人を出し抜く超・仕事術―「レバレッジ思考」を20代でマスターせよ! (凄ビジ・シリーズ 7) (2008/02) 本田 直之 商品詳細を見る 満足度★ 先に言い訳をしておくと、上記の満足度★は、 決して本書の内容が悪いというわけではありません。 ただ、私には合わなかったということです。 それもそのはず、本書は主婦の友社が“25歳以下”の ビジネスパーソンを対象に、「凄ビジ」シリーズとして 出版した本の1冊だからです。 安...
美容院と1000円カットでは、どちらが儲かるか?―できるビジネスパーソンになるための管理会計入門!(2008/02/01)林 總 商品詳細を見る満足度★★★管理会計を学ぶためのビジネスストーリーです。著者は公認会計士の林總(はやし・あつむ)さん。前作「餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」では、父親の死で急遽アパレル会社ハンナの社長に就くことになった由紀が、会計のプロである安曇のレクチャーによって管理会計を学び、...
一生の幸せにつながる一日の過ごし方 (ゴマ文庫 (G006J)) (2007/11/07) 船井 幸雄 商品詳細を見る 満足度★★★ 経営コンサルト業界の重鎮、船井幸雄さんが書く 毎日を健康で幸せに過ごすための、ビジネスエッセイです。 船井さんは現在74歳。 本書は船井さんが60歳ころまでに知り、行ってきた生き様を ストレートに記したと、まえがきで述べています。 この本では、幸せに生きるための考え方や、時間の使い方に 多くのページを割き...
不機嫌な職場~なぜ社員同士で協力できないのか (講談社現代新書 1926)(2008/01/18)河合 太介、高橋 克徳 他 商品詳細を見る満足度★★あなたの職場は、ギスギスした雰囲気がありますか?本書は、一人ひとりが利己的・断絶的で、冷めた関係が蔓延していて、それがストレスになる職場を「ギスギスした職場=不機嫌な職場」と呼び、職場がそうした状況になってしまう原因を探り、協力性・親和性が高い、血の通った組織に変革するための...
非属の才能 (光文社新書 328) (2007/12/13) 山田 玲司 商品詳細を見る 満足度★★★ 著者で漫画家の山田玲司さんは、 対談漫画「絶望に効くクスリ」を描くために、 数多くの各界のトップランナーにインタビューするうちに、 「才能は“どこにも属せない感覚”のなかにこそある」 ということを発見します。 どこにも属さないことによって、 群れの中で発生しがちな、「同調の圧力」を避け、 自分の持っている感覚を大切...
なぜ、追いつめられたネズミはネコに噛みつくのか? (2008/01/08) 溝口 耕児 商品詳細を見る 満足度★★★ タイトルになっている「なぜ、追い詰められたネズミは~」は、 諺の「窮鼠猫を噛む」からきています。 本書は、「なぜ?」に対する答えを解説した本ではなく、 追い詰められたネズミが持つような「火事場の馬鹿力」を 自在に使うためのトレーニング方法を説明した本です。 このチカラは、誰の中にも眠っていて、 「超意識(ス...
「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉(2008/02/15)山田 真哉 商品詳細を見る満足度★★★かなり実験的な本でした。著者の山田真哉さんの苦労のあとが見てとれます。上巻のタイトルが『食い逃げされてもバイトは雇うな』であるのに対し、下巻では『「バイトを雇うな」なんて大間違い』となっています。このように、本書ではいったん主張したことをあとから覆す展開を、何度かたどります。それは、...
最近、このブログもスパムコメントが増えてきましたので、 コメント投稿の際に、「画像認証」が必要な設定に変更させていただきました。 先日、本以外の記事として、モンティ・パイソンのDVDを紹介したのも何かの縁なのかもしれません。スパムの語源はモンティ・パイソンのスケッチに由来しています。スパム、スパム、スパム、スパム、スパーム・・・・・・・さて、コメント投稿の際に変更になった部分ですが、「コメント送信」の...
本は10冊同時に読め!―生き方に差がつく「超並列」読書術 本を読まない人はサルである!(2008/01/21)成毛 眞 商品詳細を見る満足度★★★本書は、元マイクロソフト日本法人社長の成毛眞さんの「庶民」から脱するための読書術を紹介したものです。成毛さんが勧めるのは「超並列」読書術ですが、これは、自分の家の各部屋・トイレ・机・カバンの中などに常時いろいろな分野の本を2~3冊置いておき、それを持ち歩かずに、その場所、その場...
会社の歯車から抜け出す方法 人生を劇的に楽しくする仕事のルール(2008/01/23)田渕 裕哉 商品詳細を見る満足度★★★★これは、本書にあった「風船のたとえ話」です。 ある遊園地でピエロが、子どもたちに風船を配っていました。 ひとりの男の子は、もらってすぐに、その風船を飛ばしてしまいました。 その子は、すぐにまた風船をもらおうと列に並びました。 ピエロは、その子に「風船はひとり一つだから、もうあ...
組織行動論の実学―心理学で経営課題を解明する(2007/09/07)DIAMONDハーバード・ビジネス・レビ 商品詳細を見る満足度★★★★ 次の質問に「はい」か「いいえ」で、お答えください。 「あなたは、組織で倫理に基づいて行動していますか?」 私は、倫理に基づいて行動したいと思いますが、 それができているかどうかは、あまり自信がありません。 しかし、本書では自信を持って「はい」と答えた人にこそ、 “道徳家ほど、己...
Happy Bible 成功への未来予想図 (2008/01/05) 名倉 正 商品詳細を見る 満足度★ あなたは、ネットワーク・ビジネスに偏見がありますか? 実は、私には、ちょっと偏見があります。 きちんと商品を売っているので、ねずみ講ではないことは理解できますが、 実際に接したことのある方々の言動を見て、 「ちょっと、いっちゃったな~」という感想を持ってしまったからです。 たまたま、私の見た方たちが、そうだったのかもしれません...
頭のいい段取りの技術(2007/12/20)藤沢 晃治 商品詳細を見る満足度★★★あなたは、1時間当たり“マイナス7000円”の残業をやりますか?サービス残業ならまだしも、1時間残業する毎に7000円の損失をもたらす残業なんて、誰もやりたくありません。しかし、本書の著者である藤沢晃治さんにとっては、ごく普通の残業が、“マイナス7000円”の残業のようです。それは、残業して会社からもらう時給が3000円でも、失う...
金融機関のカモにならない! おカネの練習問題50(2007/11/22)吉本 佳生 商品詳細を見る満足度★★★★★この本は、あなたが、金融機関にとって料理しやすい「カモ」かどうかを判定してくれます。本書は、お金に関する練習問題が50問と、その解説が掲載されています。著者は、「スタバではグランデを買え!」で有名な吉本佳生さん。それでは、あまり金融知識がなくても解ける問題をここで、一問だけ紹介してみましょう。 Q. ある衣料...
初対面3秒の魔法(2007/11/13)佐藤 伝 商品詳細を見る満足度★★★★本書の著者、佐藤伝さんは、「人間関係のほとんどは、“初対面の3秒”で決まる」と言います。もちろん、3秒でその人のすべてが、伝わる訳はありませんが、最初の3秒で与えた印象を覆すには、かなりの時間やエネルギーを必要とする、ということです。それでは、最初の3秒で、いったい何を伝えれば良いのか?それはビジネスマナーや礼儀より、もっと根本的な...
世界一愚かなお金持ち、日本人(2008/01/13)マダム・ホー 商品詳細を見る満足度★★★著者のマダム・ホーさんって、いったい何者?これが、私が本書を手にした、一番の理由です。プロフィールを拝見すると、日本人でありながら、渡米し、華僑の妻となり、不動産投資で成功した方のようです。ですから、日本人、中国人、米国人の3つの視点でお金や投資、そして豊かさについての考えが、本書に紹介されています。例えば、本書で紹介され...
幸せな経済自由人という生き方 ライフスタイル編 (ゴマ文庫) (2008/01/05) 本田 健 商品詳細を見る 満足度★★★ 本書は、本田健さんの書き下ろし文庫本です。 シリーズ第一弾と書かれていたので、 これから第二弾、第三弾と出てくるのでしょう。 本書のテーマは、「経済的自由」と「幸せ」を両立させること。 これについて、本田さんが“教える”というスタンスではなく、 副題に「60のヒント」とある通り、 いろいろな考...
スティーブ・ジョブズ 偉大なるクリエイティブ・ディレクターの軌跡 (2007/12/17) 林 信行 商品詳細を見る 満足度★★★ 「傲慢で、無礼で、激しくて、注文の多い完璧主義者。 でも、未熟で、もろくて、感じやすく傷つきやすい一面もある。 精神的で、洞察力があり、カリスマ的だが、普段は強情で、 頑固で、まったく信用するに足りない」 アップル元CEOのジョン・スカリーさんは、 かつて、スティーブ・ジョブズさんについて、こう...