活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


2009年06月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年08月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

真のリーダーに導く7通の手紙

真のリーダーに導く7通の手紙
真のリーダーに導く7通の手紙
(2009/06/25)
松山 淳 商品詳細を見る

満足度★★★★
アップルシード・エージェンシー、深川さんより献本頂きました。
ありがとうございます。

最初は、何か読んではいけないものを読んでしまったのでは、
という錯覚に陥りました。

おもいっきり負の感情が吐露された、「プライベートな手紙」。
そんな感じの出だしに、私は少し面食らいました。

本書は、会社で憂き目に会ったミドル層男性の物語。

100年に1度の危機で、突然の課長への降格。
その日、主人公は偶然父親の書斎で、小さな貼紙を見つけます。

  「書くことは正確な人間をつくる」

この言葉が胸に響いた主人公は、会社の体制に感じる憤りや
上司や部下への不満など、ほとんど愚痴に近い内容の
手紙を書き始めることから物語りは始まります。

その手紙は、生前から決別していた、今は亡き父に宛てたもの。

認めたくない現実。向き合ってこなかった過去。様々なコンプレックス。

今まで目を背けていたことを、7通の手紙に書きながら、
自問自答することで、少しずつ変化する心境。

そして、完璧な人間でなくてもいいということに気づき、
彷徨いながらも、わずかな希望の光が見えるようになってきます。

これは、私が主人公と同じ世代だからかもしれませんが、
フィクションだと分かっていても、非常にリアルな心の声が
聞こえてくる感じがしました。

著者の松山淳さんは、エグゼクティブ・カウンセラーで、
本書はメルマガで発表し感動を呼んだ「リーダーの涙」を
加筆・改題したもののようです。

本書の後半は7通の手紙の解説編で、本当にカウンセリングを
受けているような落着いた雰囲気で語られ、
以下のようなポイントもまとめられていました。

  ・「エモーション・ダイアリー」を書く5つのポイント
  ・「盲点の自己」を発見する5つの習慣
  ・上手に「聴く」ための5つの心構え
  ・「自分史」を書く5つのコツ

140ページ程度の薄めの本ですが、内容は重く心に響くものでした。
苦難を乗り越え、人間的な成長を促すために
是非読んでおきたい一冊です。

この本から何を活かすか?

主人公は社史の編纂の作業を通じて、
「自分史」の作成にもとりかかりました。

本書に紹介されていた、「自分史」を書く5つのコツは
次の通りです。(少し要約しています)

 1. 人生すべてを書くことはできないと割り切る
 2. 生まれてから現在までの年表をつくり、学歴と職務経歴だけ書き込む。
 3. 全体を眺め直感を働かせ、書いてみたい出来事を思いつくまま記入。
 4. 順番に書こうとせず、書けなくなったら別の出来事に移る。
 5. 各出来事に対し、どう感じ、何を学び、どんな教訓を得たかを必ず書く。

私も、過去を振り返る機会がほとんどなかったので、
この機会に、自分史つくりにチャレンジしてみます。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.


このエントリーをはてなブックマークに追加

| 自己啓発・セルフマネジメント | 10:28 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |