活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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超!部下マネジメント術

超!部下マネジメント術-1/3の時間と労力で人が育つ!インストラクショナルデザイン-
超!部下マネジメント術-1/3の時間と労力で人が育つ!インストラクショナルデザイン
(2009/01/22)
石田 淳 商品詳細を見る

満足度★★★

「インストラクショナルデザイン」により、
戦略的な指導で、部下を早く確実に育てるための本です。

それでは、インストラクショナルデザインとは何か?

これは、本書の核となる教育の効果を高める方法論。

  「ものごとを効率よく教えるためには、
  授業や教材をどのように準備し、どのように教えていけばよいのか」

を体系化したもの。“教え方”にフォーカスしたメソッドです。

著者の石田淳さんは、
以前から提唱している「行動科学マネジメント」に、
この「インストラクショナルデザイン」を融合させ、
ビジネスの現場で、
「誰が誰に対して行っても効果が上がるインストラクション(指導)」
を行う目的で、本書にノウハウをまとめました。

簡単に言うと、部下育成のための長期的な設計図をつくり、
行動科学マネジメントでフォローするということです。

インストラクショナルデザインには、次の2つの大原則があります。

  原則1. 部下は常に正しい
  原則2. すべてを「具体的な行動」に落とし込む

原則1を見ると、ギョっとする方もいるかもしれませんが、
この方法論では、部下ができない・育たないのは、
すべて上司(教え手)に責任があるという考えに基づいていますから、
部下は常に正しいという前提に立ちます。

だからこそ、効果的な指導方法の追求がなされるわけですね。

また、原則2は行動科学マネジメントそのものといえるでしょう。

本書単独だと、この部分についての記述が少ない感じもしますので、
石田さんの他の行動科学マネジメント関連の書籍と併せて読むと
細かな実践的な部分まで見えてくるでしょう。

本書を読む限り、部下育成以外の分野でも、
インストラクショナルデザインは応用できそうです。
今後、いろいろな切り口で関連書籍が出版されるのが楽しみです。

この本から何を活かすか?

  「実は子育てと、新人の育て方とは、重なる部分は多分にあります」

このように石田さんは指摘しています。

ならば、インストラクショナルデザインを子育てに
使うこともできるということでしょう。

また、本書には「ガニェの9教授事象」という
学習効果を最大限に高める、指導手順の手本が紹介されていました。

  1. 学習者の注意を喚起する
  2. 学習者に目標を知らせる
  3. 前提条件を思い出させる
  4. 新しい事項を提示する
  5. 学習の指針を与える
  6. 練習の機会をつくる
  7. フィードバックを与える
  8. 学習の成果を評価する
  9. 保持と転移を高める

私は、娘の勉強をみる機会が多いので、これらを参考にしてみます。

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