活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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ビジネスの“常識”を疑え!

ビジネスの“常識”を疑え!
ビジネスの「常識」を疑え!
遠藤 功 (2007/04/19)
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満足度★★★

著者の遠藤さんは、早稲田大学のビジネススクールで
教授をされています。

そのゼミで遠藤さんは、学生に「本を読むな!」
指導する場合があるそうです。

なぜ、そんな指導をするのか?

それは、「自分の頭で考える」ため。

つまり、本を読むことで得た知識や情報を、
自分の頭で考えたと錯覚し、完全な思考停止状態に
陥ることがあるから
、と遠藤さんは説明しています。

これは、ハッとさせられる指摘です。

ビジネスで一番危険なのは、この思考停止に陥ること。

そして実際に、ビジネスの常識を信じたばかりに、
判断を誤ったという事例が枚挙に暇がないと、
遠藤さんは、指摘しています。

・総合は時代遅れ、それは本当か?
・セグメンテーションすれば効率化できる、それは本当か?
・スピードがなにより大切、それは本当か?
・有名企業にはいい人材が集まる、それは本当か?
・企業の寿命は30年、それは本当か?

などなど。本書では、ビジネス上でよく耳にする60もの常識に、
次から次へと、疑問を投げかけ、反証していきます。

反証は、常識に抗して成功した企業の例をあげて
行われていますので、その成功例だけでも参考になります。

この本から何を活かすか?

本書は「常識の罠におちいらないため」の5つのポイントで
締めくくられています。

 1.貪欲に勉強して、まずは常識を学ぶ
 2.学んだ知識をベースにして、自分の頭で
  「考える」「判断する」ことを常に意識する
 3.「二次、三次情報」ではなく、
  自分の五感で集めた「一次情報」を大切にする
 4.データは「事実の一部」にすぎないと認識する
 5.自分の「主観」を最重要視する

まずは、この本に書かれている内容も、
物事のある一面を表しているに過ぎないと考え、
疑うことから、始めたいと思います。

May the reading be with you!

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