仕事が夢と感動であふれる5つの物語

仕事が夢と感動であふれる5つの物語 (講演CD付)
(2008/10/31)
福島正伸 商品詳細を見る
満足度★★★★
昨日の記事に引き続き、福島正伸さんの本です。
こちらは、「どんな仕事も楽しくなる3つの物語」の
続編的な位置付け。
仕事を通じて夢を持ち、それに向けて取り組むことの大切さが、
5つのショートストーリーで語られています。
誰しも、「こういう仕事ができたらイイな」と考えることは
ありますが、忙しい毎日に追われて過ごしていると、
つい大切なことを忘れがちになります。
そんな時に、本書のストーリーを読むと、
自分が一番大切にしなければならないことを思い出す
きっかけになるでしょう。
全体を通して読んでも、30分程度で読めますが、
5つの物語はそれぞれ独立していますから、
5分×5回に分けて読んだ方が、
本書の効果が長持ちするような気がします。
人によっては涙ぐむ話しも、あるかもしれません。
第1話の「馬車のパレード」が、一番多くの人に感動を
与えそうですが、私はどうしても親子の話に弱いので、
第2話の「日本一のパパ」にグッときました。
いずれにせよ、夢を持って努力し続ける人の話には、
人を感動させるパワーがあるということです。
本書には、福島さんのセミナーCD(約30分)が付きます。
前作「3つの物語」出版直後の講演内容で、
福島さんの巧みな話の中にも、
「仕事の意味」を改めて考えさせられ、
正直、このCDだけでも買う価値があるように思えます。

5つの物語のまとめとして、「夢を持つと変わる、7つのこと」が
最終章に紹介されていました。
1. 景色が変わる
2. 苦手な人も必要な人に変わる
3. 経営資源が集まる
4. 時間が増える
5. 勇気が出る
6. すべての過去が意義あるものになる
7. 能力を引き出す
よく、「他人と過去は変えられない」と言いますが、
夢を持てば、過去の事実は変えられなくとも、
その意味付けが変わり、すべて必要な過去になるようです。
Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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