活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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折れない新人の育て方

折れない新人の育て方 (自分で動ける人材をつくる)
折れない新人の育て方 (自分で動ける人材をつくる)
(2009/04/02)
船戸 孝重 & 徳山 求大 商品詳細を見る

満足度★★★

人を育てることは、企業や組織にとって最重要課題です。

特に、新入社員や若手の育成は、企業の将来そのものを
つくることであり、疎かにすることはできません。

しかし、現実には自信を持って新人の育成をしている
企業は意外と少ないもの。
順調に育っていると思っていた新人から
突然「辞めたい」と言われることも、しばしば起こります。

本書は、そんな悩みを持つ企業、現場担当者に向けた
新人・若手育成のための指南書。

リクルートコミュニケーションエンジニアリング社が、
数百社の顧客企業と共に、「新人育成」や「定着化」に向けた
取り組みを重ねる中で得た、業種を越えたセオリーを提供します。

メインとなるのは、新人が「つまずきがちな10の場面」に集約し、
実践的な対象方法を解説してるパートです。

  1.配属が思い通りにいかない、 2.基本的な小さな仕事・ルーティンの仕事、
  3.小さな向上・小さな成果、 4.報・連・相、 5.山積みの仕事、
  6.納期を要望される、 7.ミス、 8.なかなか成果が上がらない、
  9.考えてもどうしたらいいかわからない、 10.結果

そもそも、新人を迎え入れるこのとのメリットは、
企業のDNAを埋め込み、将来にわたって活躍する戦力に育てる以上に、
既存の社員に変化を与えることにあります。

本書を読んで私が思ったのは、
新入社員は人生経験が浅く、仕事のやり方も知りませんが、
それでも既存の社員が、逆に学ぶことも多いという点。

「我以外皆師」

生まれたばかりの赤ちゃんにだって、親は多くのことを学びます。

新人を迎える側が、新人によって自分が成長するという
自覚を持つことで、職場の空気もずいぶん変わるような気がします。

本書は、現場のマネージャーや人事担当向けに書かれた本ですが、
悩める新入社員にとっても、今の自分の気持ちを整理して、
対処法を知る意味では、読んで損のない本でしょう。

また、本書を読む時期も、本来は新人を迎える1月~3月ぐらいが
ベストなのかもしれませんが、「人を育てる=自分を育てる」という
観点に立てば、いつの時期に読んでもいい本なのかも知れません。

この本から何を活かすか?

  「ついつい我々は、“ない”ものには着眼しても
  “ある”ものには着眼しないことが多い」

これは、「新人の可能性への信頼」について書かれていた
パートの一節ですが、私たちの日々の生活の中でも
注意しなければいけない点ですね。

人との関わりのみならず、自分自身についても
“ある”ものに着目することを意識すべきでしょう。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.


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