活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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読書進化論

読書進化論~人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか~ (小学館101新書) (小学館101新書 1)
読書進化論~人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか~
(2008/10/01)
勝間 和代 商品詳細を見る

満足度★★★★

読書方法と、そのアウトプット方法が書かれていると
予想していましたが、良い意味で裏切られました。

前半は、ウェブ時代の「本」との付き合い方ですが、
後半は、本を売るためのマーケティングについて書かれています。

勝間さんは常々、「書く努力の5倍、売る努力をする」
と語っているそうすが、本を書くだけで終わらず、
それ以上の労力を使って、著者自らが売ることにエネルギーを
注いでいるのは、さすがです。

本書では、勝間さんが本を売るために行ってきた、
マーケティング手法が紹介されていますから、
これから本を出したい人は(既に出している人も)必見でしょう。

また、書店関係者のインタビューや、勝間さん支持者(カツマー)の
発言の引用がやたら多いのが、少し気になりますが、
コラムの代わりに、勝間さんが書店内を歩く様子を
実況中継的にレポートしているのは、興味深い試みでした。

いくら、勝間さんの行動に興味があっても、ずっと後をつけて歩くのは、
ストーカー行為になってしまいますから、どういうコーナーで
どんな本をチェックしているかの軌跡が紹介されているのは貴重です。

自分の書店内での行動と比較しても、面白いかも。

  「本は、あなたの人生を豊かにし、あなたを進化させます。」

勝間さんは締めの言葉で、このように語っていますが、
主語が“読書は”ではなく、“本は”になっていることが、
本書のすべてを物語っています。

書店に足を運び、本を選び、その本を読む。
更には、自分も本を書き、その本を売り、売上から寄付をする。
ここまでの、本に関わる一連の行為すべてが、
ウェブとの関わりによって、誰もが可能な時代になったということですね。

ウェブ版「読書進化論」のサイトはこちら。
勝間さんの「本」関係のブログは、こちらです。

この本から何を活かすか?

著者からの持ち込み企画が、採用になるかどうかの一番のポイントは、

  「“とにかく著者が面白いかどうか”にしている」

というディスカヴァー21社の干場社長の話しが紹介されていました。

文章力よりも、人間的な魅力がカギということです。

突き詰めると、

  ・他人と違った経験をしているか?
  ・他人と同じ経験でも、違った視点で見ることができるか?

のどちらかの要素があれば、他人から面白いと感じられるはず。

人と違う経験が、なかなかできそうにない人は、
ものの見方をずらしてみるのが、
本を出すための近道ということでしょうか。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 

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| 読書法・速読術 | 07:56 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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