活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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頭のいいお金の使い方

お金の流れを呼び寄せる 頭のいいお金の使い方
お金の流れを呼び寄せる 頭のいいお金の使い方
(2009/02/17)
午堂 登紀雄 商品詳細を見る

満足度★★★

お金の稼ぎ方や増やし方ではなく、「使い方」に特化して書かれた本。

  ・節約は結局自分の首を絞めているだけ
  ・収入の範囲内で生活する発想をやめる
  ・無駄使いは最高の投資教育

これらの言葉だけを表面的に見ると、単に浪費を勧めているようにも
見えますが、著者の午堂登紀雄さんが言いたいのは、
もっと長い目で見てリターンが増える「戦略的なお金の使い方」です。

午堂さんの考えのベースになっているのが、
ある大富豪の方に教わったという「たらいの水理論」。

  「お金というのは、たらいに入った水のようなもの。
  手元に掻き集めようとすると脇からこぼれて逃げていってしまうが、
  押し出す、つまりお金を使うと逆に集まってくる」

円いたらいを思い浮かべて、この理論を考えると、しっくりくると思います。
本書にはイラスト付きで、イメージしやすく解説されていますね。

お金は、ひとつの「道具」。

道具という面では、「英語」や「パソコン」と同じで、
それをどう活かすかが重要になります。

ただし、他の道具と異なる点は、「お金」はある程度ないと困る
必須の道具であることと、単に「消費」することも可能なこと。
そして、これらの点に意識が集中してしまうと、知らず知らずのうちに、
道具の奴隷となってしまう可能性があることでしょう。

そのことを、午堂さんはあえて刺激的な言葉を使いながら
本書で分かりやすく解説しています。

ただ、一流品や高級品を買って所有することが、
意識を高めることに直結するかどうかは、その人の性格次第。

実際に私は、どちらかというと、モノの所有が
自分の意識に与える影響は少ない方です。

午堂さんは、本書で一流の「モノを所有」することと、
一流の「サービスを体験」することの両方を勧めていますが、
「モノの所有」と「サービスの体験」では、
それぞれ刺激する部位や、持続性などの「効能」が異なります。

ですから、この点については自分の性格を考えて、
より効果的な方にウェートを置いて投資すべきでしょう。

この本から何を活かすか?

  「お金のKYにならないようにする」

お金は他人に影響を与えます。

午堂さんが、一貫して本書で言っているのは、
同じ金額のお金でも「死に金」にするのではなく、
「生き金」にすること。

相手が喜ぶタイミングや、言われるとウレシクなる言葉を添えて、
相手の立場でお金を使う。

私は、本多静六さんを師とする質素倹約派ですが、
この発想は取り入れてみたいと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 

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| マネー一般 | 06:21 | comments:3 | trackbacks:1 | TOP↑

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