活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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投資の極意は「感謝のこころ」

投資の極意は「感謝のこころ」
投資の極意は「感謝のこころ」
(2009/03/19)
竹田 和平 澤上 篤人 商品詳細を見る

満足度★★★★

日本最大の個人投資家・平成の花咲爺さんこと竹田和平さんと
長期投資のカリスマ・澤上篤人さんの対談本。

まさに、2大巨頭、夢の顔合わせです。

2007年10月と2008年11月に行われた
2回の対談内容が収録されています。

最初の対談が初顔合わせとは思えないぐらい、
竹田さんと澤上さんは、意気投合しています。

お互いに尊敬し合っているからこそ、
かみ合った対談になっているのでしょう。

対談の内容は、長期投資が良くて、短期投資が悪いといった
単純なものではありません。

株の買い方については、せいぜい、皆が逃げ出す局面で
買いに出るといった話しくらいで、細かく触れられてはいません。

  「皆が逃げ出したくなるような時に、“どうぞ用立ててください”
  と資金を投入します。差し出したお金を使っていただいて、
  それがグルグル回って、みんなに喜んでいただいて
  経済が拡大して良くなって、そのご褒美としてお天道様が
  リターンをくれるといった感覚です。」(澤上さん)

ゼロサムゲームで考えるのではなく、「ありがとう」の心で、
相手に利益を与えると、いずれ自分にも自然と利益が回ってくる
という考えです。

昨日の記事は貯金についての本でしたが、お2人の対談は、
世のため人のためになるお金の使い方や、貯徳大国をつくろう
といったスケールの大きな話しが中心。

よく、堀江貴文さんや、村上世彰さんのことを
鬼の首を取ったかのように非難する方もいらっしゃいますが、
そんなことで目くじらを立てない様子からも、
お2人の懐の深さが窺えますね。

実際にお2人の顔を思い浮かべてみると、
いつもニコニコした表情しか、私は思い出せません。
本当に徳の深さが顔に表れているのでしょう。

お金や投資のことだけではなく、
人としてどうあるべきかを考えさせられる一冊でした。

この本から何を活かすか?

本書で驚くべき点は、出版業界でも、金融業界でも
働いた経験のない、石井達也さんという一人の男性の「夢」が、
この対談を実現させたことです。

あとがきによると、石井さんは交代勤務をしている27歳の
現場作業員とのこと。

石井さんは普通の個人投資家でしたが、
澤上さんのセミナーに参加し、直接話しをして衝撃を受けます。

その後、竹田さんと会って話したい、
竹田さんと澤上さんが対談したらどうなるんだろう?
その対談を是非、実現させたいという夢を持ちました。

石井さんは竹田さん宛てに手紙を書き、なんと面会が実現。

そして夢の対談の話を、竹田さんにお願いすると
快く了承していただいたそうです。

本書は、竹田さんと澤上さんの言葉以外にも、
行動力のある石井さんからも学ぶべき点がありました。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.


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| 人生論・生き方・人物・哲学 | 06:48 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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