活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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10人の法則

10人の法則 ―感謝と恩返しと少しの勇気
10人の法則 ―感謝と恩返しと少しの勇気
(2008/11/05)
西田 文郎 商品詳細を見る

満足度★★★★★

今まで何冊か、西田文郎さんの本を読みましたが、
私の中では、本書が一番です。素直に感動しました。

「10人の法則」自体は、言葉にすると簡単です。

  あなたが感謝すべき人、10人の名前をあげなさい。
  そして1年以内に、10人全員にあなたの「感謝」を伝えなさい。

感謝の大切さを説く本はたくさんありますが、
本書ほど感謝の本当の意味を考えさせられる本は、
あまり多くありません。

誰でも「感謝しています」と簡単に言いますが、
普段、私達が口にする「感謝」には、
「感謝しなければいけない」とか「感謝すべき」などの
理屈で考えたものが含まれているようです。

しかし、本当の感謝とは頭ではなく心で感じるもの。

西田さんの勧める「10人の法則」は、
理屈脳の感謝を感情脳に落とし込みます。

  ・人は嬉しいと、感謝したくなる
  ・人は感謝すると、嬉しくなる

本当に感謝すると、このプラスのスパイラルが起こり
どんどん良くなっていく。

「10人の法則」を実行することで、
多くの人に支えられてきた自分が好きになり、
自分ほど運のいい人間はいないと確信できるようになるようです。

また、「10人の法則」の活用編として、

  ・金持ちになりたければ、10人の金持ちと付き合え
  ・やる気がある人間になりたければ、10人のやる気がある人間と付き合え
  ・美人になりたければ、10人の美人と付き合え

などが紹介されています。

なりたい人と付き合うことで、意識が変わり、限界を超えられる。

本書には、西田さんの今までの経験や、
いくつもの感謝にまつわるエピソードも紹介され、
読むだけで駆り立てられるものを感じました。

この本から何を活かすか?

小児癌で男の子を失った母親の手記が紹介されていました。

  死の時が迫った少年は、ベッドの上で母親に尋ねたそうです。
  「ママ。人間は死んだらどうなるの?生まれ変わるの?」
 
  お母さんはハッとして、どぎまぎしながら答えます。
  「また赤ちゃんになって、生まれてくるんだよ」

  それを聞いた少年は、安心した顔になりました。
  「ママも、生まれ変わるの?」

  「そうね。きっと生まれ変わると思うよ」

  「それならママが生まれ変わる時は、お願いだから女に生まれてきてね。
  女に生まれて、また僕を産んでよ」

西田さんは、この少年のように、母親が生きているうちに
「またあなたに産んで欲しい」と伝えられなかったそうです。

幸いなことに、私の両親はまだ健在ですから、
今のうちに、「またあなた方の子として生まれたい」と
伝えたいと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.  

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| 心に効く本 | 07:41 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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