活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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プロが絶対買わない金融商品

プロが絶対買わない金融商品-あなたは「カモ」られている-
プロが絶対買わない金融商品-あなたは「カモ」られている-
永野 良祐 (2006/12/14)
扶桑社

満足度★★★★

エピローグで驚かされました。

金融のプロ、著者の永野さんの所有金融資産。

そのほとんどが、普通預金。
ほか2割程度がインデックスファンドとか。

なぜプロなのに、いろいろな運用をしていないのか?

それは、「持っているお金を増やすことに違和感がある」から
と書かれています。

金融のプロで、こういうふうに公言している方が
いることにビックリしました。

さて、本書は「投資信託にだまされるな!」では簡単すぎると感じたり、
もっと詳しく金融商品の仕組みを、知りたい方に最適な一冊です。

基本構成は、
商品説明→典型的な売り文句→その商品のカラクリ→商品開発の裏側
という流れで、説明されています。

元外資系金融機関で、デリバティブを使った商品開発を
長年やっていた方だけあって、「商品開発の裏側」が
わかりやすく解説されていますね。

本書では、「買ってはいけない金融商品」を中心に
話が進みますが、永野さんが勧める対象は以下の通りです。

  ・単純な株式投資
  ・個人向け国債
  ・郵便局の定額貯金
  ・外為証拠金取引

全体的に、辛口な書き方ですが、わかりやすくきちんと根拠も
述べられているので、金融機関の売り文句にのってしまいそうな方は、
一読してから、金融機関に足を運んではいかがでしょうか。

この本から何を活かすか?

とりあえず、郵便局の「投信の売り文句」を聞きに行ってみました。
その時の、私と郵便局の投信担当者との会話です。

 私:おすすめの投信ありますか?
 郵:「野村世界6資産分散投信」を買われる方が多いですよ。
 私:このファンド、外国株式のベンチマークは何ですか?
 郵:(あわてる)え~っと・・・(一生懸命、なにか資料を探す)
 私:(目論見書を見て)あ~、MSCIの“KOKUSAI”なんですね。
 郵:いいえ、外国株式に“国債”は入っていません。
 私:そうじゃなくて、モルガン・スタンレーのインデックスで・・・
 郵:なんですか、それ?

こんな会話か繰り返され、あまり郵便局の「売り文句」は聞けませんでした。

May the reading be with you!


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