活かす読書

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地頭力のココロ

地頭力のココロ 本質を見る思考力を育てる物語
地頭力のココロ 本質を見る思考力を育てる物語
(2009/04/29)
細谷 功 商品詳細を見る

満足度★★★

「Mr.地頭力」こと細谷功さんの地頭力シリーズ第3弾。

今回は、ストーリー形式で地頭力のキーフレーズである
「結論から」、「全体から」、「単純に」の3要素を中心に
問題解決の思考法を学びます。

主な対象は、入社して数年の駆け出しのビジネスパーソンです。

主人公のマサヤは、システム会社に務める入社3年目の営業担当SE。
飛行機で隣に座ったことで知り合った、謎の60代男性ドクさんから
仕事のアドバイスを受けることになります。

マサヤは、先輩女性のりょうこと一緒に週末毎に、
ドクさんのレクチャーを受け問題解決の手法を学びながら、
社内のプロジェクトを進めるストーリーです。

主人公が、社外にメンターを見つけ、
悩みながらも成長するという、よくあるパターン。

但し、あまり凝ったストーリーにはせずに、
対話形式で理解を深めることに徹していることが、
使える場面を想定しやすいくしています。

けっこう実用度は高いと思いますよ。

本書で「結論から」、「全体から」、「単純に」の3要素と
一緒に示されるのが、「問題解決のピラミッド」という思考の枠組み。

これは、Why(目的)→What(やるべきこと)→How(実現手段)の
3層構造からなる問題解決のフレームワークです。

ピラミッド原則といえば、傑作「考える技術・書く技術」の
バーバラ・ミントさんが有名です。
しかし、ミントさんの本は、少しハードルが高いと感じる方も
多いようなので、最初は本書のようなシンプルな説明の本から
入った方がスムーズにいくでしょう。

少し簡単すぎると思える本から入って、
徐々に専門的な本に進むのがセオリーです。

また、本書のタイトルに「ココロ」と入っているのは、
問題解決が、人間の心理抜きに図れないため。

そこで、「依頼者の期待値管理」や「コミュニケーション」といった
人との関わりに触れている点が、他の問題解決本と異なる
本書の特徴の一つです。

この本から何を活かすか?

以下、コミュニケーションの章のまとめです。

  ・コミュニケーションの鉄則は「一切伝わっていないと思え」
  ・「相手に伝えたこと」と、「相手に伝わっていること」は大きく異なる
  ・「伝わってる」ことを達成するには、「伝える」以外の手段もある
  ・コミュニケーション上の問題点は「すべて自分が悪い」と思え

伝えたことと、伝わったことの差を認識し、
いろいろな手段で伝わった状態を作るのが大切。

このブログも文章だけでなく、もう少し図やイラストを
取り入れたほうが良いのかもしれません。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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