活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


2009年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年06月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

本田式サバイバル・キャリア術

本田式サバイバル・キャリア術
本田式サバイバル・キャリア術
(2009/03/18)
本田直之 商品詳細を見る

満足度★★★

先の見えない時代を生き抜くための指南書。

本田直之さんが、今までの人生で遭遇した
5大危機を乗り越えて生き残った経験をベースに、
サバイバルの「法則」がまとめられています。

キーワードは「サバイバビリティ」(survivability:生き残る力)。

但し、本田さんのレバレッジシリーズのように
徹底して「レバレッジ」という言葉を多用していないので、
「サバイバビリティ」の浸透度はあまり高くありません。

本書の考えを要約すると、次のようになります。

  時代は大きなうねりを向かえているので、
  シングル志向からマルチ思考へ切り替え、
  所属する会社でコーポレートキャリアを築くと同時に、
  社外でも通用するパーソナルキャリア作りましょう。

そのために必要な思考法やノウハウが本書で
解説されていますが、他の本田さん本に比べると、
イメージや精神論で語られている割合が多いように感じます。

例えば、「平凡なスキルをポータブル・スキルに進化させる」
ためのアドバイスとして書かれているのは、
「常に意識を持つこと」だけ。

これでは、ちょっと寂しいですね。

また、本書の中で、ビジネス書のベストセラーの変化が
語られているパートがありました。

  「10年前のビジネス書のベストセラーは、(中略)
  しかも、大前研一さんや稲盛和夫さんのような、
  本の世界以外ですでに名をなしている人がほとんどでした。」

これに対して、今の時代は企業の看板を背負わない
本田さんや勝間和代さんが活躍する個人の時代になった
ということです。

  「10年前」、「大前研一さん」、「サバイバル」・・・

この3つのキーワードで、私が思い出したのが
大前さんのベストセラー「サラリーマン・サバイバル」。
(リンク先は10年前のモノではなく、その後に出た文庫版です)

ひょっとすると本書は、かつてのベストセラーを
今もっとも勢いのある本田さんが現代風にアレンジした、
リメイク作品なのかもしれませんね。

同じく、勝間和代さんの「会社に人生を預けるな」も、
大前さんのサラリーマン・シリーズ第2弾に当たる
サラリーマン・リカバリー 会社から自分の人生を取り戻せ
とタイトルが被っています。

本田さんや勝間さんに、その意識があるかどうかは分かりませんが、
かつての名作を現代風にアレンジしたリメイク作品が、
今後も、続々と出版される可能性は高いような気がします。

この本から何を活かすか?

本田さんは、サバイバビリティを鍛えるため、

  「1ヶ月間、半分の生活費で暮らしてみる」

ことを推奨しています。

私は、“別の目的”で1ヶ月間ではなく、
最低1年間、できれば3年間、半分の生活費で暮らすことを推奨します。

その目的は、こちらの記事の「この本から何を活かすか?」の
部分をご覧ください。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 


このエントリーをはてなブックマークに追加

| 仕事術・スキルアップ・キャリア | 10:45 | comments:0 | trackbacks:2 | TOP↑

| PAGE-SELECT |