活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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グローバル化時代の資産運用

グローバル化時代の資産運用―ハッピーリタイアメントを目指して (現代の錬金術師シリーズ 58)
グローバル化時代の資産運用―ハッピーリタイアメントを目指して (現代の錬金術師シリーズ 58)
(2008/02/14)
浅川 夏樹 商品詳細を見る

満足度★★★

投資と恋愛の共通点は、何でしょう?

本書の著者、浅川夏樹さんは銀座のホステスが本業(バーを経営)ですが、
ちょっとしたプロよりも、海外での資産運用に詳しい個人投資家です。

浅川さんは本書で、「執着すると悪化する」ことが、
投資と恋愛の共通点と説明しています。

本書は、そんなホステスさんならではの話しを
織り交ぜながら説明されていますが、
非常に情報量の多い資産運用の指南書です。

基本方針は、「セクターで最も競争力のある企業に投資する」こと。

目的が海外分散投資ではなく、最強の企業に投資した結果、
地域が分散されるという考えです。

例えば、一般消費財のセクターが有望と思うなら、
花王とライオンを比較するのではなく、P&Gと比較して
最も競争力のある企業の株を買うということです。
(とは言っても、本書でメインとして扱われているのは、
個別の株ではなく、ファンドですが)

本書に掲載されている浅川さんのポートフォリオは、

  ・日本株25%
  ・先進諸国株式ファンド20%
  ・中国株10%
  ・米国株10%
  ・エマージングファンド10%
  ・ヘッジファンド10%
  ・その他15%(キャッシュ、国債、その他ファンド)

となっています。(2008年1月現在)

このポートフォリオの中で、実際に浅川さんが
購入しているファンドも、本書で数多く紹介されています。

ただし、その多くがオフショア口座を開設しなければ、
購入できないものなので、 これを読んで、
すぐに真似するにはハードルが高そうです。

しかし、本書には海外に口座を開設する際の英文例なども掲載され、
いろいろな情報がシッカリ調べて書かれていますから、
いい加減なプロの書く投資本よりも、海外投資に興味のある方には、
よっぽど価値がありそうです。

この本から何を活かすか?

本書は、ホステスさんになぞらえた話しがなければ、
「海外投資の専門家が書いたの?」と思えるぐらいの
情報が詰まっています。

そこで、私はこの本を読むまで浅川さんのことを
知らなかったので、主催するサイトを見てみました。

かなり本格的に海外投資について情報発信しているようです。

「銀座のホステスが・・・」という枕詞は、
ウソではないようですが、うまくそのキャッチフレーズに
乗せられた感じがします。

 Miss a meal if you have to, but don't miss a book.  


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