活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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思考・発想にパソコンを使うな

思考・発想にパソコンを使うな (幻冬舎新書)
思考・発想にパソコンを使うな (幻冬舎新書)
(2009/05/27)
増田 剛己 商品詳細を見る

満足度★★★

手書き「ノート」の効用を紹介した本。

著者はオールアバウトで「散歩」のガイドも務める
フリーライターの増田剛己さん。

本書では、まず「メモ」と「ノート」をはっきり区別する
ところから始まります。

メモは短期の目的で、脳の負担を減らし「忘れる」ためにとるもの。
ノートは長期の目的で、「覚えたり考えたりする」ために書くもの。

一番の違いは、ノートは文章化というプロセスを経ることで
思考が整理されることのようです。

ですから、本書で説明するノートとは、むしろ「日記」に近いもの。

本書で紹介される著名人のノートの例は、
ほとんどが日記として世に残されたものです。

ただし、日記は日付順という型があったり、胸のうちを語る
内省的な文章となる傾向があるようですが、
本書が勧めるノートは、もう少し柔軟です。

継続するが、日課にはしない。
思考の場として使うので、必ずしも文章である必要はなく、
図や表で書いても構わないようです。

また、日記系でいうと「ブログ」がありますが、
ブログは他人向けの文章で、ノートは自分向けの文章なので、
自ずとそこに書かれる内容も違ってきます。

  「手書きをすると、脳の使い方が変わる」

確かに、キーボードを打つ行為と、ペンで書く行為は
脳の違うところが刺激をされているような気がしますね。

これは、一方が良くて他方が悪いというものではなく、
それぞれにメリット・デメリットがありますから、
一本化というより使い分けが重要なのでしょう。

ちなみに増田さん自身は、コクヨのA6サイズB罫ノートを
手帳とは別に携帯し、空き時間にメモからノートに書き写しながら
思考の整理を行っているようです。

  「インターネットにより、まるで水道の蛇口をひねれば
  情報が出てくるような世の中で、もはや情報には大した価値が
  なくなっていると言ってもいいかもしれない。」

だからこそ、手書きノートの中で、自分の頭を使って
考えたことには価値があると増田さんは指摘しています。

参考までに、当ブログで紹介にしたノート関連本の記事です。

  ・情報は1冊のノートにまとめなさい
  ・A6ノートで読書を超速化しなさい
  ・人生を劇的に変える東国原式勉強法

この本から何を活かすか?

例えば読書メモについて考える。

本書の定義で分けると、

  ・本に書かれている内容を書き写す → 読書「メモ」
  ・それに自分の考えを加えて文章化 → 読書「ノート」

現在の私の読書メモは、これが渾然一体となったものです。

この状態で、特に不都合はありませんが、
問題は、その読書メモをあまり読み返していないこと。

時間があれば、メモを読み返すより、
別の本を読んでしまうのが、主な原因です。

まずは今日、今月の読書メモを読み返してみます。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 読書法・速読術 | 06:33 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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