活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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「ぼうず丸もうけ」のカラクリ

「ぼうず丸もうけ」のカラクリ
「ぼうず丸もうけ」のカラクリ
(2009/07/17)
ショーエンK 商品詳細を見る

満足度★★★

お寺の暴露本のようなテイストで、
実は、お寺を身近に感じさせる本。

著者は、そろばん10段、税理士の資格を持つショーエンKさん
現役の若いお坊さん(住職)のようです。

ちょっと覗いてみたいと思わせる、お寺の裏事情で
興味を引きつつ、お布施や戒名の本来の意味・目的や、
お寺との上手な付き合い方まで学べる内容になっています。

全体的に、暗いイメージにならないよう、
ユーモラスに書かれていますから、気軽に読めるのが魅力。

「お坊さんの視点から見た、ありのままの、現在のお寺の姿」が
冷や汗が出る度合い、1汗~5汗までのランクで表示された、
40の知られざるカラクリで開示されています。

ちなみに5汗にランクされるのは、次のような内容。

  ・「時給50万円」が、安心の、即日、現金一括払い!
  ・「お布施の金額」は気持ちで決まる?
  ・最強の無税地帯。お寺を守る「10の結界」
  ・禁断の最終奥義。住職との「お布施、交渉術」
  ・掟破りの「お寺」選び

本書の前半は、キャッチーな見出しの楽しい読み物ですが、
後半のお寺との上手な付き合い方は実用的。

いざという時はバタバタして、ゆっくり本を読んでいる状況では
ありませんし、誰に相談したらよいのか、なかなか分からないことなので、
事前に知っておきたい内容が説明されています。

購入特典として、「お葬式のマナー帳」と「初詣の作法集」が
ダウンロードできるのも、私のような無作法者には有難いところですね。

ショーエンKさんが、税理士の資格を持ってることから、
お金事情の面だけがクローズアップされ、悪趣味とか罰当たりと
感じる人もいるかもしれませんが、よく読むと、
お寺のことをもっとよく知って、お寺離れを防ぎたいという
気持ちが込められているのが良くわかります。

将来は、本書に興味を引かれる読む若い年代の人達と、
お寺は付き合っていかなければなりませんから、
こういった親しみやすい本で、お寺を身近に感じてもらうことは、
大切な布教活動(マーケティング)の一環なのでしょう。

余談ですが、西本願寺では「NET縁」という
お坊さんの結婚支援サイトを開設しているようです。

お坊さんとしてお寺に入る「入寺コース」と、お嫁さんとして
お寺に入る「結婚コース」があるようです。
興味のある方は、ご覧ください。

この本から何を活かすか?

「おさい銭」の意味。

人々がお金を投げ捨てているように見えるこの行為は、
本来、「お金への執着を捨てる修行のひとつ」とのこと。

今まで私は、なんとなく、おさい銭を入れて拝んでいましたが、
本当の意味を知るのは大切なことですね。

合掌!

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.


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