活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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金融商品にだまされるな!

金融商品にだまされるな!
金融商品にだまされるな!
(2007/11/09)
吉本 佳生商品詳細を見る

満足度★★★★

最初に、本書の位置づけを明確にしておきましょう。

本書の著者である吉本佳生さんの他の著作と比べると
  ・「スタバではグランデを買え!」より、テーマが少し専門的です
  ・「金融広告を読め」より、情報が新しくなっています

他の方の著作と比べると
  ・竹川さんの「投資信託にだまされるな!」と同じ装丁ですが、内容は上級
  ・永野さんの「プロが絶対買わない金融商品」と同じくらいの過激さです

こんなところでしょうか。

さて、唐突ですが、以下の「○×クイズ」を考えてみてください。

 1.預金はインフレに弱い商品である
 2.経済規模をベースにすると、日本の輸入依存率は高い
 3.金融商品は、なるべく特約が多く付いたものの方が安心
 4.「投資型」の年金保険はインフレに強い
 5.銀行で金融商品を買う場合は、3月と9月が有利になる
 6.二重通貨預金は、かなり客側に有利な金融商品だ
 7.変動金利型の個人向け国債は、かなり客側に不利な金融商品だ
 8.富裕層向けに開発された金融商品は、客側に有利なものが多い

いかがでしかた?

これは、この本に書かれている内容をもとに、
私が作ったクイズですが、答えは、この記事の後半で。

本書で扱う金融商品は、仕組預金、個人年金保険、二重通貨預金、
EB債、日経平均リンク債、富裕層向け金融商品などなど。

金融機関の売り手口はどんどん進化し、一見すると
魅力的に見える金融商品が、どこの銀行の窓口に行っても
販売している時代になりました。

これを吉本さんは、次のように指摘します。

「銀行などの金融機関が派手な広告やパンフレットで宣伝する
金融商品のほとんどは、とても危険な欠陥商品ばかりなのです。
しかも、売る側の銀行員などが、その仕組みや危険性をまったく
理解せずに売っていることが多いのです。」

金融商品の仕組に不慣れな人は、本書を読むと、
ちょっと頭の体操っぽく思えるも知れません。

しかし、客の情報・理解不足につけこんで、儲けようとする
金融商品が数多く販売されているようですから、
こういった本を読んで、自衛することが賢明でしょう。

この本から何を活かすか? 

さて、クイズの答えです。
1~8、すべての答えは、「×」です。

中には、ちょっと意外に思えるものもあったかもしれませんね。
詳しく知りたい方は、是非、本書を読んでみてください。 

「将来のインフレが心配だから、普通預金にしておきます」

このフレーズは、金融機関の窓口で言うと、
その窓口の担当者の“リトマス試験紙”になる
と吉本さんは説明しています。

今度、試してみます。

May the reading be with you!     


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