2008.05.06 Tue
24時間投資大作戦

24時間投資大作戦―マーケットは眠らない
(2008/03/14)
T・L・バズビー、山本 章子 他 商品詳細を見る
満足度★★★
本書は、トレーダー養成機関(DTI)を主宰する
トーマス・L・バズビーさんによる投資指南本です。
メインは短期の株・指数先物の取引についてですが、
中長期の取引や、他の金融商品のアドバイスも書かれています。
バズビーさんは、米国で取引する際の方向性を探るため、
先に開くアジアのマーケットに注目しますが、
これは、日本のマーケット参加者が前日の欧米マーケット動向に
注意を払うのと同じことですね。
本書の前半(1〜6章)は投資エッセイ的な内容で、
後半(7〜16章)に具体的なアドバイスが書かれています。
約340ページあるので、“時間のない方”は、
次のような読み方をすると効率的かもしれません。
1〜6章 → 読み飛ばす、または章末のまとめだけ目を通す
7〜9章 → 自分の投資スタイルに合った部分を読む
10章 → 自分のリスク管理に照らし合わせ、確認しながら読む
11章 → 噛みしめながら読む
12〜16章→ 実際にトレードするときの参考にする
バズビーさんは、有名なアブラハム・リンカーンさんの言葉
「木を切るのに8時間もらえるなら、私は斧を研ぐことに6時間費やす」
が、トレードにも当てはまると指摘し、
“90%の時間を考えることに、取引そのものには10%の時間”を
使うように勧めます。
しっかりと分析した上で、むやみに取引せず、
ここぞというチャンスのときだけ、勝負に参加するのは、
マーケットで生き残っていくためには、重要なことですね。
この本のタイトルは、
「24時間を使いこなし、主となるマーケット以外の情報を
うまく活用する」といった感じで、当然、それに関する記述もありますが、
どちらかと言うと、それ以外の部分でけっこう参考になる本でした。
この本から何を活かすか?
投資指南本の場合、著者がどういう立場で、
本を書いているのかが、気になるところです。
バズビーさんは、自らもトレードをする、
トレーダー養成機関(DTI)の主宰者です。
しかし、本書は翻訳本だからなのかもしれませんが、
よくありがちな、「本書を読んだら、入会しよう!」
といった勧誘臭さが、ほとんど感じられません。
そのことが、逆に私をDTIのサイトにサクセスさせました。
→ Day Trading Institute DTI
「訳者あとがき」にもありますが、バズビーさんの取引結果が
カレンダーに表示されています。
→ Trade Calendar
ちなみに、緑は勝ち・赤は負け・黄色は取引なしで表示されています。
Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
| 投資やトレード、お金 | 07:17 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑


