多くの野菜や果物は、蜂の受粉媒介者としての
活躍により、食卓に届けられているということ。

人は、思っているよりはるかに、
蜂などの花粉媒介者の恩恵をこうむっているようです。

2006年秋、米フロリダ州ラスキンで商業養蜂を営む
デイブ・ハッケンバーグさんは巣箱を開けて、助手にこう言います。

  「グレン、蜂がいないんじゃないかい?」

この時、ハッケンバーグさんは、400箱のコロニーの内、
わずか32群を残してすべて、働きバチがいない状態を発見します。

蜂は巣箱の中で死滅しているのではなく、消失していました。

これが、蜂群崩壊症候群、
CCD(Colony Collapse Disorder)の始まりでした。

この年、ハッケンバーグさんの巣箱以外でも、
アメリカ、カナダ、ヨーロッパと北半球から四分の一の蜂が
忽然と消える事態へと発展します。

集団としての知性を持つ蜂の突然の失踪。

本書は、この「CCDの謎」を巧みなストーリーテリングで追う、
極上のミステリーにして、環境問題を問う優れた科学フィクションです。

実は、CCD発生から3年経った2009年においても、
いまだそのハッキリとした原因は解明されていないようです。

解説の“Mr.動的平衡”福岡伸一さんは本書について、
次ぎのように評いています。

  「薄皮を一枚ずつ剥いでいくように謎を追う筆致は
  スリルを極め、近年読んだ科学フィクションの中でも出色だ。」

私も福岡さんに全く同感。上質な科学書です。

YouTubeにはハッケンバーグさんの、
インタビュー映像などもアップされています。

しかし、老婆心ながら言わせてもらうと、先に映像を見てしまうと、
本書の面白さを減退させてしまう可能性がありますので、
まずは本書を楽しんでから、映像をみることをオススメします。

この本から何を活かすか?

著者のローワン・ジェイコブセンさんは蜂に魅せられ
本書を執筆後、実際にミツバチを飼うようになったそうです。

付録には、ミツバチの飼い方や
受粉昆虫にやさしい庭作りの方法も掲載。

確かに、本書を読むとミツバチに興味は湧きましたが、
さすがに、すぐに飼おうと思うまでには至りません。

とりあえず、訳者の中里京子さんが、とっておきの本として
紹介していた「庭で飼うはじめてのみつばち―ホビー養蜂入門」を
見てみることにします。

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| 科学・生活 | 06:44 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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仕事脳を強化する記憶HACKS

仕事脳を強化する記憶HACKS(ハック) ~ITツールを駆使して”第2の脳”を使いこなせ! (デジタル仕事術シリーズ)
仕事脳を強化する記憶HACKS(ハック) ~ITツールを駆使して”第2の脳”を使いこなせ!
(2009/08/07)
佐々木 正悟 商品詳細を見る

満足度★★★

「あ、しまった、忘れてた!」

こう思った時は、本当に忘れていたというよりも
実は、思い出すタイミングがちょっと遅かっただけ。

記憶は、「覚えるべき内容そのもの」と「その内容をいつ思い出すか」
という2つの要素に分解できます。

忘れていたという場合は、後者の記憶が適切なタイミングで
引き出せなかったということ。

本書では、後者の記憶を「メタ記憶力」と表現しています。

いろいろな情報が氾濫し、やるべきタスクが押し寄せる中で、
私たちにプレッシャーを与え、ストレスを感じさせるのがるのが、
特にこのメタ記憶の方ですね。

さて、著者の佐々木正悟さんは、現代のビジネスパーソンにとって
「記憶力」が重要な鍵になっていると説明します。

本書での「記憶力」とは、純粋な暗記力ではなく、
人間の脳で足りない部分をITツールでフォローしたもの。

問われているのは「脳+ITツール」の総合力。

ここで考えなければならないのが、
「アインシュタインにタイプライターを打たせるな」
いわゆる「比較優位」についてです。

脳は記憶もできるけれど、脳にしかできないクリエイティブな仕事を
担当してもらい、メタ記憶はITツールにアウトソースすることで
全体の生産性を上げる必要があるということです。

  「本書では、クラウド・コンピューティング時代における
  ビジネスパーソンに必要な“メタ記憶力”とそれによってどう
  “ITツール”を利用すればよいかについて、論じていきます。」

簡単に言うと、ITツールを活用して、
ストレスフリーになりましょうということで、
本書でも、ほとんどの紙面をITツールの紹介に割いています。

ちょっと、カタログ的な本になっていて、

  ・「〇〇が有効なワークスタイル」
  ・「〇〇を使うメリット」
  ・具体的な使用例

の構成で各ツールが紹介されます。

そして、紹介されるツール群は以下の通りです。

  ToDoMail、check*pad、OmniFocus、Toodledo、iPhone、TaskChute、
  Googleカレンダー、アウトルック、iCal、携帯端末、EVERNOTE、
  R*PAD、Femo、SmartTime、smart.fm、オンライン辞書、43Things、
  メディアマーカー、はてなブックマーク、diido、FriendFeedなど。

この本から何を活かすか?

この中から私が興味を持ったのは、次の3つ。
まずは、使ってみます。

Toodledo(多機能タスクリスト)
  佐々木さんは、自動スケジューリングが電子秘書がついてくれたような
  「ありがたみ」と表現しています。

Femo(カレンダー中心にメモを扱う)
  メモを見返すためのサービスで、メモしたことを忘れるのを防ぐ。

メディアマーカー(読書ブログが簡単に作れる)
  蔵書管理ツールが知のネットワークへ。

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| ノウハウ本 | 06:19 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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売れる会社のすごい仕組み

売れる会社のすごい仕組み~明日から使えるマーケティング戦略
売れる会社のすごい仕組み~明日から使えるマーケティング戦略
(2009/08/01)
佐藤 義典 商品詳細を見る

満足度★★★★★

マーケティング戦略を「ストーリー+解説」の形式で学べる本です。

ドリルを売るには穴を売れ」の続編。

前作で、中堅商事に勤める主人公の20代女性、売多真子(うれたまこ)は
廃止寸前のレストラン事業を立て直すよう特命を受けました。

そして、メンターの指導を受けながら、マーケティングの基本を学び、
イタリアンレストラン「そーれ・しちりあーの」というコンセプトを立案し、
見事に新規開店に結びつけました。

本書のストーリーはここから。

真子が店長に就任して、レストランは順調な滑り出し。
しかも、今後のチェーン店化を睨んで、レストラン部門を独立させ
真子がその社長に抜擢されました。

そんな矢先、近くにライバル店が出店したことで、売上が徐々にダウン。

真子をはじめとする「そーれ・しちりあーの」の主要メンバーは、
ライバル店に偵察に行くと、そこで屈辱的な挑発を受けます。

更に、真子は親会社の社長から呼び出され、こう告げられます。
「君はいったい何がしたいんだ? 君には戦略がないんだよ・・・」

こうして、真子は経営の厳しさ、社長としての責任を感じつつ、
再びメンターの指導を受けながら、「売れる仕組み」を学んでいきます。

前作は出店まででしたが、今回は出店してから経営ですから、
より大きな壁にぶつかり、その分、多くのことを学ぶことになります。

著者の佐藤義典さんが挙げる、本書の差別化ポイントは次の2点。

  1. 誰でも明日から使えるシンプルなツールが厳選されている
  2. 物語で「体験」し、カラダに染みこませることができる

シンプルなツールとは、「戦略BASiCS」、「3つの差別化軸」、
「せ・す・じ・評価」、「マインドフロー」など独自のフレームワークです。

経営者は評論家ではありませんから、本当に求めているのは
美しい理論ではなく、シンプルな理論を実践でどう使うかという点です。

主人公の真子は、社長し就任した当初、「想い」と「戦略」がないまま
経営していたのでブレが生じ、いろいろな問題に直面していました。

本書では、戦略やフレームワークのブレを修正し、
「一貫性」と「具体性」を持つことを最重要課題として、
実際にどう使われるかが、ストーリーの中で描かれています。

佐藤さん自身は、主人公の真子とは違い、はじめから本書を
「想い」と「戦略」をもって、キャラクターの一言一言まで、
細部にこだわりながら執筆していますから、
非常に密度の高い、学ぶべき点が多い一冊になっています。

現時点で佐藤さんの著作の中では、最高傑作ではないでしょうか。

この本から何を活かすか?

真子が経営論を少しだけかじって、「5 Forces」や「SWOT分析」の
フレームワークを使ったときに、次ぎのように指摘されています。

  「よく覚えたな。で、それが真子にどう関係あって、
  どういう意味を持つんだ?
  そもそも何でこのフレームワーク(考え方)を使った?」

私も、最近はフレームワークを使い機会が増えていますが、
“フレームワークの罠”に陥らないよう、
自分でもこの「問い」が必要だと実感しました。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.


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| 経営・戦略 | 08:10 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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ピンチに慌てず、チャンスを創る82のコ゛ールテ゛ンルール

ピンチに慌てず、チャンスを創る82のコ゛ールテ゛ンルール
ピンチに慌てず、チャンスを創る82のコ゛ールテ゛ンルール
(2009/08/07)
大串 亜由美 商品詳細を見る

満足度★★★

研修の女王・大串亜由美さんが、「一流」になるためのヒントを
82個のルールとしてまとめた本。

まずは本書で紹介される、一流を目指すための7つのポイントです。

  1. 配慮はするけど、遠慮はしない。
  2. 過去は引きずらないけど、忘れない。
  3. 簡単に諦めないけど、無理もしない。
  4. 芯はあるけど、頑なにならない。
  5. 誰に対してもベストを尽くす。でも、全員から好かれることを求めない。
  6. アドバイスは素直に聞く。でも、それを使うかどうかは、自分で決める。
  7. 滅私奉公から「活私」貢献へ。

いずれのポイントも、大串さんがモットーとする
アサーティブの精神が感じられますね。

本書で語られるのは、よく言われる「一流」と「二流」の違いではなく、
「一流」と「合格」の違い。

言葉を変えると「good」と「grat」の違いです。

ぱっと見は、同じように見えます。その差は紙一重。

しかし、一流に近づけば近づくほど、その紙一重の差が
実は簡単には乗り越えられない差であると実感するものです。

大串さんは、一流になるために才能は要らないと言います。

必要なのは「セルフコンフィデント(Self-confident)」であること。

つまり、自分に正しい自信を持ち、自分をきちんと尊重すること。

本書で語られるゴールデンルールは、
日々の積み重ねで一流を目指すために、行動やちょっとした心がけに
焦点を合わせたものが多くなっています。

しかし、忘れてはいけないのは、それらを根源的に支えるもの。

それは「志」。

これこそが、紙一重の差を越えて、
一流になるために必要な条件たど私は考えます。

大串さんといえば、絶対に金額以上の価値を詰め込もうという
意気込みを感じる本が多かったのですが、今回は自然体。
シンプルな言葉で語られた本でした。

この本から何を活かすか?

  「自分に正しい自信がある人は、盗みません。」

それでは、吉越浩一郎さんが勧める
TTP(徹底的にパクる)は実践できないのか?

大串さんは、真似ることを否定しているわけではありません。

ただ一言添えるのが大きな違い。

  「それ、いいですね。教えてくれて、ありがとうございます」

この感謝の気持ちを伝えて、堂々と真似ると、
相手も嬉しくなり、もっと詳しく教えてくれる好循環が生まれるようです。

私もこの一言を伝えてから、TTPを実践したいと思います。

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| 仕事論 | 06:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ロジカルシンキング・リーディング

ロジカルシンキング・リーディング
ロジカルシンキング・リーディング
(2009/08/26)
大石 哲之 商品詳細を見る

満足度★★★★

著者の大石哲之さんより献本いただきました。ありがとうございます。

本を読んでも、なかなか仕事での成果が得られない。

これは、多くのビジネスパーソンが抱える悩みです。

なぜ、本を読んだ時はできそうな気がするのに、
実際に、それを上手く活かせないのか?

それは、「読書」と「仕事上の成果」の間には、深い溝があるからです。

ジェフリー・ムーアさんの「キャズム」ではありませんが、
だだ普通に本を読むだけでは、越えられない深い深い溝。

その溝を埋めて、「読書」と「成果」の橋渡しをするのが本書です。

成果を出すことに徹底的にこだわっていますから、
読書のためのアイテム、メモの取り方、本への書き込み方法といった
枝葉末節なテクニックはほとんど語られていません。

大石さんは、読書で成果をえるために重要なことは
論点を一つに絞った「一点突破」であると説明しています。

実は、本書自体も同じで、成果を得ることだけにフォーカスした
「一点突破」を図った本と考えられます。

まず、大前提として挙げられるのが、読書を成果につなげるのではなく、
成果につなげるための読書をするということ。

つまり、読書は目的を実現するための手段ですから、
間違っても読書自体が目的化してはいけません。

そして、目的にあった本を選んだ後は、
インプットと同時にアウトプットを行ないます。

そのためには、「仮説思考」や「PDCAサイクル」を使った読み方、
あるいは、「雲雨傘」の雲雨の部分に注目した読み方が必要であると
解説されています。

大石さんは、本の選び方として、目的にあった本の中でも
論理的に練られた「構造化」された本を選ぶように推奨しています。

果たして、本書はどうでしょうか?

  仕事の成果につながる読書をする
      ∟(第1章)読書の目的を一点に絞る
      ∟(第2章)目的に沿った本選び方をする
      ∟(第3章)ロジカルシンキングで考えながら読書する
      ∟(第4章)読むと同時にアウトプットする

これが、本書の目的と章立てです。

やはり、さすがに戦略系コンサルタントだけあって、
見事に構造化されていますね。

この本から何を活かすか?

「読書のPDCAサイクル」とは、次の4つの行動を
一連の流れとしてパッケージしたものです。

  Plan : 何のために読むか、目的を絞る
  Do : 本を読む
  Check : 考える
  Action : 実践してみる

このサイクルを一冊の本を読む中で、何度も回すことが、
高いアウトプットを生む秘訣のようです。

大石さんは、あえて読書時間を細切れにすることで、
強制的にPDCAサイクルを回します。

例えば、15分間電車で読書をしたら本を閉じ、
電車の乗り換えのために歩きながら、
一旦、読み終わった途中までの結論(仮説)を考える。
そして、電車を乗り換えたら再読書・・・
この繰り返しで、サイクルを数多く回すようです。

私のように、電車通勤に関係ない生活を送るの人は、
タイマーで読書時間を区切って、
このサイクルを回す必要がありそうですね。

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| 読書法・速読術 | 08:35 | comments:0 | trackbacks:3 | TOP↑

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「ビジネス書」のトリセツ

「ビジネス書」のトリセツ
「ビジネス書」のトリセツ
(2009/08/01)
水野俊哉 商品詳細を見る

満足度★★★★

  「この本はビジネス書のトリセツ(取扱説明書)であり、
  ビジネス書を徹底的に楽しむ方法を提案する
  エンターテイメント指南書である。」

著者の水野俊哉さんは、本書についてこのように説明していますが、
最大の特徴は、ビジネス書を解体するだけでなく、
ベストセラーの“書き方”にまで言及していること。

言わば、ベストセラーとなるビジネス書を出版するための「戦略本」。

飛躍した企業の例を分析し、成功法則を導き出した名著に
ジェームズ・コリンズさんの「ビジョナリー・カンパニー 2」がありますが、
本書は、まさにベストセラーを書くための「ビジョナリー・ビジネス書」
と形容できます。

水野さんは、世に溢れる幾多のビジネス書を、
「事例分類」→「成功要因の分析」→「成功法則を導く」
といった3ステップで徹底的に研究することで、
売れるビジネス書の書き方を、帰納法的に導き出しています。

優れた戦略書を読むことで、必ずしも企業が成功できるとは
限らないように、本書を読むことで、誰もがベストセラーを
書けるようになるわけではありません。

しかし、水野さんがカンヅメになって、ひたすらビジネス書を
読み漁り研究した苦労が、本書には凝縮されていますから、
将来ビジネス書の出版を考えている方には、
間違いなく役に立つ必読本と言えるでしょう。

今まで誰も語らなかった、ベストセラーを書く秘密が公開されています。

また、勝間和代さん、本田直之さん、神田昌典さんら、
ビジネス書10大著者の「ここが読み所」や、
その文体を真似る文章術を解説している部分では、
思わず「あるある」と頷いてしまうビジネス書ファンも多いはず。

特に、勝間さんについてのコメントは、
ちょっとブラックが入っていて笑えます。

かつて大前研一さんが、一年に一つテーマを決め、
そのテーマで本を書くことが自身の勉強法と語っていましたが、
水野さんは集中的に読書をすることで、
それを実践しているようにも見受けられます。

巻末には、厳選した90冊のビジネス書のリストや、
各種のマトリック図まで掲載されているので、
この資料だけでも必見の価値あり。

また、切れ味が鋭い水野さんの文体に、
女子勉さんが各章の扉描く、和やかな4コマ漫画が加えられ、
全体としていい雰囲気が醸しだされていますね。

この本から何を活かすか?

私が参考になったのは、読んだ本をメモする方法。

言われてみれば、まさに「コロンブスの卵」的な発想。

それは、大事なページを丸ごとコピーして、
ファイルに整理するという方法です。

必要な部分をコピーするという、至って当たり前な方法ですが、
私が読書メモを始めた当時は、自宅でコピーが取れる環境では
なかったので、すべてメモに頼っていました。

今まで、“読書メモは有効”という点だけに囚われ、
環境が整っているににも関わらず、コピーしてファイルするという、
ごく当たり前の方法に、自分が気づかなかったことが驚きです。

これからは、読書メモと、コピー&ファイルの両方で
記録に残していきたいと思います。

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| 読書法・速読術 | 08:02 | comments:0 | trackbacks:3 | TOP↑

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減らす技術

減らす技術 The Power of LESS
減らす技術 The Power of LESS
(2009/08/05)
レオ・バボータ 商品詳細を見る

満足度★★★

  「私のモットーは“管理の前にまず減らせ”」

著者のレオ・バボータさんはグアム在住で、
ブログ「ZenHabits」をのオーナーです。

本書の目的は、人生をシンプルにすること。

そのために、ごく簡単な2つのステップを踏みます。

  ステップ1. 大切なことを見極めること
  ステップ2. それ以外のものを取り除くこと

そして、一度にひとつの事に集中するワン・ゴール方式で、
一つひとつゴールをクリアする。

最近は多くの「整理本」が出版されていますが、
本書は整理によってストレスのない環境を作るのではなく、
そもそものやるべきことを大胆に減らし、快適な環境を手に入れ、
徹底した選択と集中で、目的の達成を目指します。

いわゆるGTD系(Getting Things Done)の一冊。

  「制限のない生き方は弱い。
  しかし、制限して集中すれば本当の力が出せるのだ。」

バボータさんは、制限することで得られるメリットを
本書の中で主に集中・エネルギー・効率の面について挙げています。

それ以外にも、制限という枠をつくることでアイディアも
生まれやすくなりますから、制限の効果は偉大ですね。

マルチタスクからシングルタスクへ。

タスクをシンプルにするためには、「MIT」を決め、
1日の初めは、そこから手をつけること。

本書で説明されるMITとは、Most Important Task(最も重要なタスク)
のことで、マサチューセッツ工科大学のことではありません。

私自身のことを顧みると、やはりシングルタスクを好む傾向にあり、
以前の記事で「マルチタスク・ワーキングのすすめ」を紹介しましたが、
本書の考えの方がしっくりきます。

読書方法についても、「本は10冊同時に読め!」と成毛眞さんに
言われても、一冊ずつ読了するワン・ゴール方式を採用しています。

このように本書の考えは、非常に私にフィットしますが、
本としては、箇条書きの項目が多く、内容の重複もあるので、
読んでいて、少し単調さを感じました。

どせなら、「減らす威力」を信用して、本書のページ数自体も、
思い切って減らしても良かったように思えます。

この本から何を活かすか?

  「インターネットの使用状況を自覚する」

まず、私の生活の中で減らすべきは、インターネットの閲覧時間。
気がついたら、よくこのブラックホールに吸い込まれています。

記録して、自覚して、行動を改善するのはダイエットの原則と同じ。

ということで、本書で薦められていたネットの使用状況をモニタする
Toggl」か「Tick」のどちらを使用するか思案。

結局は、Togglを使うことに決めましたが、
そうこうするうちに、また今日もネット閲覧時間が増えてしまいました。

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| ノウハウ本 | 06:46 | comments:2 | trackbacks:1 | TOP↑

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あたりまえだけどなかなかできない 質問のルール

あたりまえだけどなかなかできない 質問のルール (アスカビジネス)
あたりまえだけどなかなかできない 質問のルール (アスカビジネス)
(2009/07/08)
木戸 一敏 商品詳細を見る

満足度★★★

最近、かなり多くの「質問本」が出版されています。

正直、今年読んだ質問本の中では、谷原誠さんの
人を動かす質問力」が、かなり良かったので、
質問本はそろそろ打ち止めでもいいかな、と考えていました。

谷原さんの本は理論としては完璧ですし、読み物としても
非常に面白いので、足りないものがあるようには思えません。

しかし本書のように、実際に使える豊富なトーク例が
紹介されていると、やっぱり有難いなと実感できます。

本書には、著者の木戸一敏さんが営業の現場などで培った
効果的なフレーズが、そのまま書いてありますから、
読んだ直後から使えるのが最大の魅力。

こんな場面では、どんな質問をしたらよいいのか?
どんなタイミングで、どう切り出したらいいのか?

そう思った時に、すぐに役立つのが本書です。

本書では、円滑なコミュニケーションをはかるための、
101の質問のルールが、具体的な質問例とともに紹介されます。

  「質問の難易度を考えよう」

木戸さんは、常に答える側が、気持ちよく話せるような
状況を考えて質問を組み立てます。

質問は、相手に答えることを強いるわけですから、
相手との距離や人間関係によって「答えやすさ」を
配慮しなければなりません。

そこで、本書で紹介されるのが「アーディンの法則」。

これは、質問を難易度順にならべて、そのアルファベットの
頭文字から名付けたものです。

  A : 「あいづち」・・そうそうを引き出す質問
  H : 「はい」・・・・はい/いいえを引き出す質問
  D : 「どれ」・・・・いくつかの選択しから選んでもらう質問
  I : 「いつ」・・・・「いつ、だれ、どこ、なに」を聞く質問
  N : 「なぜ」・・・・「なぜ、どうして」を聞く質問

なぜ?と理由を聞くのが、一番重たい質問に当たります。

確かに、状況を考えず「なぜ?」を乱発すると
相手を不快な気持ちにさせかねません。

自分のことだけを考えず、この5段階のスケールで、
どの質問をすると、相手とのコミュニケーションが
うまく図れるかを考えて、上手に質問したいものです。

この本から何を活かすか?

  「面白かった本を質問してみよう」

人から本を紹介してもらうと、自分が興味をもたず、
今まで素通りしていた分野に急に焦点が当たり、
新たな分野がパッと開けることがあります。

自分から発信することも必要ですが、
人から吸収しようとする姿勢が大切ですね。

最近読んだ本で、面白い本は何ですか?

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| 交渉術・伝える力・論理・人脈 | 07:41 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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巨大バブルがやって来る!

巨大バブルがやって来る!~金融危機終息後の「モラトリアム相場」の読み方~
巨大バブルがやって来る!~金融危機終息後の「モラトリアム相場」の読み方~
(2009/07/30)
木下 晃伸 商品詳細を見る

満足度★★★

  「“100年に一度の危機”という言葉に騙されてはいけない。
  複雑に見える経済を分解し、シンプルに考えていくことで、
  現在の危機は、いずれ“巨大バブル”という言葉となって
  再び私たちの前に姿を表すことになるのだから。」

今後のマーケットの予測として、こらから金融危機の第二波が
来ると考える悲観派と、既に危機は峠を越し今後順調に回復する
と考える楽観派に大きく分かれます。

著者の木下晃伸さんの立場は後者。(木下さんの過去の著作はこちら

回復どころか、さらに大きなバブルが発生するという予測です。

前提としているのが、バブルは何度も起こり得るという事実。

そして、金融危機が生んだモラトリアム相場で、
上昇のためのエネルギーが蓄積し、中国やインドが触媒として
かつてない程の巨大バブルが到来する。

ちなみに、原油価格も1バレル=$140台を回復し、
更には1バレル=$200になってもおかしくないというのが、
木下さんの主張です。

これらの主張だけを羅列すると、占い師の予言と大きな差がないように
感じられますが、本書の中では今回の金融危機と1929年の世界恐慌を
比較するなどの冷静な分析がなされています。

サブプライム問題で、デカップリング派は打ちのめされ、
新興国の経済成長には懐疑的になっている人も多いようですが、
いい時も、悪い時も極端に反応するのが新興国の特徴です。

ですから、中国がエンジンとなり世界経済が順調に回復し、
更に加速してオーバーシュートすることも十分に考えられます。

また、本書を読む限り、木下さんがバブルが来ると煽り、
直接的に何かを購入させようとしている訳ではありませんし、
冷静に考えて、バブル到来を主張することが、木下さんが現在持つ
ポジションに影響を与えることは殆どないように思えます。

  「強気相場は絶望のうちに芽生え、懐疑のうちに育ち、
  楽観のうちに成熟し、幸福のうちに消えてゆく」

私たち一般投資家にとって大切なことは、楽観派・悲観派、
両方の意見を参考にしながらも、自らの頭で考え、
どちらの方向に動いても、あるいは、あり得ない事が起こってもいいように
万全の準備をしておくことでしょう。

[参考]
分析力に定評のある、木下さんの発行するメルマガ
「投資脳のつくり方」は、こちら

この本から何を活かすか?

木下さんは株式市場の転換点として、金融株に注目しています。

せっかくですから、米金融株の代表的なところで
Citi(C)とBK OF AMERICA(BOA)の株価を見ておきましょう。

Citi(C)
C

BK OF AMERICA(BOA)
C

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| 投資 | 06:37 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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デザイン思考の仕事術

ひらめきを計画的に生み出す デザイン思考の仕事術
ひらめきを計画的に生み出す デザイン思考の仕事術
(2009/06/29)
棚橋 弘季 商品詳細を見る

満足度★★★

既存のビジネス書とは異なるテイストで、けっこう新鮮でした。

デザイン思考とは、デザイナーの感性と手法を用いて
人々のニーズと技術の力を取り持つこと。

シリコンバレーのデザインコンサルティング会社
IDEOが提唱しているイノベーション技法です。

フィールドワーク(エスノグラフィ)、ブレインストーミング、
プロトタイピング、シナリオ法などの手法を用い

  理解 → 観察 → 視覚化 → 評価と改良 → 実現

の5段階のプロセスを経て、商品やサービスを生み出します。

著者の棚橋弘季さんは、“あらゆる仕事がデザインである”とし、
デザイン思考を適用する範囲を拡張し、情報収集や問題解決に活かす
仕事術を紹介しています。

デザインと聞くと、どうしても外見上の色や形のことを
イメージしてしまいますが、本書がテーマとしているのは
デザインを生み出すプロセスを応用すること。

個人的には、デザインというより、「設計」という言葉の方が
シックリくるようにも感じました。

デザイン思考を仕事に用いるために、最低限身につけておくべき
基本姿勢として挙げられているのが、次の七箇条です。

  第一条 「わかる」ことは重要じゃない。「わからない」ことにこだわる。
  第二条 オフィス内の論理にではなく、外の世界の現実に従う。
  第三条 他人の意見や作ったものを否定しない。厭ならよりよい代替案を具体的に示す。
  第四条 頭の中だけで考えない。ことばや形を外部化して組み立てる。
  第五条 仲間で群れない。異分野の人と積極的に接する。
  第六条 先人に学ぶ。古きものに学ぶ。今に囚われない広い視点を持つ。
  第七条 グループワークを重視する。協力を惜しまない。

具体的な手法としては、川喜多二郎さんのKJ法やペルソナ(利用者モデル像)
を使っての企画発想法などが詳しく解説されています。

KJ法などの一つ一つの方法論自体は、新しいものではありませんし、
本書で紹介されるデザイン思考も、デザインの現場にいる方にとっては、
当たり前のアプローチなのかもしれません。

しかし、多様化した社会において、ビジネスで成功するためには、
ロジックだけではなく、感性も重視することが求められています。

既存のビジネス書では欠けていた、重要なピース。

本書は、ロジカルシンキング重視のMBA的な世界観とは異なる視点で、
新たな価値を生み出す発想法を提示してくれる一冊です。

この本から何を活かすか?

本来はグループで行なうKJ法を個人で簡易的に行う際、
面倒なのは、最初のカードへの情報の書き出しです。

そこで、最近では、KJ法ソフトが出ているのでは?
と考えて調べてみました。

KJ法思考図作成「せせらぎ」
アイデア発想支援 IdeaCard
IdeaFragment2

いろいろなソフトが出ているようですね。

調べてみてこう言うのもなんですが、
やはりソフトを使うと、書き出す時点で省力化できても、
モニター上で動かすのでは、ダイナミックさに欠けます。

また、全体の俯瞰性においても劣るので、
オリジナルの手法には敵いません。

やはり、アナログな私にはポストイットに書き出し、
ホワイトボードに貼る方法が合っているようです。

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| アイディア・発想法・企画 | 09:06 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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社員のモチベーションは上げるな!

社員のモチベーションは上げるな!
社員のモチベーションは上げるな!
(2009/07/25)
宋 文洲 商品詳細を見る

満足度★★★

簡単にいうと、次の諺について書かれた本です。

  You can lead a horse to water, but you can't make it drink.
  馬を水場に連れていくことができても、水を飲ませることはできない。

著者は、ソフトブレーンの創業者の宋文州さん。

昨日の記事で紹介したアンリ・ジャールは作られた外国人でしたが、
宋さんは実在する方。

いずれにしても、外部からの視点は、私たちが当たり前だと思っていたことが、
実は当たり前でもなんでもないことに気づかせてくれます。

宋さんは、“モチベーション”という言葉が飛び交っている会社ほど
業績が芳しくないと説明しています。

それでは、モチベーションは不要なのか?

いいえ、宋さんはモチベーション自体を否定している訳ではありません。

あくまでも、モチベーションは内在する動機付けであり、
他人がコントロールできるものではないとしています。

  「社長も部長も、やる気がないことを、素直に認めるべきだと思います。」

誰しも、モチベーションが上がらない時があります。

その状態を、人間の生理現象として素直に受け入れ、
再び燃え上がる時期が来るまで、火種だけは絶やさないように守る。

この自然体で、自分を信じて待つことが重要のようです。

本書では、宋さんの仕事に対する持論述べられていますが、
逆説的な言い回しが多く刺激的。

  ・モチベーションが高すぎる会社は要注意!
  ・「怒るな、叱れ」は大間違い!
  ・部下をほめてはいけない
  ・「ホウレンソウ」の徹底が、責任転嫁を生む
  ・努力は必ずしも報われない

「モチベーションが高すぎる会社」で私が思い出すのが、
大嶋啓介さんの「てっぺん!の朝礼」。
きっと、宋さんからすると、受入れられない方法なのでしょう。

本書の中で、いけすの中でイワシを弱らせない方法が紹介されていました。

イワシは弱い魚(鰯)で、ただいけすに入れておくだけでは、
すぐに死んでしまいます。

しかし、一匹だけ違う魚(天敵)を入れておくと、
緊張感が高まり、簡単には死なないようです。

これは、「イワシと企業には共通点がある」ということで
本書に挿入されていた話しですが、私には宋さん自身が
日本社会の中に入って、日本人に緊張感を与える
天敵の魚の役割を果たしているように思えました。

この本から何を活かすか?

  「強い精神力はこう作る」

本書では、宋さんが日頃から実践しているお金も掛からない
簡単方法が紹介されていました。

それは、駅のゴミ箱から捨てられた新聞や雑誌を漁ること。
読みたい雑誌を拾って、電車で読み、またゴミ箱にすてるようです。

宋さんは、部下にやめて欲しいと懇願されながらも、
あえて屈辱的なことを経験し、精神を鍛えるために、
ゴミ箱から雑誌を拾うことを実践しているとか。

確かに、精神鍛錬になりますし、経済的で、エコな行為ですが、
何かが違うような気がします。

プライドを捨てることも大切ですが、
捨てないほうが良いプライドもあるのではないでしょうか?

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| 仕事論 | 06:34 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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ザ・メソッド

ザ・メソッド あなたの会社をキャッシュリッチに変える8つの秘訣
ザ・メソッド あなたの会社をキャッシュリッチに変える8つの秘訣
(2009/07/07)
広瀬 元義 商品詳細を見る

満足度★★★

アンリ・ジャール38歳、「ビジネス成功研究会」の専任講師で
フランス生まれで日本育ちの日系フランス人。

本書は、彼が講師を務める経営者対象セミナーの実況中継です。

参加者22名は、いずれも中小企業経営者。
セミナー参加費用は100万円!

全8回の講義は、経営哲学、チームビルディング、マーケティング、
リーダーシップから会計までバランスよくカリキュラムが組まれています。

第3講では、長靴に肩から膝まであるあるエプロン姿で、アンリは登場。
また第4講では、ゴリラの着ぐるみで登場。

各講義では、アンリのちょっとしたサプライズが
仕掛けられていて、全体的にはユーモアを交えながらも、
ハイテンションでセミナーは進行します。

トンプソン先生とテリー、パイク・プレイス・マーケット、
ノードストロームの体験談、パタコ動物園のゴリラ、お城造りレース

これらの、合間に紹介されるビジネスストーリーも
参加者の興味を引き付ける内容です。

実は、このセミナーは架空のもの。
講師のアンリ・ジャールも実在の人物ではありません。

今まで、物語形式で経営が学べるビジネス書は
数多く出版されています。
最近の面白いものとしては、「会計天国」などがありますね。

また、セミナー形式で書かれた本や、実際に行なわれたセミナーを
文章に起こした本も珍しくありません。

著者の広瀬元義さんは、この2つの形式を融合させました。

まず、カリスマ講師アンリ・ジャールを創造し、
彼が行なう架空のセミナーを実況中継する形で、
本書を著しているのが面白いところです。

話の内容もうまく組み立てられているので、読んでいる途中で、
この講義がフィクションであることを忘れてしまいます。

各講義の最後には、実践的な「宿題」も掲載されているので、
講義を聞いただけでは終わらないのも良いところですね。

100万円の参加費用は別にして、こんな魅力的なセミナーなら、
参加してみたいと思うビジネスパーソンも多いのではないでしょうか。

この本から何を活かすか?

  「意思決定と報告は日本語でするな」

やるのか、やらないのか。できたか、できなかったか。
これを「イエス」か「ノー」ではっきりさせないまま、
お茶を濁してしまう日本人が多いと、アンリは指摘しています。

確かに、ビジネスでは「イエス」か「ノー」をはっきりさせないと
生産性は上がりません。

私も、結論がハッキリしない典型的な日本人の対応を
してしまう時があるので、必要に応じて、
日本語思考と英語思考の切り替えを意識したいところです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| ビジネス一般・ストーリー | 09:37 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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逆説の仕事術

逆説の仕事術 20の非常識があなたのビジネスを飛躍させる
逆説の仕事術 20の非常識があなたのビジネスを飛躍させる
(2009/07/23)
鳥内 浩一 商品詳細を見る

満足度★★★

仕事術というより、マーケティングの本です。

逆説とは、真理に反対しているようであるが、
よく吟味すれば真理である説のこと。

これは、広辞苑による「逆説」についての説明ですが、
本書は、まさにこの通りの内容です。

著者の鳥内浩一さんは、傑作「ハイパワー・マーケティング」が
日本でも有名な天才マーケッター、ジェイ・エイブラハムさんに
師事しているとのこと。

本書では、そのエイブラハムさんの教えをベースに、
鳥内さんの経験を交え、マーケティングの発想が学べるように
解説されています。

ちなみに、鳥内さんが経営に参画するラーニングエッジ株式会社は、
セミナーポータルの「セミナーズ」を運営する会社です。

  ・虎の威を借る狐となれ
  ・自己PRはするな
  ・買えないものを作れ
  ・ライバルの商品を売れ
  ・顧客に向かって話しをするな

このような一般常識とは異なる20個の逆説に対し、
それぞれ事例と解説があり、最後にエクササイズが付くという構成です。

本書に挙げられる非常識は、逆説ですから、
実はよく読むと、非常に納得できるもの。

なぜ、非常識なのに納得できるのか?

マーケティングの常識と非常識は表裏一体。

異なるのは視点だけ。

私たちは、ビジネスでは売る側の立場でありながら、
同時に生活者として、買う側の立場でもあります。

ひとつの原則が、売り手から見ると非常識であっても、
それは買い手から見ると常識であることが多いものです。

  「自分中心のパラダイム」から「相手中心のパラダイム」に
  自らを変えることができるかどうかが鍵なのです。

鳥内さんがあとがきで、こう語るように、
視点を変えるきっかけが、本書で解説される20個の逆説です。

過冷却された水に「刺激」を与えると急に凍るという現象がありますが、
あなたが、自分の持っている資産を活かしきれない状態にあるならば、
本書の逆説は、それを一気に結晶化する「刺激」になるかもしれません。

この本から何を活かすか?

セミナーズのサイトを見ると、ウェルス・マネジメント・フォーラムとして
講師を務めるジム・ロジャーズさんと堀古英司さんの写真ががトップ画面に
表示されていました。(2009年9月5日現在)

私は、堀古英司さんの冷静な分析、結構好きです。

最近、楽天の「ウォール街から~米国株の魅力~」を
読んでいなかったことを思い出しました。

月一ぐらいの更新ペースなので、つい読むのを忘れてしまいます。

実は堀古さん、同じ内容をブログ「米国株式の魅力」にも
アップしているので、私は読み忘れ防止のために
ブログの方をRSSリーダーに登録しました。

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| マーケティング・営業 | 06:58 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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かもの法則

かもの法則 ―脳を変える究極の理論
かもの法則 ―脳を変える究極の理論

(2009/07/14)
西田 文郎 商品詳細を見る

満足度★★★

  「さて、この本で私が言いたいのは、およそ以上のようなことです。
  すでに、あらかたしゃべってしまいました。『よし、わかった』。
  そう思う人がいたら、もう本を閉じていただいてけっこうです。
  どうせここから後のページは、手を変え、品を変えながら、
  ここで述べたことを繰り返すだけです。」

これが書かれているのは、本書の33ページ目。

確かに、西田文郎さんが本書で伝える「かもの法則」は非常にシンプルです。

僅か30ページあまりで、一番大切なことは述べられていますが、
「読まなくていい」と言われると、逆に読みたくなるのが人の常。

私も、その心理に逆らえず、最後まで読んでしまいました。

まんまと、西田さんにしてやられた感じもしますが、
念のために言っておくと、当然、その後のページにも、
読んで損のない、とっておきの話が披露されています。

さて、シンプルな「かもの法則」とは、次のような考えです。

  人の心には二羽の「かも」が棲んでいる。

  一羽は、「できないかも」と思う否定的な「かも」。
  もう一羽は、「できるかも」と思う肯定的な「かも」。

  心に、「否定的なかも」が発生したら、「肯定的なかも」に置き換える。

これは、マイナス思考をプラス思考に変えることとは、ちょっと違います。

「私は~できる」と言い切ってしまうと、
それが現実とかけ離れている場合は、人の理性は心のどこかで
合理的な判断を下し、否定してしまうことがあります。

これが、助詞である「かも」を付け、「私は~できるかも」と変わると、
可能性の話しですから、理性は100%否定できません。

更に、もし実現したら嬉しいなという、ワクワク感が湧いてきます。

これを続けて、人生をイノベーションし、
違った未来が実現させるのが「かもの法則」。

人は自分の夢を思い描くと同時に、その夢が過去の延長線上に
イメージできない時は、不安に思うものです。

しかし、肯定的な「かも」は、それがどんな突飛な夢であっても、
これまでの自分を揺さぶり、その夢に向けて自分を進める
強力なエンジンになり得るようです。

ちょっと、言葉遊びのようにも感じられる面もありますが、
納得できる部分が多い本でした。

この本から何を活かすか?

西田さんの将来の夢。

それは、死の床で妻にやさしく手を握ってもらい、
「あなたのおかげで幸せな人生だった」と言ってもらうこと。

とっても素敵な夢ですね。

私も、西田さんを真似て、妻に同じように言ってもらうことと、
万一、妻が先に死の床につくことがあれば、
私から、この感謝の言葉を伝えられるような人生を歩みたいですね。

私も、そんな人生が歩める「かも」。

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| 自己啓発・セルフマネジメント | 06:25 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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2000社の赤字会社を黒字にした社長のノート

2000社の赤字会社を黒字にした社長のノート
2000社の赤字会社を黒字にした社長のノート
(2009/07/07)
長谷川 和廣 商品詳細を見る

満足度★★★

きょう1日の「気づき」をノートに書く。

やろうと思えば、誰にでもできる簡単なことです。

これを1週間続けるのはどうでしょうか?
1ヶ月では?、1年では?
恐らく、1年間続けられる人はかなり少ないでしょう。

そして40年では?

本当に続けられる人はごく稀です。

本書の著者、長谷川和廣さんはこれを実践しました。

27歳の時に仕事で「おやっ!」と思ったことを書き始め、
この習慣は社長になった後も、書き続けました。
「OYATTO NOTE(おやっとノート)」と名付けられたメモは、
ノートの冊数にしてなんと200冊。

これは、誰にでもできることを、誰にもできないくらいやり続けた
まさに見本ですね。

本書は、その「おやっとノート」の中から、
ビジネスで役立つものを142の語録としてまとめたもの。

プロらしさや、利益を出すことにこだわった、長谷川さんの名言集です。

40年間の結晶ですから、一朝一夕で同じモノを書くことは不可能です。

映画なら「構想に40年、製作に1年の歳月を費やした超大作」
といったコピーがつくかもしれません。

更に、その40年の中には、「もう一人のゴーン」と称され、
2000社を超える企業の再生に参画して、立て直した経験が
詰まっていますから、一つ一つの言葉に重みがあります。

以下、本書の長谷川さんの語録で、私にヒットしたものの中から
3つほど挙げてみます。

  ・最初に手をつけるのは「この会社はどういう方法で
  利益を生み出すべきなのか」ということを、社の全員に、
  まさに洗脳に近いカタチで理解してもらうことです。

  ・「最小の投資で最大の利益を得る」では不正解。
  「最大の利益を得るために、必要な投資を最大限行なう」
  ところから考えるべき。

  ・会社というものは「未来から監視されている」

特に3つ目は、長谷川さんの言わんとすることとは、
ちょっと違いますが、私はこの言葉を個人に当てはめ、
「あなたは、あなたの未来から監視されている」と捉えています。

Your Future is Watching You.

この本から何を活かすか?

ブログは、「おやっとノート」になり得るのか?

「気づき」は理性で分るより、心で感じる面が多いもの。

やはり、ブログでは他人の視線の呪縛がありますから、
自分の感情のリアルな発露は難しいもの。
これが、本当の「気づき」を書き留める障害になることも
あるかもしれません。

それでは、非公開ブログや、PC内に文章として残すのはどうか?

この点については、増田剛己さんが「思考・発想にパソコンを使うな
の中で、キーボードに打ち込む時と、ノートに書く時では、
脳の使う部分が違うと指摘しています。

つまり、キーボードに打ち込んだ気づきと、手書きした気づきでは、
出来上がりが違うものになっている可能性があるということですね。

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| 仕事論 | 06:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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シンプル・マッピング最強ノート術

いつでもどこでも「脳の集中モート゛」を高める シンプル・マッピング最強ノート術
いつでもどこでも「脳の集中モート゛」を高める シンプル・マッピング最強ノート術
(2009/08/04)
松宮 義仁 商品詳細を見る

満足度★★★

シンプルマッピング事務局、さいとうさんより献本いただきました。
ありがとうございます。

私は、「ノート術」の本を読むと、「会議術」のことが頭に浮かびます。
反対に「会議術」の本を読むと、「ノート術」のことを連想してしまいます。

これは、会議術とノート術に、似たところがあるからでしょう。

この2つの類似性は何か?

どちらも知的生産を行なう重要な「場」です。

更に共通しているところは、アイディアを得るために
どちらも「発散」と「収束」という過程を経ることが挙げられます。

いいアイディアを得るために、長時間の会議を行なう組織もあれば、
短時間の会議で、実践に多くの時間を割く組織もあります。

松宮義仁さんが、本書で提案する「シンプル・マッピング」は、
短時間の会議派の方に合う、非常に簡単なノート術。

ノートを書くことには、時間をかけません。 

書き方は、松宮さんの前作「A6ノートで読書を超速化しなさい
の記事でも紹介しましたが、ノート中央にテーマを配置し、
後は放射状に枝を伸ばし、サブテーマや箇条書き事項を書き込みます。

読書マッピングでは、左側に自分の意見やアイディア、
右側に客観的な情報を書くという左右の区分がありますが、
見た目はマインドマップを簡略化したもという印象です。

最大の特徴は、文庫本(A6)サイズのノートに短時間で書くことで、
いつでもどこでも記入し、見直すことができること。

いわば機敏性を重視したノート術です。

  「1日の質はその日にノートを開いた回数に比例する」

これは、松宮さんのセミナーでの言葉のようですが、
このノート術は、まさに回数重視ですね。

シンプル・マッピングについて、もう少し詳しく知りたい方は、
特設サイトで動画が公開されているので、こちらをご覧ください

松宮さんは、時間管理もシンプル・マッピングで行なうと
説明しています。

私は、この本を読んだだけで実践していませんから、
推測の域を出ませんが、あまりこの方法がスケジュール管理に
適しているようには思えません。

もちろん、松宮さんもその点を感じて、長期のスケジュール管理は
iPhoneを組み合わせる方法の説明がなされています。

手軽さが売りであるシンプル・マッピングに、
無理に何でもかんでも押し込んでしまうと、
せっかくの利点が、損なわれるような気がします。

この本から何を活かすか?

私は、「A6ノートで読書を超速化しなさい」を読んだ後、
紹介されていた、コクヨS&T カバーノート(システミック) 2冊収容タイプ
を購入しました。
(紹介されていたのはA6ですが、私は据え置き用としてA5を購入)

カバーが硬いので、立てかけておいてもノートの端が曲がらないのと、
ポケットがついているのが気に入っています。

トイレ設置用ノートとして、もう一つ購入しようと思っていたのを忘れていました。
前回購入はカバー色「黒」だったので、今回は「赤」を注文します。

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| ノウハウ本 | 08:52 | comments:2 | trackbacks:1 | TOP↑

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人を動かす質問力

人を動かす質問力 (角川oneテーマ21 C 171)
人を動かす質問力 (角川oneテーマ21 C 171)
(2009/07/10)
谷原 誠 商品詳細を見る

満足度★★★★

私たちは、「分からなかったら質問してね」と
小さいころから、数えられないくらい言われ続けてきました。

決して、学校の先生は「人を動かしたいなら質問してね」とは
言わなかったはずです。

そういた経験が、私たちの中に長く刷り込まれているので、
最近の「質問力」ブームで、質問力の本が沢山出回っていても、
いまだに、「質問=情報を聞き出すもの」という固定観念が
拭えない人が多いのかもしれません。

自分が知るための質問ではなく、人を動かすための質問。

それが、質問のプロ(弁護士)である谷原誠さんが、
本書で説明する内容です。

それでは、なぜ、質問には人を動かす力があるのか?

理由は2つあります。

一つ目の理由は、人は「なぜ?」と聞かれた瞬間に、
自動的にその答えを探す性質を持っているからです。

谷原さんもこの性質を利用して、本書の冒頭を質問から始めています。

二つ目の理由は、人は他人から言われたことには従いたくなくても、
自分で気づいたことには喜んで従う性質があるから。

どちらの性質も人を動かす強力なエンジンです。
(ちなみに、このパワーを会議に利用したのが「質問会議」です)

しかも、この質問の持つ力は他人だけではなく、
自分自身にも大きな影響を及ぼします。

自分への質問の質と回数が、人生の成功を左右する
と言っても過言ではないでしょうか。

本書では、自分を含めた人を動かす質問のコツが、
6つの分野(思いのままに情報を得る、人に好かれる、人をその気にさせる、
人を育てる、議論に強くなる、自分をコントロールする)で、
コンパクト、かつ密度濃く説明されています。

私が読んだ最近の「質問力」本の中では、
最もコストパフォーマンスが高い一冊。
正直に言って谷原さんの過去の著作よりも、私にはフィットしました。

また、本書を読むと特典として、
恋人や配偶者に「携帯電話見せて」と言われた時に、
うまくかわす「立証責任の転換」のテクニックが身につけられるかも・・・

この本から何を活かすか?

ポジティブな質問の仕方ができるかどうかは、思考の癖、習慣です。

  (ネガティブ・クエスチョン)
    「何度注意されれば気が済むの?」

  (価値観)
    注意されたら一度で直すべきだ

  (ポジティブ・クエスチョン)
    「前回注意した後、何を変えた?」
    「どうすれば今後のミスを防げると思う?」
    「いつ改善する予定?」

本書には、上記のようなネガティブ・クエスチョンを
ポジティブ・クエスチョンに変える練習問題が、何問か掲載されていました。
私も、しっかりと練習してみます。

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| ノウハウ本 | 06:37 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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