活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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デキるトップのすぐ効く!しかけ

デキるトップのすぐ効く!しかけ 短期間で会社が劇的に変身する!
デキるトップのすぐ効く!しかけ 短期間で会社が劇的に変身する!
(2008/11/20)
白潟 敏朗 商品詳細を見る

満足度★★★

大和書房さんより献本いただきました。ありがとうございます。

価値観の共有は、企業にとって重要なテーマです。

本書では、社長の「こだわり」、
つまり、その会社が最も大切にしていることを
全社員に浸透させる仕掛けを紹介しています。

やるべき内容は、非常にシンプル。

社長と管理職や社員との会話の機会を増やすことと、
こだわりを明文化することの2つのみです。

しかし、そんな当たり前と思えることでも、
意外とできていない会社が多いのも事実です。

そんな時こそ、本書で紹介される簡単な仕掛けを実践すると、
コミュニケーションの頻度が上がり、
短期間で効果が出てくることでしょう。

会話の架け橋診断、「○○さん、おはよう」と声をかける、
泊りの合宿、こだわりを語ろう会、こだわりテスト、などなど。

きっと、本書を読んで「そんな簡単なこと・・・」と
考えるトップの人ほど、実際にはコミュニケーションが
うまく取れていなかったりするのものです。

本書は、白潟敏さんが語りかけ、
それに対して“架空の社長さん”が相槌を入れる
会話調で書かれています。

非常に分かりやすく読むことができますが、
その辺は、好みの別れる所かもしれませんね。

また、本書はグループのリーダーや管理職の方が読んでも
参考になる点があるにも係わらず、
「社長さん!」という呼びかけが、けっこう多いので、
読者を会社のトップに絞っているような印象を
与えているの点が、少し気になりました。

この本から何を活かすか?

米国の心理学者、ロバート・ザイアンスさんが提唱する
「ザイアンスの法則」は次のようなものです。

  1. 人は知らない人には、攻撃的、批判的、冷淡に対応する
  2. 人は会えば会うほど好意を持つ
  3. 人は相手の人間的側面を知ったときに好意を持つ

セールスやマーケティングの分野では、
自分の意思を伝える上で欠かせない法則として有名(?)ですが、
本書の仕掛けも、基本はこの考えに則しています。
(本書に、この法則が紹介されている訳ではありません)

少しだけ響きが似ているので、私は「ザイアンスの法則」と
「ザイガニック効果(潜在意識が中途半端なものを
完成させようとする働き)」をよく混同したいました。

これを機に、どちらがどちらかを確認することができました。 

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 


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| 仕事術・スキルアップ・キャリア | 07:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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