活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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リーダーになる人の たった1つの習慣

リーダーになる人の たった1つの習慣
リーダーになる人の たった1つの習慣
(2008/10/29)
福島 正伸 商品詳細を見る

満足度★★★

リーダーとして、一番大切なことをストーリー形式で学ぶ本です。

実話をベースにしているそうですが、設定は次のようになっています。

  柴田正光が主宰する経営者育成スクールで、
  あるプロジェクトが行われることになりました。

  参加者はセミナー受講生の
  武田勝也(31歳)、五十嵐あかね(29歳)、間宮幸人(34歳)の3人。

  そのプロジェクトとは、赤字続きで回復の見込みがなく、
  取り潰す予定の3つカラオケ店を、3人それぞれが店長となって
  1年間だけ経営して黒字化させるというものです。

  3人は勤めていた会社を辞め、背水の陣でプロジェクトに臨みます。

  コンサルタント出身でキレ者の武田。
  前向きで発想力が豊かな五十嵐。
  人と人のつながりを大切にする間宮。

  3人は、それぞれの特性を活かした改革を行おうとしますが、
  三者三様で大きな壁にぶつかります。

  スタッフとの対立、前任者の負の遺産、体調不良・・・

  3人は、月1回の柴田とのミーティングをヒントに、
  悩みながらも、少しずつリーダーとして成長していきます。

人を育てるノウハウを「メンタリング」というそうですが、
私たち読者は、この物語の主人公と共に、
このメンタリングのポイントを学ぶことになります。

  第1に、自分が見本になること。
  第2に、相手を信頼すること。
  第3に、相手を支援すること。

そして、行動主体である相手を動かす一番大きなきっかけは、
相手を感動させること。

箇条書きにすると味気ないですが、ストーリーで疑似体験しながら
学ぶと、もっと実感を伴ったものとして伝わります。

本書は170ページ程度の本で、短時間で読めますから、
ちょっと人間関係で行き詰った時に、
パッと読んで気持ちを切り替えるといった使い方もできそうです。

この本から何を活かすか?

  「白紙の意味」

間宮は、自分が店長となったカラオケ店の問題を探るため、
スタッフ全員に白紙を渡し、これまでに不満に思ったことを
何でも書くように指示しました。

しかし、20分後に紙を回収すると、すべてが真っ白。
誰一人、名前さえ書かずに提出していました。

これを見て、間宮は考えます。

  「あれは白紙じゃない。店員みんなの気持ちそのものが、
  びっしりと溢れんばかりに書いているんじゃないだろうか。」

これは物語なので少々ドラマチックですが、
日常的な人間関係の中にも、「話さないことにこそ意味がある」
と考えさせられました。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 

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