活かす読書

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全脳思考

全脳思考
全脳思考
(2009/06/12)
神田 昌典 商品詳細を見る

満足度★★★

ブレイクスルーを生む、新しい思考法を解説した本。

神田昌典さんが7年ぶりに書き下ろしたビジネス書ということで
多方面で話題になっていますね。

本書が提唱する「全脳思考モデル」とは、1枚のチャートを描くことで、
従来の分析型フレームワークでは突破できなかった
思考の壁を突き破る発想をもたらすというものです。

下敷きになっているのは、MITスローン校経営学部上級講師の
C・オットー・シャーマーさんが体系化した「U理論」。

これを神田さんは1枚の2×3のマトリックス状のチャートを
描くことで、誰もが実践できるメソッドとして本書で解説します。

チャートは左下を現在、右上をHAPPYな未来とし、
ゴールから逆算してストーリーを作っていくというもの。

HAPPYな未来を明確にイメージすることで、
論理的思考では考えつかなかった、新しい着想を得るようです。

従来のフレームワークを使った思考を「左脳的」とすると、
今回、神田さんが紹介する方法は「右脳的」な思考法といえますね。

ですから、分析型フレームワークの代替ではなく、
全脳思考モデルを併せて使うことで、
論理的かつ創造的な発想ができるのかもしれません。

この全脳思考には特設サイトが作られていて、
神田さんの解説映像を見ることができます。

本書は450ページ以上の力作で、手法自体の解説よりも、
その背景を知るための広範な説明に、多くのページを割いているので、
読む前に、先に解説映像を見るのもひとつの手です。

肝心な点は、本当に使えるメソッドか?再現性があるか?
ということ。

うがった見方をすると、本書で取り上げられていた
「クッシュボール」の事例も、最初から答えがあったものを
当てはめたと見れなくもありません。

本書の説明を読んだだけでは、微妙な感じがしますので、
まずは、何度も自分の手を動かしてチャートを描いて
試してみることが必要のようです。

この本から何を活かすか?

で、実際にやってみました。

チャートを描かずに、ただゴールから逆算で発想するよりは、
枠があるほうが発想しやすい感じがしました。

正直言って、1度試しただけでは、
簡単にブレイクスルーは起こりませんでしたが、
HAPPYな未来を先に考えるので、確かにワクワク感はあります。

先日紹介した「描いて売り込め! 超ビジュアルシンキング」と
組み合わせると、面白そうな発想ができるかもしれません。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.


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| アイディア・発想法・企画 | 06:37 | comments:3 | trackbacks:1 | TOP↑

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