活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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日本人の給料はなぜこんなに安いのか ~生活の中にある「コスト」と「リターン」の経済学~


日本人の給料はなぜこんなに安いのか ~生活の中にある「コスト」と「リターン」の経済学~ (SB新書)

満足度★★★
付箋数:22

  「 “こんなに頑張っても、なぜ私の
  給料は増えないんだろう?” 
   “年金って、払うだけで損するんじゃ
  ないの?” 
   “高額商品ってレンタルと購入、
  どっちがトクなの?” 
   “空き家が多い時代、家って買った
  ほうがいいの? それとも賃貸がいいの?” 
  生活をしていると、素朴な疑問が
  浮かびます。
  生きていることはお金と切り離せません。
  本書ではこのところ頻繁に耳にする
  時事トピックをきっかけに、こうした
  疑問をできるだけデータをもとに
   “コスト” と “リターン” の観点から
  経済学的に分析していきます。」

私たちの素朴なお金に関する疑問に
答えてくれるのは、坂口孝則さん。

テレビやラジオのコメンテーターとして
活躍する調達・購買コンサルタントです。

他に『牛丼一杯の儲けは9円』や
レシートを捨てるバカ、ポイントを
貯めるアホ
』などの著書がある方です。

では、本書のタイトルにもなっている
日本人の給料について見ていきましょう。

  「実際、日本人の給料は
  どうなのでしょうか?
  結論から言ってしまうと、この20年、
  日本人の給料は右肩下がりに
  なっています。」

日本人の平均給与を1997年と比べると、
2017年の時点では下回っているので、
下がっていることになります。

特に給料の下落率が大きいのは、
30代中盤から40代の世代のようです。

また、海外と比較しても先進国の
中では、日本人の給料は低い水準に
あるデータも示されています。

では、なぜ、日本人の給料は安いのか?

坂口さんは、その理由を4点挙げています。

 1. 日本の社会は「製造業」がベース
  にあるから
 2.  流動性の低さ
 3.  給料の上方硬直化
 4.  人事評価の不徹底

いずれの理由も坂口さんの解説を読むと、
納得感がありました。

では、事実も理由も確認したところで、
給料を上げたいと思ったら、私たちは
どうしたらいのでしょうか。

選択肢は、「転職」「独立」「副業」
の3つです。

稼げる可能性は「独立>転職>副業」
の順番ですが、リスクについても
同じ順番です。

この中で、多くの人が考える「転職」
について坂口さんのアドバイスを
見てみましょう。

  「重要なのは、日本のみならず、
  給料の多くは “業種業態である程度
  決まる” という点です。
  ミもフタもない話になりますが、
  給料を上げたければ “平均給与が高い、
  稼いでいる業界を選べ” ということに
  なるでしょう。」

本書は、他にも年金、モノの購入、
住宅購入についても「コスト」と
「リターン」の視点で解説しています。

橘玲さんの著書の中でも本書のような
論点や結論は見かけます。

ただし、橘さんほどクセが強くない
ので、一般受けする本だと思います。

この本から何を活かすか?

坂口さんは、次のような未来予測を
しています。

  「私はそのうち冷蔵庫がタダで
  配られる時代になると予想しています。」

なぜ、無料になるかというと、
無数のセンサーがネットにつながって
いて、使った分が自動で配送される
システムになるから。

ただし、これを「ラクでムダ」のない
システムと考えてはいけないようです。

コスト意識がない買い方になって、
高い値段で惰性で買い続けてしまう
可能性があるからです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.


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| マネー一般 | 05:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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人生100年時代の稼ぎ方


人生100年時代の稼ぎ方

満足度★★★
付箋数:21

  「人生100年時代と聞いて、多くの人が
  真っ先に思い浮かべるのが、お金の
  不安だと思います。(中略)
  会社や国からお金は減っていくのに、
  寿命は延びて “なかなか死ねない” 
   “死なせてくれない” という皮肉さを
  帯びながら、わたしたちは人生100年
  時代に突入しました。
  皆さんが不安を抱くのも、無理はない
  状況です。」

では、どのように人生100年時代の不安を
解消したらよいのでしょうか?

今からできることは何なのでしょうか?

こういった疑問に答えるべく、2018年11月
に北海道・釧路市で行われたイベントが
「エジソン01 in 釧路」でした。

登壇者は、勝間和代さん、久保明彦さん、
和田裕美さんの3名。

限定130枚のチケットはすぐに売り切れ、
当日は大勢の立ち見客が出るほど、
大盛況のイベントとなりました。

テーマは「人生100年時代の稼ぎ方」。

本書は、その講座の内容に一部加筆して、
書籍化したものです。

100年時代でも、困らずに生きていくには、
4つの管理が必要だと言います。

それは「健康管理」、「時間管理」、
「金銭管理」、「感情管理」の4つ。

これらは、将来稼げるようになるために、
今から管理すべき要素です。

そして、今後デジタル化が進む世界でも、
「稼ぐために必要な能力」は、実は今と、
それほど変わらないと言います。

むしろ、デジタル化するからこそ、
その能力があれば、突出して稼げるように
なるようです。

それはコミュニケーションに関わる
3つの能力です。

第一に、「人として好かれる力」を
身につけること。

これは心掛け次第で、いかようにも
発揮することができます。

特に同性に好かれる能力が重要です。

第二に、「相手の話をとことん聞く力」。

人は誰でも自分の話を聞いてもらいたい
と思っています。

相槌を打ちながら、相手の話をしっかり
聞くことが、あなたの存在価値を高めます。

第三に、相手の「幸せな決断をサポート
する力」です。

日本人は欧米人に比べて、本音を隠す
傾向があります。

その言語化されていない心情を汲み取り、
決断をサポートすることが、稼ぐことに
直結します。

これは端的に言うと、セールス力です。

こういった能力を身に着けつつ、
将来も得られる年金以外の収入源を
早い時期から作っておくことが、
大切なようです。

これは、副業をつくることです。

副業は、将来の収入になればいいので、
すぐに稼げなくても焦る必要はありません。

ただし、老後になって始めるのではなく、
今から始めることが重要です。

メルカリで何か物を売ってもいいし、
ブログなどのアフィリエイトで稼いでもいい。

稼ぐことに直接フォーカスすることより、
「人に感謝される」ことをモチベーションに
副業を始めるのがいいようです。

また、以前から勝間さんが言っている
ことですが、「収入の7~8割で暮らし、
2~3割を投資信託で増やす」ことで、
本書は締めくくられていました。

「世界株式インデックス」など低コストな
投資信託をドルコスト平均法で購入する
ことが、本書でも推奨されていました。

私も、この投資の王道は誰もが簡単に
できるので、将来に向けてやるべきことの
1つだと考えています。

本書は、将来のお金や仕事の不安から
解放するために、未来像を多角的に
見せてくれる本だと思います。

この本から何を活かすか?

老後資金として2000万円が必要という
金融庁の試算が、以前、話題になりました。

ただし、個人的にはこの資金を食いつぶす
のではなく、ここから収入を得るように
する必要があると考えます。

資産運用で重要なのは、最初にストックを
作ってから、その後にフローを作ること。

そうすれば、人生120年時代になろうが、
150年時代になろうが、お金に関する
不安はなくなります。

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| マネー一般 | 05:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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親子ゼニ問答


親子ゼニ問答 (角川新書)

満足度★★★★
付箋数:25

 康平 『年収300万円時代を生き抜く経済学
   が自身のヒット作としてあるわけ
   だけど、公表されているデータを
   見てみると、日本の現状は当時予想
   していたものよりひどいよね。

 卓郎 ここまで日本の現状が悪化することは
   予想できなかった。でも、当時は年収
   300万円時代が訪れると言っても、
   誰一人まともに聞いてくれなかったんだ。
   むしろ、「アイツはトンデモ経済学者だ」
   とか、散々な言われようだったんだよ。

2003年光文社から刊行された森永卓郎さんの
年収300万円時代を生き抜く経済学』。

当時そんな時代が来るわけがないと
考えていた人も多かったように思います。

しかし、15年以上経ってみると年収300万円
でもリッチに思える時代になりました。

国税庁の調査によると、1997年の平均給与は、
約420万円でしたが、2017年では約370万円
になっています。

これだけだと、300万円は超えているように
見えますが、労働者の約4割を占める、
非正規雇用者に目を向けると、もっと厳しい
現状が見えてきます。

2017年の非正規雇用の平均給与は約175万円。

  「このデータを見て、どう感じるだろうか。
  もはや年収300万円は人々を不安にさせる
  言葉ではなく、むしろリッチな人にすら
  見えてしまうのが現状だ。」

本書は、経済アナリストとしてマスコミに
よく登場する森永卓郎さんと、その息子さんで
同じく経済アナリストの森永康平さんの
「ゼニ教育」に関する共著本です。

親子なので、実際に森永家で教育した側と
された側の両方の意見を聞くことができます。

ちなみに、康平さんは2018年に起業して、
親子への金融教育を行っている方です。

本書では、それぞがお金について語る
パートと、対談するパートのがあり、
両面から、お金との正しい付き合い方を
学べるようになっています。

卓郎さんの若干偏りがちな考えを、
康平さんがうまくバランスを取っている
ような印象を受けました。

 プロローグ 我が家の金融教育のはじまり
 第1章 おやじ、「年収300万円時代」は
    見通しが甘かったよな!
 第2章 3世帯に1世帯が貯蓄ゼロ
    「まず貯めろ!」は間違ってなかった
 第3章 これからはお金に働いてもらう時代
    だけど、博打はNG
 第4章 この世にうまい話はないぞ
    日本人は臆病なくせして、欲深い
 第5章 算数すら使わず理解できる経済学
 第6章 家でお金の話を隠さない
 第7章 我が家の金融教育(卓郎編・息子2人)
 第8章 我が家の金融教育
    (康平編・娘2人と息子1人)
 エピローグ 親子ゼニ問答(親子対談)

個人的には、卓郎さんの康平さんへの
教育方針には好感がもてました。

  「料理人が弟子に対して、 “技術は
  目で盗め” と丁寧な指導をしない
  やり方と一緒で、康平に与えた情報は
  断片的だった。ただ、康平は、断片情報
  に自分で勉強したピースを加えることで、
  ジグソーパズルを完成させた。
  自分で調べて、考えたほうが、ずっと
  身に付くから、私は放置スタイルの
  金融教育自体が大きな間違いだったとは
  思わない。」

仕事が忙しかった卓郎さんは、
丁寧に系統立てて、お金の教育を
康平さんに施したわけではありません。

ヒントだけ与えて、自分で考えさせる
スタイルだったようです。

結果として、その方がたくましい子が
育つことを康平さんが証明しています。

本書は、これからお金との付き合い方を、
家庭でどのように教えようかと考えて
いる方には、参考になると思います。

もちろん投資経験のない大人の方が
読んでも、十分学びのある内容です。

この本から何を活かすか?

村上世彰さんが、中高生に投資経験を
積んでもらうために、10万円を供与する
教育プロジェクトがあります。

中高生に1年間株式投資をしてもらい、
1年後に元本は返済します。

利益が出たら自分のものにできて、
損失が出ても残っている資金だけを
戻すというもの。

この教育プロジェクトに、卓郎さんは、
反対しています。

それは、「リスク」と「リターン」が、
一致していないから。

確かに、自分でリスクを取った上での
投資ではないので、本当の意味での
学びになるかは、微妙に思えますね。

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| マネー一般 | 05:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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50代からの「稼ぐ力」:会社にも年金にも頼らず生きる方法


50代からの「稼ぐ力」:会社にも年金にも頼らず生きる方法

満足度★★★
付箋数:21

  「定年退職後の人生を豊かで充実した
  ものにするためには、死ぬまで “稼ぐ力” 
  が必要となる。 “稼ぐ力” があれば
   “名札” と “値札” が付くから、
  自分が勤める会社では余人をもって
  代えがたい人材となり、他社からも引く手
  あまたになる。起業することもできるので
   “定年” という概念はなくなる。
  その “稼ぐ力” がないと、会社依存の人生、
  他人依存の人生、政府にいいように左右
  されてしまう人生になってしまう。
  だが、自分の人生は自分自身で操縦桿を
  握ってコントロールすべきである。」

本書は、タイトルに「50代からの」と
ありますが、実は40代・30代の人こそ
読んだ方がいい本です。

今、50歳より上の人は、60歳で定年退職後、
公的年金が受給開始される65歳まで、
5年間の無収入の期間があります。

この「魔の5年」を貯金を切り崩してでも、
やり過ごせば、何とかなります。

しかし、今、50歳以下の人は
そうはいきません。

公的年金の受給開始年齢は、今よりも
更に引き上げられて、「魔の15年」に
なる可能性があるからです。

本書は、定年退職後の人生を豊かにする
ために、「稼ぐ力」を身につけることを
勧める本です。

著者の、大前研一さんは、2004年に
50代からの選択』という本を書いています。

その本は、50歳までに出世していなければ、
もう将来に見込みはないので、人生そのもの
をエンジョイしてハッピーに死ぬことを
考えるよう勧めたものでした。

しかし、本書は50歳までに出世して
いなくても、「稼ぐ力」さえあれば、
自分の好きな人生を送ることができる
という、より前向きなものです。

仮に、会社の出世競争で負けていても、
人生の勝負では勝てるというメッセージ
が伝えられています。

具体的には、「月15万円」を稼ぎ出す
ことを目標とします。

定年する前の人にとっても、「月15万円」
稼ぎが多いと、かなり生活は楽になり
ますから、是非、稼ぐ力を身に付けたい
ところです。

では、どのようにして「稼ぐ力」を
身に付けるのか?

大前さんは、会社にいる間にスキルを
磨くことを推奨しています。

そして、スキルだけでなく、お金を生む
発想力も磨くように勧めています。

その中の1つ具体的な提案として、
「55歳社内起業制度」が紹介されていました。

これは個人側ではなく、会社側への提案
ですが、個人にも会社にもメリットがある
制度のようです。

55歳から新しいことができるのかと、
半信半疑の人もいるかもしれません。

しかし、大前さん自身も「ビジネス・
ブレイクスルー」を起業したのは
55歳のときです。

ですから、55歳で起業することが、
不可能ではないことを証明しているのです。

それでは、本書では何をして起業する
ことを勧めているのでしょうか?

 ・借金をしない不動産ビジネス
 ・外国人観光客相手のガイドビジネス
 ・葬祭ビジネス
 ・食ビジネスでの地方創生

これらが、大前さんが挙げる狙い所の
ビジネスです。

実際に何をするのかは別にして、
定年後に向けて、お金を貯めるのではなく、
キャッシュフローを作るという発想は
必要だと思います。

それは、60代になってすぐにできる
ことではないので、30代以降になったら
徐々に準備を始めた方がいいでしょう。

この本から何を活かすか?

  「生活を切り詰めて老後の蓄えを
  増やしても、幸福度はほとんどアップ
  しない。余分なお金をいくら持っていた
  ところで、その分、他人よりも幸せに
  なれるわけではないのである。」

お金は、あくまで人生を楽しむためのもの。

大前さんは、死ぬまでに貯金を使い果たす
生き方を勧めています。

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| マネー一般 | 05:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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あなたと子どものお金が増える大金持ちの知恵袋30


あなたと子どものお金が増える大金持ちの知恵袋30 (単行本)

満足度★★★★
付箋数:26

オトバンクの上田さんから献本いただきました。
ありがとうございます。

  「この本は “子どものお金教育をどうすれば
  いいのか” に迷っているお父さんお母さんに
  向けて書きました。
   “最高のファイナンシャル・リテラシー” 、
  つまり “最高のお金の知識” を身につければ、
  資産かといわれる富裕層に匹敵するほどの
   “豊かなマネーライフ” を送ることが
  できます。という私の信念をお届けしたい
  と思っています。」

このように語る著者の菅井敏之さんは、
元メガバンクの支店長でした。

しかし、40代で退職して不動産投資で成功。
現在は「お金の町医者」と呼ばれている方です。

本書では、これまで多くの資産家の方々と
付き合ってきた菅井さんが知り得た、
「お金持ちの知恵袋」を伝える本です。

「お父さんお母さん向け」と言っていますし、
本書のタイトルにも「あなたと子どもの」と
入っています。

しかし、子どもがいるいないに関わらず、
お金がなかなか貯まらない人は、
本書をぜひ読んで欲しいと思います。

シンプルで当たり前だけど、強力なお金を
貯めるための「真理」が書かれています。

なぜ、本書に書かれていることが
「真理」と言えるのか?

それは、本書の「お金持ちの知恵袋」の
多くが、我が家で実践してきた内容
だからです。

実際にやってきたからこそ、お金が増える
効果は間違いないと、私は自信を持って
オススメできます。

とは言っても、本書には、特別なことが
書かれているわけではありません。

一般的に知られていることも多いでしょう。

しかし、それを実際に長期間実践している人は
意外と少ないように思います。

そこを誰でもできるように促してくれる
ところが、本書から滲み出る菅井さんの
人間力なのだと思います。

 知恵袋2
  「財務諸表」こそが最初に必要な筋肉。
  「自分の資産」をちゃんとグリップできる
  力がこれからますます必要になる。

財務諸表と聞くと、ちょっと難しく感じるかも
しれませんが、要は収入と支出、資産と負債が
見えるようになっていればいいのです。

損益計算書(PL)に当たる家計簿と、
貸借対照表(BS)に当たる資産負債内訳が
あることが個人・家庭でも必須です。

  「自分の資産を “数字で見える化” して、
  常に課題や可能性を発見し、計画を立てて
  行動しているのが資産家です。」

 知恵袋3
  まず貯蓄、残りで暮らす。
  お金を貯める方法は、たったこれだけ!
  「貯蓄筋」はコツコツ育てるべし。

お金を「どう増やすか」は、いくつもの方法が
ありますが、「どう貯めるか」はこの方法に
尽きると思います。

収入があったら、必ず最初に貯蓄にまわす。

本書では収入の15~20%を貯蓄にまわすのが、
基本中の基本と説明されていました。

これは、日本の「公園の父」といわれる
本多静六さんが『私の財産告白』の中で
紹介していた「月給4分の1天引き貯金」
と共通した考えです。

ちなみに、『私の財産告白』は、
当ブログでは、資産形成のバイブルとして、
これまで何度も紹介してきた本です。

菅井さんの「お金持ちの知恵袋」は、
かなりの部分で、本多さんの考えに通じる
ところがありますね。

菅井さんは、「人の喜びのために」
お金を使うことが、真のお金持ちになる
ことだと言います。

本多静六さんは、日比谷公園を始め、
日本全国に多くの公園を造り、
停年と同時に全財産を寄付していますから、
本物のお金持ちの中の本物です。

そこまでの大金持ちにならなくても、
本書の「お金持ちの知恵袋」の考えは、
お金に困らない人生を送るためには、
必読だと思います。

この本から何を活かすか?

  「 “お金” を管理するには“行き先の
  見える貯金箱”が一番です。
   “お金をもらったら、必ず貯金” を実践
  させやすいように、貯金箱は複数用意します。
   “短期の貯金” と “長期の貯金”  “消費” 
   “投資” と、行き先ごとに用意することに
  なりますから貯金箱は少なくとも
  4つ必要となりますね。」

我が家でも、常に8つ以上の行き先が見える
貯金箱が用意されています。

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| マネー一般 | 06:03 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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