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質問会議

質問会議 なぜ質問だけの会議で生産性が上がるのか?
質問会議 なぜ質問だけの会議で生産性が上がるのか?
(2008/09/20)
清宮 普美代 商品詳細を見る

満足度★★★★★

この会議、面白そう。

発言が、必ず「質問」か、その「答え」に制限されて、
自発的に意見を言うことが禁止された会議。

それが、本書で紹介される「質問会議」です。

人は質問されると、瞬時にその答えを考えようとします。

本書の表現を借りると、

  「質問が相手の脳にスイッチを入れる」

ということになります。

その反応を利用し、チーム全体の思考に
スイッチを入れようとするのが質問会議です。

もともとの考えは、会議と行動をセットにした
アクションラーニングをベースにしていて、
著者の清宮普美代さんが質問会議と命名したようです。

質問中心に会議が進みますから、
トヨタ流の「なぜを5回繰り返す」が会議に組み込まれ、
問題の本質に、チームとして迫っていく感じでしょうか。

この会議は、他にも次のような特徴があります。

  ・ファシリテーター(ALリーダー)の力量が問われる
  ・振り返り(リフレクション)の時間が組み込まれている
  ・問題を再定義する工程がある

3番目の「問題の再定義」は、ある程度、会議の中で質問が出た後で、
本当の問題は何かをチームとして共有するために行われる工程。

チームとして出した再定義に、1人でも同意できないメンバーがいたら、
引き続き、問題を明確にする質問が繰り返されるようです。

人は、ただ漠然と考えるより、ある条件のもと(フレームワーク)で
考えた方が、思考しやすい性質がありますから、
質問とその答えに制限された会議では、自由に意見を言う会議より、
発想が広がるのかもしれません。

この本から何を活かすか?

ということで、早速、我が家の「家族会議」で導入。

少人数の話し合いでは、ファシリテーターを兼任するしかなく、
多少ギクシャクもしましたが、ミニ質問会議では、
いつもとはちょっと違った話し合いができました。

本書で言われている通り、「問い」がチームに共鳴し、
同じ意識や、思考の土台を作っていくという雰囲気が、
なんとなく分かりましたが、やはり本当のビジネス上の会議で、
実践してみたいものですね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 

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| 会議術・ファシリテーション | 09:51 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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