活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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100年に1度のチャンスを掴め!

100年に1度のチャンスを掴め! (PHPビジネス新書)
100年に1度のチャンスを掴め! (PHPビジネス新書)
(2009/04/17)
藤巻 健史 商品詳細を見る

満足度★★★

藤巻健史さんのファンにとっては、読む前から内容が分かる本。

水戸黄門然り、ヤッターマン然り。
パターンの美学とでも言うべきでしょうか。

藤巻さんが本書で主張する内容も、
基本的には、過去の著作で書かれている内容と同じです。
頑なに主張を変えないところが、藤巻さんの魅力。

さて、本書の内容は、以下に要約できます。

  サブプライム問題は、ミスプライシングという技術的問題が原因。

  よって解決可能な問題で、マーケットが考えているより
  早く景気が回復する可能性がある。

  その後、お金がバラ撒かれ、ジャブジャブに溢れた状態なので、
  必ず「資産インフレ」が起こる。

  だからインフレ時の資産運用の定番、不動産・株・借金を持とう。

以前から藤巻さんは、資産インフレ説を主張されており、
自身のポートフォリオを、長期固定金利で可能な限り借金して、
株と不動産と外貨建て商品で組んでいます。

2008年の10月6日に、日本株全部と米国株の半分を
売ったそうですが、同じ10月の月末に再度、日米株を買い戻し、
現在は、ほぼ同じポートフォリオを維持しているようです。

ちなみに、以前の著書の主張と比較すると、
「今がチャンスなので、日本株と“米国株”を買おう!」から
「100年に1度のチャンスなので、日本株と“欧米株”を買おう!!」へと
ほんの少しだけ変わっています。

肝心なのは、「いつ」藤巻さんと出会うか。

数年前に藤巻さんに感化され、
同じポジションに乗った人は、今のところ最悪です。
これから乗る人にとっては、良い出会いなのかもしれません。

いずれにせよ、予測が当たる、当たらないということよりも、
ロジックの組み立ては、いつもながら見事なので、
見習うべき点が多くあります。

本書は、藤巻さんファンの方には変わらない安心感を与え、
初めて藤巻さんの著書を読む方にとっては、
世間で喧伝される考えを疑う目を養ってくれる一冊です。

この本から何を活かすか?

以前の記事でも紹介した「藤巻プロパガンダ」。

ファンの方にはよく知られていますが、
基本的に藤巻さんの予想が外れまくっている時は更新が遅くなり、
当たっている時はよく更新される、非常に分かりやすいサイトです。

以前はマーケット分析の「付録」として書かれていた
藤巻さんのオトボケな日常が、最近は、「フジマキな日々」として
単独記事で更新されるようになっています。

写真も掲載され、カジュアルな感じが強くなり、
更新頻度もいつになく多くなっていますね。

これって、藤巻さん、絶好調ということでしょうか?

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.


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