活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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アイデアパーソン入門

アイデアパーソン入門 (講談社BIZ)
アイデアパーソン入門 (講談社BIZ)
(2009/01/08)
加藤 昌治 商品詳細を見る

満足度★★★★

「アイディアとは既存の要素の新しい組合せにしか過ぎない」
という考えを「アイデアのつくり方」の中で示した
ジェームス・ウェブ・ヤングさん。

そして、その既存の要素の集め方と組み合わせ方の
ノウハウをまとめた、加藤昌治さんの「考具」。

アイディア本の金字塔ともいうべき2冊ですが、
「アイディアのつくり方」を母、「考具」を父として、
その両親の間に生まれたのが、本書「アイディアパーソン入門」という
感じでしょうか。

本書では51のステップで、あなたがアイディアパーソンとして
覚醒するための準備を手伝い、練習方法を示します。

ちなみに、「アイディアパーソン」とは、なにやらカッコイイ
響きを持つ言葉ですが、本書では、

  「公私を問わず、どんな課題に対してもくだらないモノも含めて
  アイディアをたくさん出す人」

または、

  「アイディアの素となる既存の要素を追い求めるために“たぐる”
  という行動習慣を使いこなす人」

と定義されています。

それでは、雑学的な知識量の多い人は、既存の要素、
つまり選択肢を多く持っているので、それを組合せさえすれば、
簡単にアイディアパーソンになれるのか?

答えはNO。ただ知っているだけでは足りません。

アイディアにするためには、知識や体験を“自分ごと化”して
活性化しておく必要があるようです。

加藤さんは、その“自分ごと化”する技を「たぐる」と
表現していますが、一般的にはアイディアをインキュベートしている
過程に相当するイメージでしょう。

理想的には、脳の中を「24時間循環風呂」のように、
新しいお湯(知識)を加えつつも、古いお湯(知識)もグルグル対流させ、
表面(顕在意識)には常に、いろいろな記憶が押し出される状態を
つくり出すようです。

また本書は、原稿段階で一部の人に読んでもらい、
寄せられた質問を「先取りQ&A」として各章末に掲載していますので、
うまく読者の理解を深めやすいよう工夫されています。

極端な言い方をすると、「アイデアのつくり方」、「考具」、
そして本書の3冊セットで、アイディア本は完成したとも
思えてしまいそうです。

この本から何を活かすか?

アイディアパーソンとしての「プロとアマの差」。

加藤さんは、次のように説明しています。

  アマチュアは、手にした知識をそのまま使いたがる。

  プロは、それを触媒に自分の中に蓄積された要素を呼び起こし
  一捻り加えたり、要素に分解し肝心なものだけを取り出そうとする。

これは、私が日々ブログを書いていても感じることです。

いわゆるアルファブロガーと呼ばれる方の中には、
上記のプロとしての作業が、当たり前のようにできている方が
多いように感じます。

本書のステップを私のブログ生活の中でも、使ってみようと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 

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