活かす読書

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ビジネスマンのための「数字力」養成講座

ビジネスマンのための「数字力」養成講座
ビジネスマンのための「数字力」養成講座
(2008/02/27)
小宮 一慶 商品詳細を見る

満足度★★★★

「数字」に関連する本が、最近いろいろ出版されているので、
最初に他の本との位置関係を確認してみます。

  ・山田真哉さんの「食い逃げされても・・・」と比べると、
  もう少し踏み込んでいて、もっと実用的に書かれています。

  ・細谷功さんの「地頭力を鍛える」と比べると、
  地頭を鍛える前段階の部分に、より焦点が当てられています。

  ・本書の著者、小宮一慶さんの前作に当たる
  「“発見力”養成講座」とは、本質的には共通し、
  本書はその実践編に当たると、まえがきで説明されています。

本書で、小宮さんの言う「数字力」とは、
数字を使って全体を把握し、具体的に考え、目標を達成する
ことができる力を指します。

この本では、その「数字力」を
次の3つのステップで養成を図ります。

  1.数字を把握する
  2.数字と数字を関連づける
  3.数字をつくっていく

そして、基本的な力をつけるために、
本書では、途中にミニ演習問題も掲載されていてます。

例えば、
  日本の直近の「合計特殊出生率」はいくらですか?

など、どちらかというと、これらは考える過程を重視するよりも、
“押さえておくべき数字”としての意味合いが強そうな問題です。

また本書では、

  第2章 数字の見方“七つ”の基本
  第3章 数字力を阻害する“六つ”の罠
  第4章 数字力が高まる“五つ”の習慣

と、いたるところで数字にこだわっていますが、
何を覚えて、どう訓練したら「数字力」が身につくか、
具体的に分かりやすく書かれていて、
小宮さんのバランス感覚の良さを感じさせる本でした。

この本から何を活かすか?

次の数字、知っていますか?

日本のGDP、人口、労働人口、世帯数、一般会計予算、財政赤字額・・・
同様にアメリカや中国、世界全体の数字も・・・

私は、細谷功さんの「地頭力を鍛える」で、
フェルミ推定問題にチャレンジしたときに、
ポイントとなる具体的な数字がわからないため、
何度も何度も遠回りして推定する羽目になりました。

「この数字さえ、分かっていれば」と何度思ったことか。

小宮さんは、“基本的な数字は、あらかた覚えておく”ように言います。

確かに、常識として知っておいた方が良いですね。

本書には、巻末に付録として、覚えておくべき数字が
リストとして載っているので、便利です。

私も、これを機に少しは覚えようと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.   


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