活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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90日変革モデル

90日変革モデル 企業変革を加速させる3つのフェーズ (Harvard Business School Press) (Harvard Business School Press)
90日変革モデル 企業変革を加速させる3つのフェーズ
(2008/05/22)
ベナム・タブリージ 商品詳細を見る

満足度★★★

比較的大きな企業向けの改革の「手引書」です。

同じ「90日」をタイトルにしていても、
神田昌典さんの本とは、かなり趣向や対象が異なります。

著者のベナム・タブリージさんは、10年以上にわたり、
500社以上の企業を調査し、成功要因となるフレームワークを
導き出しました。

それが、「90日変革モデル」です。

実際には、

  ・準備 : 30~90日
  ・計画 : 30日×3フェーズ(この部分が、90日変革モデル)
  ・実行 : 半年~1年

のスケジュールになっており、90日に該当するのは「計画」の部分だけで、
変革を実行するのは、91日目以降になります。

内容としては、特に斬新なものはありません。

しかし、企業の規模が大きくなると、
従来の手法で着実に変革すること自体が難しいですから、
こういったロードマップは役に立つはずです。

また、規模の大きくない会社では、変革モデルそのものより、
タブリージさんの調査から抽出された、
「包括性」・「統合性」・「迅速性」・「コミットメント」
という4つの成功要因を参考にすると良いかもしれません。

本書で変革が成功された企業として、事例が紹介されているのは、
3M、日産、アップル、ベリサイン、ベイ・ネットワークスなど。

個人的には、以前、カーリー・フィオリーナさんの本を読んでいたので、
ヒューレッド・パッカード社の2人のCEOの手法を比較する、
「フィオリーナさん VS ハードさん」のケーススタディが
興味深く読むことができました。

もちろん、フィオリーナさんが失敗事例で、ハードさんが成功事例です。

この本から何を活かすか?

さすがに長期間の調査研究に基づいているだけあって、
本書には、調査方法や数量モデルについて
40ページもの資料が、付録として掲載されていました。

本書の意図するところとかなり違いますが、
私の場合は投資目的で、企業データなどを分析するのが好きです。

本書の分析方法や評価プロセスで参考になるものはないか、
もう少し詳細に、この付録部分を読み込んでみようと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.  


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| 経営・戦略 | 11:23 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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