活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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超凡思考

超凡思考
超凡思考
(2009/02/10)
岩瀬 大輔&伊藤 真 商品詳細を見る

満足度★★★

司法試験対策で有名な伊藤塾で師弟関係にあった
伊藤真さんと岩瀬大輔さんによる対談本です。

「子どもに何を伝えたいか」を出発点として、
およそ1年かけて対談した内容を4章立てに編集しています。

スタートは「子どもに対して」のもだったかもしれませんが、
実際は、一般のビジネスパーソンに向けた内容です。

  「テクニックより、自分と向き合う地道な努力こそ大切」

という、お二人からの強いメッセージが伝えられています。

タイトルの「超凡」とは、「非凡」と同義。
世間の評価を畏れることなく、とことん自分と向き合えば、
「平凡」はやがて「非凡」に変わることを意味するようです。

  第1章 目標設定 (本文:岩瀬さん、まとめ:伊藤さん)
  第2章 時間術 (本文:伊藤さん、まとめ:岩瀬さん)
  第3章 情報整理 (本文:岩瀬さん、まとめ:伊藤さん)
  第4章 伝える力 (本文:伊藤さん、まとめ:岩瀬さん)
  まとめの対談

元々が対談ですから、非常に読みやすく書かれています。
伊藤さんと岩瀬さんで、1章ごとに交互に執筆し、
お互いに章末のまとめでフォローし合っているので、
私には、ちょっと変わった感じがしました。

  「誰かのテクニックやノウハウをお手軽に真似するのは、
  もう、やめよう。早道も、正解も、どこにも転がっていない。
  結局、どこまで自分と向き合えるか。」

このメッセージには、十分な説得力があるものの、
平凡な私からすると、東大在学中に司法試験に合格するような
お二人とは、そもそも自分と向き合って努力できる「量」や「質」が
違う気もするので、それを補う意味でもテクニックやノウハウが
必要と考えます。

実際のところ、お二人が指摘するように、
テクニックやノウハウに頼るから、自分と向き合う努力が
なされないのか、それとも、テクニックやノウハウで補っても、
努力が足りない分をカバーできないのかは不明ですが。

誰でもできることを、誰もができないくらい続けることが、
成功の秘訣とはいいますが、それが難しいことも
純然たる事実であると、本書を読んで再認識しました。

参考:本書で紹介されていた本
P&G式 世界が欲しがる人材の育て方

この本から何を活かすか?

  「思考の整理、アイディアを生み出すきっかけとして、
  ホワイトボードは欠かせないのです。」

岩瀬さんは、自分ひとりで考えを深めたい時に
ホワイトボードを使用しているようです。

とりあえず思いつくことを書き出して、視覚化する。
考えが尽きたところで、少し離れたところから俯瞰する。

私もホワイトボード愛用者なので、ほぼ同じ使い方をしています。

  「ホワイトボードはいわば、ボクシングでいうところの
  スパーリング・パートナーです。」

この岩瀬さんの表現は、我が意を得たりという感じでした。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 

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