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ETF投資入門

ETF投資入門 上場投信・徹底活用ガイド
ETF投資入門 上場投信・徹底活用ガイド
(2008/03/20)
太田 創 商品詳細を見る

満足度★★★

ETFとは、Exchange Traded Fundの略で、
正確に言うと違いますが、知らない方がイメージするためには、
「インデックスファンドを個別上場株式のように扱えるようにしたもの」
と考えると良いでしょう。

以前は、日本で買えるETFの種類は少なく、
流動性や売買単位を考えると、自動的に何を買えば良いかが
決まってしまうような状況でした。

しかし、2008年現在では日本で上場しているETFは20本近くあり、
更に日本で上場していないものの、証券会社で買える海外のETFを
含めると、選択範囲は70本近くにもなるようです。

そこで、本書では前半でETFそのものの特徴や背景を解説し、
後半ではETFを使った投資法を提案します。

今までも、資産運用のひとつの手段として、
ETFを推奨する専門家は多くいましたが、
そのほとんどは、何も考えずただ買えば良いという、
暗にバイ・アンド・ホールドを示唆するような程度でした。

しかし、本書では、ETFの特徴を活かした短期トレードや空売り、
リスクの管理方法や心理面のコントロールにまで触れていて、
実際にETFで運用を考えている人の側に立って、
役立つ情報が丁寧に書かれた、ETF投資ガイドになっています。

ただ、ETFを使ったドルコスト平均法は、
売買単位の関係で、「株式るいとう」を使う方法が紹介されていましたが、
これはちょっと無理やり感があるような気がしました。

著者の太田創さん自身も、ドルコスト平均法を
資産運用の一つの柱にしていると言っていますが、
ETFを使ったこの方法では、やっていないハズです。

この本から何を活かすか?

著者の太田さんは、今まで「南山宏治」というペンネームで、
本を執筆したり、ブログホームページの運営をしています。

その太田さんが、南山宏治と名乗っていた時代から
提唱している投資方法が、「ヒラメ戦術」という投資方法です。

これは、年に数回の大幅な下落局面をじっと待ってから
ETFを買うという投資方法です。

言ってしまえば、単に逆張りでETFを買うだけで、
以前出されていた本は、この投資法だけで
一冊の本になっていたので、変な意味でスゴイと感心していました。

しかし、本書は情報的な価値もある良書です。
本書のフォロー情報などを太田さんのブログで発信してくれれば、
もっと良いものになりそうですね。

私は、最近上場しているETFについてあまり調べていなかったので、
本書をきっかけに、もう少し詳しく調べてみようと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.   


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