活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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コーチング・ワークショップ

コーチング・ワークショップ
コーチング・ワークショップ
(2009/03/19)
高木 善之 商品詳細を見る

満足度★★

正確に言うと、コーチングが目的の本ではありません。

本書は、高木善之さんが代表を務めるNPO法人
ネットワーク「地球村」が行った、1泊2日、約30時間の
コーチングのワークショップを実況中継したものです。

  第1章 地球環境の事実を知る
  第2章 (環境問題の)根本原因を探る
  第3章 (環境問題の)解決の方向性を探る
  第4章 コーチングのワーク
  第5章 始点を切り替えるワーク(サイレント・ウォーク)
  第6章 旅立ちのワーク(未来を担う意識)

確かに、第4章でコーチングについての説明もありますが、
どちらかというと、環境問題についての現実を知って
行動するこがメインテーマのワークショップで、
それが書籍化されたと考えるのが妥当でしょう。

実際のワークショップへは、子育てがうまくいかない、夫婦間の対立、
職場の人と考えが違う、自分は後ろ向き、人生の目的が見つからない
など、それぞれの悩みを抱える30名の方が参加しています。

しかし、高木さんからの地球温暖化、オゾン層破壊、森林破壊、
食糧危機、エネルギー危機など、地球がもっと深刻な問題を
抱えているという話しを聞き、今までの自分の考えや生活を
改める必要性に気づくという展開でワークは進みます。

第1章~第4章までが1日目、5章・6章が2日目の内容で、
ワークショップの目玉は、2日目早朝に行われる
サイレント・ウォークというイベント。

自然の中で自分を解放して歩くので、
今まで見えていなかった自然の営みが目に入るようです。

もちろん、地球環境について考えることは大切で、
一人ひとりが行動を起こす必要があるのは事実です。

ただ、本書は経済活動のプラス面には注目せず、
マイナス面だけを大きく取り上げ、高木さんの結論に
誘導しているように感じる面があります。

私のように、コーチングの内容を期待していると
それ以外の印象が強すぎて、
ちょっと違うかなという感想をもつかもしれません。

高木さんの活動に関心のある方は、
こちらの、ネットワーク「地球村」のサイトをご覧ください。

この本から何を活かすか?

高木さんは、テレビスタジオが
いくつものカメラで番組を収録することになぞらえ、
「複数のカメラの視点を持つ」このと大切さを説明しています。

  1カメ : 自分から見た視点
  2カメ : 相手の立場から見た視点
  3カメ : 第三者の客観的な視点
  4カメ : 過去から現在を眺める視点
  5カメ : 未来から現在を見る視点

単に、相手の立場や客観的な立場で考えようと思っても
なかなか難しいものです。

しかし、このようにカメラの切り替えイメージを持つと、
視点の切り替えがうまくいきそうな感じがしますね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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