活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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無法バブルマネー終わりの始まり

無法バブルマネー終わりの始まり──「金融大転換」時代を生き抜く実践経済学
無法バブルマネー終わりの始まり──「金融大転換」時代を生き抜く実践経済学
(2008/01/16)
松藤 民輔 商品詳細を見る

満足度★★★

松藤民輔さんの、「終わりの始まり」シリーズ第3弾です。

前作の「世界バブル経済終わりの始まり(2007年6月出版)」が、
あまりも見事に、サブプライム・ショックを言い当てていたので、
松藤さんの言葉に、耳を傾けない訳にはいきません。

さて、本書での松藤さんの主張は、次のような流れです。

  1.サブプライム問題は、これからが本番
  2.中国のバブル崩壊も近い
  3.資源に頼り過ぎのロシアの限界も近い
  4.だから、これからは「金投資」がベスト

あくまでも、メインシナリオは、NYダウ暴落、金価格上昇です。

悪い言い方をすれば、
これから世界経済がもっと悲惨な状態になると煽って、
自分がビジネスをする「金」へ誘導しているとも、
言えなくもありませんが、松藤さん独自の鋭い視点が随所に見られ、
単なるポジショントークとして、聞き流すことはできません。

ここは自分の頭で考えながら、松藤さんの発言を一つ一つ精査して、
取るべきアクションを選択していく必要がありそうです。

本書でも、

  ・サブプライムでの損失計上額が極端に少ない
   ゴールドマン・サックスこそが問題の本命
  ・アメリカ住宅バブルは日本の戦略
  ・北朝鮮が中国に変わって、世界の生産拠点になる

など私には、新鮮な視点を与えてくれました。

最近、サブプライム問題にも慣れ(?)、松藤さんブログ
松藤民輔の部屋」をしばらく訪問していませんでしたが、
これを機にまた覗いてみようと思います。

この本から何を活かすか?

前作を読み終わった時(2007年8月上旬)、私は大証に上場が
予定されていた、金ETFに注目しました(2007年8月7日の記事参照)。

<大証:金ETFのチャート>


本書では、その大証の金ETFについても触れられ、
2008年春に上場が予定されている、東証版の金ETFも紹介されています。

東証版は大証版と異なり、現物との交換も可能なようです。
乗換えをする人も出てくるのではないでしょうか?

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.  


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