活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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渡邉美樹のシゴト進化論

渡邉美樹のシゴト進化論
渡邉美樹のシゴト進化論
(2008/04/17)
渡邉 美樹 商品詳細を見る

満足度★★

ワタミのCEOの渡邉美樹さんが、20代~30代のビジネスパーソンに
向けて熱く語った仕事論・人生論の本です。

本書は、雑誌「日経ビジネスアソシエ」に2005年から2008年まで
連載されていたコーナーの「ミキイズム」に加筆し、まとめられたものです。

期間が3年間にも及ぶ連載ですから、
その時期のワタミの状況報告や時事ネタを交えつつ、
渡邉さんが何を考え、どう行動したかが披露されています。

こうして、書籍でまとめて読むと、渡邉さんの根底にある
考え方を知る意味では良いのですが、
やはりリアルタイムで連載時に読んだ方が臨場感があって
良いような気がします。

“社会でサバイバルするための考え方”と、“品格のある生き方”。

この一見相反する考えを、同時に持つことが本書のテーマ。

会社経営以外にも、学校、病院、介護、農業、環境問題、NPO活動など
様々な分野に対し、渡邉さんの独自の見解が示されます。

冷静に考えると、ちょっと変なことも言っているのですが、
それが渡邉さんの単なる思い込みであっても、
圧倒的な情熱で、目標に向かって邁進するパワーがあります。

渡邉さんは、よく「夢に日付を入れよ」と言いますが、
夢手帳に日付を入れたから達成したというより、本書を読む限り
元々持っていた情熱やパワーで、夢を成し得たという印象です。

本書は、自分に喝を入れたいと思っている人向け。
精神論の嫌いな人には、向きません。

しかし、それでいいんです。

渡邉さんは、「私はニートが嫌いです」と公言するように、
“ついてこれるヤツだけ、ついてこい”というのが、
渡邉流なのですから。 

この本から何を活かすか?

  「株主は同士。(中略)株を売買し、お金を儲けることだけが
  目的の株主は株主だと思っていません。」

これも渡邉流の考え方。

そこまで言うなら、流動性を確保する必要はありません。
どうせならワタミ全株式に20~30年のロックアップ(売却制限)を
つけたらどうでしょう。

買ったら最後、売れない。

そうすると、渡邉さんの理想とする株主だけになるでしょう。
勿論、私はそんな株、絶対に買いません。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 

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