活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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食い逃げされてもバイトは雇うな

食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉
食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉
山田 真哉 (2007/04/17)
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満足度★★★

世の中には不思議な人もいるものです。

株式投資で、“企業研究して選んだ銘柄”と“適当に選んだ銘柄”、
どちらの方法が良いパフォーマンスを示すか、実際に株式を購入し、
実験した人がいるようです。

その人こそ、本書の著者。山田真哉さんです。

さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」が売れたので、
念願の実験ができた書いていましたが、実際に購入してみないと、
検証できないようでは、投資家としては失格ですね(笑)。

さて、本書の目的は“数字がうまくなること”。

「さおだけ屋」では、身近な例を題材に、
かなり分かりやすく会計の初歩が説明されていましたが、
本書では、会計以前のいろいろな「数字」の見方について、
もっと易しく、またまた身近な面白話を例に説明しています。

ですから、数字が苦手な人には内容的に役立つかもしれませんが、
それ以外の人は、軽い面白読み物として読むことになります。

ただ、タイトルやサブタイトルのつけ方、上下巻への分割など
売るための工夫が詰め込まれているので、
いろいろと勉強になる点は多くありますね。

ちなみに、本書のタイトルは、ラーメン屋など飲食店の場合、
食い逃げされるコストと、新にバイトを雇うコストを比較して、
感情ではなく、経済合理性で判断せよと言う意味です。

こう説明されると、面白くもなんともない話ですが、
それを興味を引き付ける本にできるのが、山田さんの才能でしょう。

この本から何を活かすか?

本書のなかで、数字の見方として「期待値」の話しが出てきました。

確かに私も、世間では意外と期待値を
意識していない人が多いなあと、実感することがあります。

例えば、宝くじ売り場に並んでいる方たちを見ると。

「無くしても惜しくないけど、いざ当れば、すばらしい何かが待っている」

こんな期待で買ってしまうのでしょうか?
“宝くじ効果 Lottery Effect”と言うそうですが、
ちょっと研究してみる余地はありそうです。

May the reading be with you!

 


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