活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


2007年12月 | ARCHIVE-SELECT | 2008年02月

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稼ぐ超思考法

カリスマ・コンサルタントの稼ぐ超思考法 ~仕事と人生に効く「問題解決力」が身につく20の方法~
カリスマ・コンサルタントの稼ぐ超思考法 ~仕事と人生に効く「問題解決力」が身につく20の方法~
(2007/11/07)
岡本 吏郎商品詳細を見る

満足度★★★

帯の写真やコピーを見る限り、
「スタバではグランデを買え!」に似た印象を受けます。

しかし実際に中身を読んでみると、
帯の謳い文句とは、大きく隔たりがあることが分かります。

これは、必然の裏切りなのかもしれません。

“まえがき”に書かれてる本書の目的は、
「モノの見方に焦点を合わせた、20の思考法を身につけ、
目の前の現実から、未来を予測できるようになる」こと。

しかし、この本には違和感を覚えるくらい多くの用語が登場します。

  プリコラージュ、逆選択、価値関数、カオスの縁、欲望の三角形
  ポアンカレの法則、1・3・5の法則、親指の法則・・・

一見すると、雑学の本のようです。

実は、ここには著者の岡本さんの痛烈な
“近道思考”への批判が込められています。

「○○の法則」という言葉を使うことで、わかったような気になる。
あるいは、典型的な例に当てはめ、思考を単純化してしまう。

こういった近道思考の傾向に対して、警鐘を鳴らす意味で、
岡本さんは、あえて本書にラベルとなる用語を
散りばめて使っているように思えます。

本書は、もともと3冊分あった原稿量を、
出版可能な200ページ程度のページ数に圧縮したようです。

その際、「岡本さんの書きたい内容」と「出版社の売りたい内容」
とのせめぎ合いが、どこか実験的で奇妙な雰囲気を
醸し出しているなかもしれません。

帯のコピーと内容の相違も、これに起因すのでしょう。

この本から何を活かすか?

岡本さんは、なにか仕事をはじめる場合、
まず、「誰に嫌われたいか」を明確にするそうです。

“逆さまから考える”ということですが、
まさに、天邪鬼の岡本さんらしい発想です。

極端に考えることで、異なる視点から物事を見ることができ、
思考の幅が広がるのかもしれません。参考になります。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.


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