活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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だらしない人ほどうまくいく

だらしない人ほどうまくいく
だらしない人ほどうまくいく
(2007/09)
エリック・エイブラハムソン、デイヴィッド H.フリードマン 他 商品詳細を見る

満足度★★★★

あなたは、「だらしない人」と呼ばれるのと、
「きっちりした人」と呼ばれるのでは、どちらがイイですか?

<だらしなさ>は、弱さの表れだったり、
欠点と考えられるのが、一般的ですね。

この常識に対し、本書が指摘するのは、
<きっちり>するには、驚くべき手間とコストがかかるという事実。

更に、それだけのエネルギーを割く価値が、本当にあるのか?
という点を、読者に問いかけます。

そして、本書では豊富な事例を用い、
<だらしなさ>の持つメリットを説明します。

中でも、<だらしなさ>の持つ柔軟性の事例として、
現カリフォルニア州知事である、アーノルド・シュワルツェネッガーさんが、
首尾一貫しない予測不能なふるまをする人間の典型として、
紹介されているのが、なかなか笑えます。

マジメな話しとして、本書が主張するのは、
<きっちり>系のシステムに、
ほんの少しだけ、<だらしなさ>を加えることの有効性です。

ですから、当たり前のことですが、<だらしなさ>も、あるレベルを超えると
機能不全に陥ることや、入り込む余地のないケース(例えば眼科手術、ATMなど)
があることも同時に指摘されています。

だらしない、眼科手術って想像しただけでも痛そうですね~。

また、冷静に考えてみると、世間を騒がすニュースの中にも、
<きっちり>の呪縛に囚われ過ぎて、
隠蔽や、でっちあげにつながるケースも多そうですから、
<きっちり>も度が過ぎると、弊害になることは明らかです。

本書を読むと、<だらしな>系の人にとっては、その後ろめたさを解消し、
自身をもって、だらしなライフを送ることができますし、
<きっちり>系の人にとっては、きっちりの強迫観念から開放され、
少しは肩の凝りが、ほぐれることでしょう。

ちなみに、私の<だらしな度>は、本書のチェックシートで見ると、
  「ほどほどの<だらしな>系」で、
きっちり度50%、だらしな度50%と判定されました。

<だらしなさ>系の達人の域には、もう一歩のようです。

この本から何を活かすか?

私は、子供の<だらしなさ>には、つい口を出してしまいがちでした。

しかし、本書を読むと、問題があるのは、
どうでもいい事にこだわる親(私自身)だったようです。

もう少し、子供の<だらしなさ>に対する許容を広げる努力をしてみます。 

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.


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