活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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頭のいい人が儲からない理由

頭のいい人が儲からない理由 (講談社BIZ)
頭のいい人が儲からない理由 (講談社BIZ)
(2007/03/27)
坂本 桂一 商品詳細を見る

満足度★★★★

私は、著者の坂本桂一さんのことを全く知りませんでしたが、
かなり個性の強い方のようで、面白く読むことができました。

その強烈な個性ゆえ、言っていることに若干、
整合性に欠ける面も感じられますが、本書の趣旨は、次の3点です。

  1.常識にとらわれるな
  2.成功するには、自分の頭で「戦略」を考えぬけ
  3.成功するまで、執念深くサイコロを振り続けよ

1.の常識を否定する部分では、
「人脈なんて少ない方がよい」、「新聞なんて読むのはムダ」など
刺激的な言葉が並びます。

しかし、坂本さんが一番強調しているのは、
2.の「戦略」の重要性で、「成功したければ戦略を立てる力を磨け」
と言っています。

私は最近、吉越浩一郎さんの著作を読んだばかりだったので、
坂本さんと吉越さんの主張が、かなり異なったのが印象的でした。

2人の代表的な主張を比較してみると、

  ・会議 → 坂本さんはムダ、吉越さんは重要
  ・目標 → 坂本さんは重要、吉越さんはムダ
  ・戦略 → 坂本さんは重要、吉越さんはムダ

となります。

つまり、坂本さんは「走る前に、最短のルートを考えるタイプ」で、
吉越さんは「走りながら、ルートを考えるタイプ」と言えそうです。

本書では後半に紹介される事例が、坂本さん自身の成功例が多いため
ちょっと自慢っぽく聞こえるのが、玉に瑕ですが、
読んでいて、ハッとさせられる点も多くある一冊でした。

この本から何を活かすか?

坂本さんは、ビジネスの正解は「ドラゴン桜」の真逆にある
と書いていますが、私は、そう思いません。

私自身は、「ドラゴン桜」は受験というルールの中で、
ゴールするための最適の戦略を実行するマンガだったと考えています。

もちろん、受験とビジネスでは、ルールもゴールも全く違いますが、
最適の戦略を実行するという点については、
共通しているのではないでしょうか。

ですから、あくまでルールとゴールの違いであって、
方法論自体が「ドラゴン桜」の真逆ではないように感じます。 

ところで、ドラゴン桜の続編(?)の「エンゼルバンク」ってどうですか?

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 


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