活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い

「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い   禁じられた数字〈下〉 (光文社新書)
「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉
(2008/02/15)
山田 真哉 商品詳細を見る

満足度★★★

かなり実験的な本でした。
著者の山田真哉さんの苦労のあとが見てとれます。

上巻のタイトルが『食い逃げされてもバイトは雇うな』であるのに対し、
下巻では『「バイトを雇うな」なんて大間違い』となっています。

このように、本書ではいったん主張したことを
あとから覆す展開を、何度かたどります。

それは、なぜか?

もっとスマートに書けば良いのに、とも思いますが、
それは山田さんに、本書の上下巻を通じて伝えたい
熱い想いがあったからです。

それは、「複数の視点を持つこと」

世の中の風潮として、物事を単純化して主張した方が
インパクトもあり、受入れられやすい傾向がありますが、
山田さんはその傾向に、自らも陥りやすいことを認めたうえで、
警鐘を鳴らします。

ですから本書では、上巻の考えではバイトを雇わないことが正解になり、
視点を変えると、バイトを雇うことが正解となることを示したかったのです。

本書は上下巻でタイトルを変えること以外にも、
女子大生会計士の物語をはさんだり、紙面の色や文字の大きさを変えるなど、
様々な工夫が施されていました。

その辺が、ちょっとスマートさを欠く印象を与えかねませんが。

ちなみに、サブタイトルの「禁じられた数字」とは、
事実だけど人の判断を惑わす数字のことをいいます。

なぜ、“禁じられた”なのかというと、
やろうと思えば誰にでもできるけれど、お互いのために決してやらない
格闘技の禁じ手のようなものだから、と説明されています。

この本から何を活かすか?

山田さんは本書で、計画通りに進めたいがゆえに、柔軟性を失い、
数字に支配されしまうことに対して、注意を促します。

私は、2月11日に勝間和代さんの
効率が10倍アップする新・知的生産術」の記事をアップたときに、
万歩計生活をしばらく続けると書きましたが、今はもう、やめています。

それは、「万歩計の奴隷」になりかけたからです。

昨日よりもっと歩こうと思って、ついつい無理をしてしまいがちでした。

しかし今度は、別の問題が発生。

私が外した、万歩計に小1の娘が興味を持ち、
現在、私以上に「万歩計の奴隷」になっています。
自分で表を作って、毎日記録している様子。

今日は、あまり「万歩計の奴隷」にならないよう、話をしてみます。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.  

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| 会計・ファイナンス・企業分析 | 07:36 | comments:2 | trackbacks:3 | TOP↑

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