活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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デジタルネイティブの時代

デジタルネイティブの時代
デジタルネイティブの時代
(2009/05)
木下 晃伸 商品詳細を見る

満足度★★★

私たちが外国人と接する場合、日本人とは文化的背景が
異なるので、同じ常識が通じないと自然に考えることが可能です。

しかし、同じ肌の色、同じ言語を話す人に対しては、
文化や習慣が異なるという意識が、どうしても薄れてしまいます。

デジタルネイティブ世代は違う人種。
これが、本書を読んだ私の率直な感想です。

生まれた時からインターネットが身近にあふれ、
それを使うことが当たり前になっている、平成元年以降に
生まれた世代をデジタルネイティブと呼ぶようです。

著者の木下晃伸さんは、これから訪れるデジタルネイティブ世代が
台頭する時代に向け、その生活習慣や文化を分析することで、
ビジネスで成功する秘訣を探ります。

通常の世代間にある認識の違いは、
時間が経過すると、ある程度「溝」が埋まるものですが、
デジタルネイティブ世代との溝は、決して埋まることがないと
木下さんは解説します。

  「“デジタルネイティブ世代”に対しては、
  おそらくいつまで経っても“自分たちも若いころはそうだったな”
  などど理解することはできないと思います。」

ノンネイティブが、今後のビジネスで成功するためのポイントは、
「ネイティブのことを理解できないということを理解」
したうえで、コミュニケーションの中心に、
ケータイや映像を据えた戦略を立てること。

企業が海外進出を図る場合、その国の習慣や嗜好合わせて
販売する商品やビジネスの方法をアレンジしますが、
デジタルネイティブ世代に向けた商売でも、
同様に考える必要がありそうです。

本書では、ドワンゴ、ザッパラス、DeNA、ブイキューブなど
デジタルネイティブ世代の心を掴み、成功過程にある
企業の事例が取り上げられています。

但し本書は、本格的に今後の企業が取るべき戦略を
提示するというより、デジタルネイティブ世代の背景分析に
重点を置いているので、「新しい文化を知るための読み物」
程度に考えて読むのがいいかもしれません。

この本から何を活かすか?

木下さんが注目しているのは、eラーニングの分野。

昨日の記事で紹介した、大前研一さんもeラーニングには
かなり力を入れています。

鳴り物入れで2005年12月に東証マザーズに上場した
大前さんの、(株)ビジネス・ブレークスルー(2464)も、
株価急落後、しばらく低迷を続けていました。

これがやっと、底を打った感じも・・・

最近の、ビジネス・ブレークスルーについて
財務内容や方針など、詳しく調べてみたいと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| IT・ネット | 07:35 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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