活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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運は数学にまかせなさい

運は数学にまかせなさい―確率・統計に学ぶ処世術
運は数学にまかせなさい―確率・統計に学ぶ処世術
(2007/07/20)
ジェフリー S.ローゼンタール 商品詳細を見る

満足度★★★★

ある大学のサークルに、41人の学生が所属していました。
ここに所属する学生のうち、同じ誕生日の人がいる確率
(年を除き月日のみ)は、どれくらいでしょうか?

  a)11.7%
  b)41.1%
  c)70.6%
  d)90.3%

これは有名(?)な「バースデー」問題ですが、
答えはなんと、d)の90.3%です。

私も初めて聞いた時は、思ったより、
はるかに高い確率で、驚いたことを覚えています。

本書のテーマは確率・統計。

人は、不確実なことをできるだけ避け、
場合によっては、恐怖感さえ抱くことがあります。

しかし、私たちは生きていく限り、
この不確実性から逃れることはできません。

そこで私たちに残される選択肢は、 次の2つです。

  1.不確実性に翻弄され生きていく
  2.不確実性を理解して、よりよい決断をする

この「2番目」の選択をするため、
つまり、よりよい決断をするための考え方を
わかりやすく示してくれるのが、本書です。

確率・統計になじみのない人にとっては、
ランダム性、大数の法則、有意確率、ポアソン・クランピング・・・
などど聞くと、すぐに眠くなりそうな用語ですが、
本書では、誰にでも当てはまりそうな、
日常生活のエピソードを交えながら、
まったく数式を使わず、非常に丁寧に説明しています。

また、第9章にコーヒーブレイクとして掲載されている
“確率探偵エース・スペード”の短編小説も、
なかなか良くできていて、面白く読むことができます。

この本から何を活かすか?

相関関係があっても、因果関係があるとは限らない

これは、統計学者の戒めの言葉として、本書に載っていましたが、
よくマスコミの報道などでも、相関関係を因果関係のごとく、
説明している様子を見かけます。

鵜呑みにしないよう、気をつけなければなりませんね。

May the reading be with you!  

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