活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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かぼ

かぼ
かぼ
(2008/10/28)
石井 裕之 商品詳細を見る

満足度★★★★

「かぼ」とは、この物語に出てくる少年のあだ名。

本書は、セラピストである石井裕之さんが贈る、
私たちの中にある大切なものを思い出させてくれる
良質なストーリーです。

物語なので、さわりだけ紹介します。

  主人公の松田純平は、本が1冊だけ世に出た売れない小説家。

  しかし、彼の人生はカリスマIT企業の社長である有馬達也の
  ゴーストライターを務めてから激変します。

  純平は有馬の会社に取締役として迎えられ、有馬の思想である
  “有馬イズム”を伝える広告塔として、表舞台に立つことになります。

  そんなある日、純平のもとに「小説家の松田純平さんと会いたい」
  という連絡が入ります。

  連絡してきたのは、余命いくばくもない病気の少年、吉野薫。
  あだなは、「かぼ」。自称天使の12歳。

  純平は、「かぼ」との他愛もない会話を通して、
  少しずつ自分の中に変化してていくものを感じます・・・

最初の有馬達也の設定を読むと、私は、
勢いがあった時の元ライブドア社長・堀江貴文さんを
思い出し、松田純平のモデルは、他業界から取締役になった
宮内亮治さんを想像しましたが、それは一瞬だけ。

後は、素直にストーリーに引き込まれていきました。

主人公の松田純平が抱える問題は、私たちが日常的に悩んでいること。

「かぼ」との会話を通して、
大切なことに気づき、救われるのは読者である私たちのようです。

読み終わった後に、自分の心の中にも変化を感じる
ちょっと素敵なセラピー小説でした。

この本から何を活かすか?

悪意のある人への対処法。(以下要約)

  悪意を持つと苦しい。
  だから、悪意を持っている人は、相手にも悪意のタネを蒔こうとしている。
  悪意に対して、悪意で対抗すると、結局自分が苦しくなる。
  だから、相手の悪意に染まらないように冷静に淡々と対処する。

このように、「かぼ」と純平は話しをしています。

私は本書を読んでから、嫌な人と遭遇しても、
「相手の悪意に染まらないように」と考えるようにしています。

そうすることで、相手の行為ではなく、自分の気持ちに
フォーカスできるようになり、ずいぶんイライラが減りました。

 Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 


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