活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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ジム・ロジャーズ中国の時代

ジム・ロジャーズ中国の時代
ジム・ロジャーズ中国の時代
(2008/06/14)
ジム ロジャーズ 商品詳細を見る

満足度★★★

本書は、bestbookさんのブログで、半年くらい前に
原書が紹介されていて、読んでみようかなと思った本です。

私は、きっと林康史さんが、いつものように翻訳してくれるだろうと、
勝手に予想して、楽な道(日本語版)を待っていました。
(bestbookさんは、その後、日本語版も記事にされています)

本書は、言ってしまえば「中国株投資ガイドブック」です。

しかし、そこは冒険投資家として知られるジム・ロジャーズさん。

自らが、実際に中国を走破し肌で感じたことに、
投資家としての冷静な分析や、深い洞察を加えることで、
本書を単なる投資ガイド以上の「作品」に仕上げています。

  「ドルを売って元を買って、子供に中国語を学ばせ、
  商品を買おう。それから、自分自身経験や眼力を使って
  競争優位のある中国の新興ブランドを見つけよう。」

これが、ロジャーズさんの基本的なスタンスです。

巷では、中国の悪い面ばかりが強調されることが多いですが、
ロジャーズさんは、中国の長期的な見通しを固く信じています。

また、ロジャーズさんは、

  「この本は耳寄り情報のカタログではないし、
  推奨株のリストでもない。」

と書いていますが、
実際に本書で紹介される中国株銘柄リストには、
150近くの銘柄が掲載されています。

中国株に投資している人にとっては、馴染み深い銘柄も多いでしょう。

私も、実際に保有するものから、過去にお世話になったもの、
初めて見る銘柄まで、色々載っているな~という印象でした。

私にとっては、投資家としてのロジャーズさんの視点を
学ぶという意味で勉強になる本でした。

この本から何を活かすか?

中国株は時に暴騰し、時に暴落しながら、長期では上昇しています。

これは、誰にでも投資のチャンスがあり、
タイミングを誤ると、高値掴みする可能性があることを意味します。

私も中国株の活躍がなければ、セミリタイヤする時期が
もっともっと遅れていたはずです。

そこで、私自身は一時期より、だいぶ中国株への投資比率を下げていますが、
これから中国株と付き合う人向けに、
思いつくままに、いくつかTipsをまとめてみました。

  1.やはりQさん情報は重要。しかし、挙がった銘柄に即反応してはいけない。
  2.空のバスは何度も来る。あせって満員のバスに乗ってはいけない。
  3.間違っても、1銘柄に全力投球してはいけない。(売買停止は日常茶飯事)
  4.中国株だからこそ、ファンダメンタル分析は自分の手で徹底して行う。
  5.ドルコスト平均法が“長期では”、かなり有効に機能する。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.  

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| 経済・行動経済学 | 10:33 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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