活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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ビジネスで失敗する人の10の法則

ビジネスで失敗する人の10の法則
ビジネスで失敗する人の10の法則
(2009/04/21)
ドナルド R キーオ 商品詳細を見る

満足度★★★★

著者のドナルド・R・キーオさんは1981年から1993年まで
コカ・コーラ社の社長を務めた方です。

しかし、キーオさんについては、
“ウォーレン・バフェットさんが最も信頼する友人”
と紹介する方が良いかもしれません。

とにかく、本書から伝わってくるのは、
キーオさんとバフェットさんの厚い信頼関係です。

本書の序文は、バフェットさんが執筆しています。
更に、バフェットさんが経営するバークシャー・ハザウェー社は
本書を1千冊購入し、株主総会で配ったほどです。

バフェットさんの親しい友人が集まる「グレアム・グループ」の中でも、
毎回、ビル・ゲイツさんがキーオさんの話しを聞きたがるとか。

さて本書の内容は、キーオさんが60年以上のビジネスの経験から
導き出した、会社経営でやってはいけない「べからず集」です。

10の法則のうち1つでも当てはまれば、
高確率で失敗することが保証されています。

コカ・コーラ社でのキーオさん自身の失敗事例も
多く紹介されていますから、雑誌「日経ビジネス」で連載の
「敗軍の将、兵を語る」的な要素も含んでいますね。

  「この小論を戒めの書として読んで欲しい。
  どれかにあてはまるようなら注意する方がいい。
  失敗への道を歩んでおり、会社を道連れにすることになろう。」

好調な企業ほど陥りがちな罠というのがありますから、
本書の10の法則を、失敗の予兆を察知するための
警報アラームとして読むと良いということでしょう。

  「会社が何かに失敗するということは、実際にはない。
  失敗するのは個人だ。」

この言葉が示すように、本書は主に経営者「個人」への
戒めが中心となっているので、一般のビジネスパーソンが
読んでも参考にできる内容が多く含まれています。

成功するためには、「やるべきこと」と
「やらざるべきこと」の両面があるはずです。

世に溢れるビジネス書や成功本は、主に「やるべきこと」に
焦点を当てて書いているものが多いので、
本書のように「やらざるべきこと」について書かれた本も
併せて読むことで、本当に成功への道が開けるのではないでしょうか。

この本から何を活かすか?

本書で紹介される10の法則の中で、
最も重要とされているのが、次の法則です。

  「法則1 リスクをとるのを止める」

ただ闇雲にリスクをとることが良いわけではありません。
しっかりとリスクを測定した上で、リスクテイクすることが大切です。

最近、あなたは、何かリスクテイクしましたか?

私は本書を読んで、最近、リスクをとるのを止めている
自分に気づきました。要注意ですね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 経営・戦略 | 09:54 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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